七つの感情ストラトス   作:銀の巨人

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ノア、散る

ノアside

 

 

 

僕が山田先生を止めて、鈴とセシリアが山田先生と模擬戦をし終わった後、専用機持ちを班長としてISの歩行練習が始まったのだが・・・

 

「織斑君!よろしくね!」

 

「デュノア君!第一印象から決めていました!」

 

「エルリック君!ISについて教えて!」

 

とまぁこんな感じで僕達三人にの所に集中してしまった。

 

千冬「何をやっている馬鹿者!!出席番号順で並べ!!」

 

織斑先生が怒鳴ると女子生徒達はすぐに出席番号順に並び始めた。

 

千冬「最初からそうしろ馬鹿者!」

 

そしてIS歩行練習が順調に進み・・・いや、ボーデヴィッヒ少佐とシャルルと織斑のグループは中々進んでないようだ。

 

本音「エルルン~、次は私だよ~」

 

ノア「ん、そうか、じゃあ打鉄に乗ってくれ」

 

本音「あの~、どうやって乗ればいいんでしょうか~?」

 

なんと打鉄が立ったまま停止していた。なので本音はこの打鉄に乗れなかったようだ。

 

1組の生徒「あ、ごめん。座らせるの忘れてた」

 

鷹月「これはもう、エルリック君が本音を”お姫様抱っこ”して乗せるしかないね!」

 

谷本「そうね!ささっ、エルリック殿、早いとこ本音を”お姫様抱っこ”して乗せてあげて下さいませ!」

 

何故かこの二人はお姫様抱っこを妙に薦めているし本音は期待したような目でこちらを見ている。

 

ノア「いや、僕が登って座らせれば・・・」

 

谷本「いやいやいやいや、ここは本音を乗せてあげようよ!」

 

鷹月「そうそう、それにこっちの方が時間短縮になるし!」

 

うむ、確かに鷹月さんの言い分には一理あるが・・・

 

ラスト(ノア、やりなさい)

 

ノア(ラストまで!?)

 

ノア「ん~、わかった、じゃあ特別に乗せてあげるよ」

 

本音「ホントに~!わぁい~、やった~♪」

 

ノア「ほら本音、早く掴まって」

 

本音「はぁい~♪///」

 

鷹月&谷本「「グッチョ!!」」

 

この二人は何がしたかったんだ?まぁそれはそうと僕は本音にお姫様抱っこして打鉄に乗せて、本音は歩行練習を始めた。それに他の生徒よりも操縦が上手くて少し驚いた。

 

千冬「何をしている?」

 

僕が本音を乗せて歩行練習させている途中に織斑先生が来た。

 

・・・・・・終わった・・・・・・

 

僕は瞬間的に自分の死を自覚した。それは織斑先生が原因では無い・・・否、織斑先生もだがそれよりも、もっと恐ろしい鬼神がいた、どれだけ最速で逃げようと必ず追い詰めてくるであろう鬼神が・・・

 

エマ「‥お兄ちゃん・・・?」

 

ノア「い、いや・・・これは、ですね・・・」

 

エマも笑顔ではあるが目が笑っていない。

 

その後、僕は織斑先生に鉄拳制裁をくらい、エマにはまずアッパーをくらいそのまま続けて空中コンボを16連撃くらって思わず気絶しそうになったがなんとか耐えた。そしてエマの16連撃には周りの生徒のみならず流石の織斑先生もドン引きしていたと言う。

 

千冬「それでは最後に時間が余ったので各グループ対抗レースを行う。アリーナの周りを打鉄とラファールを纏ってレースを行うのでスタート位置につけ、順番は各グループで決めろ」

 

織斑、シャルル、ボーデヴィッヒ少佐の三人のグループは一位を争うどころか最下位を争うと言う結果になってしまった、一位が僕で二位が鈴、三位がセシリアになった、シャルル達三人は織斑先生から説教を受けて午前の授業の終了のチャイムが鳴り織斑先生からシャルル達三人の班はISを片付けてから休憩に入れと言明された、だがボーデヴィッヒ少佐の班は彼女だけで片付けるよう言われた、何故ならボーデヴィッヒ少佐が職務放棄した中で班の生徒は僕の手伝いもあったが独学で頑張ってたからである。

 

 

 

ノアside out


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