七つの感情ストラトス   作:銀の巨人

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VTシステム

突然ラウラが叫ぶとシュヴァルツェア・レーゲンが溶けて、かつての色は真っ黒だが織斑千冬が使っていた専用機【暮桜】の姿になっていた。

 

一夏「嘘・・だろ・・あれは暮桜・・・」

 

ノア「くっ!(最悪の状況だ・・・)「ふざけるなよ・・」!?織斑?」

 

一夏「ふざけるなよ!それは・・千冬姉のものだーー!!!」

 

ノア「馬鹿!!待て!!むやみ・・!!」

 

ノアは状況がかなり悪い事を考えてた時、一夏から声が聞こえ振り向くと突然一夏が叫び黒い暮桜に突っ込んで行ってしまった。ノアは止めようとするが黒い暮桜が一振りの刀を出して急接近する一夏に横一線したノアは最強の目を使い避けた。

 

一夏「ぐうああぁぁぁーー!!!!」

 

ノア「っ・・危なかった・・何だと!?」

 

一夏はもろに受けISも待機状態に戻ってしまったが気絶はしてなかった。ノアも避けたが後ろを見るとアリーナのシールドバリアーが斬られていた。幸い客席までは届かなかったがもう一度同じ攻撃が来たら今度こそ客席に届く。シールドバリアを壊されて客席は大混乱し全員慌ててアリーナから避難しようと出入り口に向かってる。

 

一夏「ぐっぐぐぐ・・・」

 

ノア「チッこれは本当に不味いな・・」

 

千冬『エルリック聞こえるか!』

 

ノア「はい、織斑先生、状況は?」

 

千冬『現在、避難をさせているが此方も大混乱してる。今教員部隊が出撃準備をしてるが・・後10分掛かる・・』

 

ノア「かかり過ぎです!それでは彼女の命が先に尽きてしまいます!!」

 

千冬『分かってる!・・すまないがエルリック・・』

 

ノア「みなまで言わないで下さい・・僕が国家錬金術師として、否・・一人の人間として何とかします!!」

 

千冬『・・頼む・・ラウラを救ってくれ・・それと一夏を・・』

 

ノア「分かってます・・織斑も避難する様に言いますが大人しく言う事を聞いてくれるとは思いませんね・・・」

 

千冬『・・、・・・、・・』

 

ノア「んっ?織斑先生?・・応答して下さい!・・妨害電波・・・アレからか・・」

 

ノアは千冬か通信を受け状況を聞くとあまり良く内容ではない事を知り黒暮桜の対策も遅過ぎる事を指摘した。そして千冬はラウラの命を助ける為にノアにお願いをしてノアはそのつもりだと答えた。そして一夏の避難も頼まれたが突然ノイズが入りそれが黒暮桜の妨害電波だと気付いた。

 

ノア「これは、早くしないと「ノアァーー!!」!?シャルル!!」

 

シャルル「ごめん。ノア、シールドエネルギーの補給に時間が掛かった」

 

突然声が聞こえ、そっちを向くシールドエネルギーを回復させたシャルルが飛んでノアの元にやって来た。

 

ノア「いや、丁度良かった。シャルル、織斑を避難させてくれ」

 

シャルル「な、何を言っての!?ノア!!」

 

ノア「僕は奴の相手をする。それに奴はアリーナのシールドバリアを破壊する程の力を持ってる。正直織斑を庇いながら戦うのは難しい、何より織斑のISにはシールドエネルギーが無い」

 

シャルル「でもそれじゃあノアが危ないよ!それに僕の機体なら一夏の白式にシールドエネルギーを送ること「あいつに人殺しさせる積もりか?」!?・・どういう事?」

 

ノア「前回のアリーナのバリアを切り裂いた時もそうだが、織斑は自分の武器の危険性に全く気付いていない。力の長所しか見えていない・・そんな奴が居ても足でまといになるだけだから早く避難させてくれ!あっちもそんなに待ってはくれない様だしな!」

 

シャルル「・・・分かった。僕はノアを信じるよ!」

 

ノア「頼む・・良し!じゃあ「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーっ!!!!!」!?あの馬鹿!!」パン!!

 

一夏「なっ!?おいノア!!何で邪魔をするんだ!!!」

 

ノアはシャルルに一夏の避難を頼み自分が黒暮桜と戦うと言い、それをシャルルは危険だからと反対をして自分のエネルギーで白式のエネルギーを回復させられると言うがノアは拒否した理由は一夏が人を殺す可能性が高いのと未だに零落白夜の本質を理解して無い事をに見抜きシャルルに避難させる様に言う。シャルルもノアを信じて任せる事にしたが突然一夏が生身で黒暮桜に向かおうとしたのでノアは錬金術で石壁を錬成して一夏の道を塞ぎ動きを止めた。それに対し一夏はノアに文句を言った。

 

ノア「お前は馬鹿か!生身でISに向かう等、無謀にも程があるだろ!!お前は僕と違い錬金術が使え無いんだぞ!!!」

 

一夏「くっ・・・なら、白式のエネルギーを補給するまで「そんな時間がある訳無いだろ!!」なっ!?何でだよ!!」

 

ノア「アレを見てまだ分からないか!!この間々だとボーデヴィッヒ少佐は死んでしまうんだぞ!!」

 

一夏「死ぬ・・・う、嘘だ!!」

 

ノア「この状況で嘘を言うか!!妨害電波の前に織斑先生からの通信で同じ事を言った。そして僕に対処とお前の避難を頼まれた!!」

 

一夏「!!千冬姉に・・・」

 

ノアは生身で黒暮桜に向かう一夏に怒鳴り、武器はおろか錬金術も使えないのに無謀にも程があると言うが一夏は今度は白式のシールドエネルギーを補給するまで待って欲しいと自分勝手な事を言い出しノアはキレてそんな時間は無くそうしてる内にラウラが死んでしまうと言い、一夏は驚愕してノアが嘘をついてると言うがノアは千冬との通信の内容を言い事実だと伝え、更に一夏には避難する様に伝えると一夏は自分の姉が自分に避難する様にそんな事を言った事に衝撃を受けた。

 

一夏「・・・ッ嫌だ!!彼奴は俺が止めないといけないんだ!!」

 

シャルル「一夏!!ノアの言う事を聞いて!!」

 

一夏「絶対に嫌だ!!アレは千冬姉の剣だ!!それを・・・」

 

ノア「人の命が掛かってるのに自分のくだらないプライドを優先するな!!」

 

一夏「くだらない・・だと・・ノア!!お前!!アレは千冬姉が世界一を取った力だぞ!!それを千冬姉以外の奴が使って黙ってられる訳ないだろ!!それをお前はくだらないだと!!″俺の家族を馬鹿にする様な最低な奴″がそんな事を言うな!!!」

 

ノア「家族を馬鹿にする様な最低な奴?寝惚けんな!!その台詞をお前が言う資格は無い!!!」

 

一夏「何だ・・ぐあっ・・!!」

 

ノア「・・・少し手荒だが悪く思うなよ、織斑。お前を大切に思っている家族の願いだ、聞き入れてやれ」

 

一夏は避難を拒みシャルルが言っても聞かず黒暮桜は千冬の物だから自分がやらなければ駄目と言うが、ノアは一夏が人の命よりもプライドを優先した事に怒る。そして一夏はノアの言葉にキレて終いにはノアに家族を馬鹿にする様な最低な奴と言い。それを聞いたノアは一夏がエドを自分の父を馬鹿にしたにも関わらず謝罪もしないしどうでも良いと切り捨てた事を思い出しキレた。

一夏が言い返そうとしたがその前にノアは一夏を気絶させた。

 

シャルル「ノア・・・」

 

ノア「ごめんシャルル、僕はもう大丈夫だ。織斑の避難を頼む」

 

シャルル「えっ!?う、うん!分かった!任せて!!」

 

ノア「頼む・・」

 

ノアは一夏の避難をシャルルに頼みシャルルも戻った。ノアに困惑するが戻った事で落ち着きノアの頼みを引き受けた。

 

シャルル「・・・じゃあノア!僕は一夏を避難させるね!じゃ「シャルル・・」!?な、何ノア?」

 

ノア「その馬鹿を避難させたら・・悪いけどこっちに戻って来て手伝ってくれ、僕一人では厳しい」

 

シャルル「うん!分かった!直ぐに戻るから無茶はしないで!!」

 

シャルルは一夏を抱え避難させようとするがノアはシャルルに待ったをかけ、一夏を避難し終えたら援護を頼むと頼んだ。それを聞いたシャルルはノアが自分を頼った事に嬉しくなり急いで一夏を避難させて戻って来るとノアに伝えた。

 

ノア「・・行ったか・・時間が無いしこっちも始めるか!!皆、行きますよ!!」

 

ホムンクルス『任せろ!!』

 

ノアはスラスターを吹かせ黒暮桜に向かった。

 

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