今回から表記の一部に、手札とデッキの枚数を追加します。
戦術においてドロップゾーンが重要な場合は(墓:○枚)と表記します。
何度も確認はしましたが、もしかしたらファイト描写にミスがあるかも……。その時は教えていただけるとありがたいです。
「「オープン・ザ・フラッグ!」」
「ド、ドラゴンワールド!バディは、《ライジングフレア・ドラゴン》……」
「レジェンドワールド!バディは《長靴を履いたケットシー》!」
トウカ
ライフ10/ゲージ2/手札6/デッキ42枚
七瀬
ライフ10/ゲージ2/手札6/デッキ42枚
「わ、私の、先攻……。チャージアンド、ドロー……。ま、まずは《竜剣 ドラゴフィアレス》を装備……。そして、戸村さんに、攻撃!」
(G:2→3、手:6→5)
「打撃力2……受けます」
(L:10→8)
「……ターン、終了、です……」
「……先輩、まずは様子見か」
「ドラゴフィアレスか!なつかしー!」
『零人、どう思う』
「うわっ!?……突然出てくるなよ、お前」
本当にあせった。いつの間にカードから出ていたんだ?
「私のターン、ドロー。チャージアンドドロー。まずは《夢運ぶ彫馬 ダーラヘスト》をライトにコール!能力でデッキの上から3枚をドロップゾーンに置く!」
(G:2→3、墓:3枚/妖精3枚)
落ちたのは順に、《夢運ぶ彫馬 ダーラヘスト》、《忠実なるユニコーン》、《長靴を履いたケットシー》だ。
「更にレフトにコール!《忠実なるユニコーン》!能力で、他に[妖精]があるので、手札を1枚捨て、1ドロー!」
(手:6→5、墓:4枚/妖精4枚)
『また[妖精]を捨てたか』
「まだです!センターにコール、《長靴を履いたケットシー》!そして、ゲージ1とライフ1を払って装備!《星針剣 エストレーラ》!アタックフェイズです!」
(G:3→2、L:8→7、手:5→3、墓:5枚/妖精5枚)
「おいおい、センターが埋まってるぞ!」
「……あのアイテム、センターが埋まっていても攻撃できるのか」
『我らのゼロナックルと同じ能力だな』
つまり、七瀬は4回攻撃が出来る。しかも、ゲージからまた[妖精]が落ちている。
「ユニコーンでトウカ先輩にアタック!」
「……う、受けます」
(L:10→8)
「次はダーラヘスト!」
「こ、これも」
(L:8→6)
「ケットシーも続きます!」
「ひゃ……っ」
(L:6→5)
「最後は私!エストレーラでアタック!」
「うっ……」
(L:5→4)
「ターンエンド。トウカ先輩の番です!」
トウカ
ライフ4/ゲージ3/手札5/デッキ41枚
七瀬
ライフ7/ゲージ2/手札3/デッキ36枚/ドロップ5枚(妖精5枚)
「……は、はい……。ドロー、チャージアンドドロー。ゲージ2を払いライトにバディコール、《ライジングフレア・ドラゴン》。バディギフトでライフ回復。更に能力で、サイズ2以下の、猫さ……ケットシーを、破壊します……!」
(G:4→2、L:4→5、手:6→5)
「ケットシーの能力。破壊された時、デッキの上から2枚をドロップゾーンへ!」
(墓:8枚/妖精7枚)
「《システミックダガー・ドラゴン》をレフト、《ブーメラン・ドラゴン》をセンターにコール……!そして手札1枚を捨て、ゲージ1を払い、《竜剣 ドラゴブレイブ》に変えます……」
(G:2→1、手:5→1)
一気に展開を早めてきた。間違いなくトウカ先輩はライフを削りきるつもりだ。
「……キャスト。《ドラゴニック・グリモ 背水の碑文》。デッキの上から2枚をゲージに置いて、2ドロー。更に、《D・R・システム》を設置。そして、《ドラゴニック・グリモ》で3ドローします……!」
(G:1→3、手:1→3)
「あっという間に場を整えた……。トウカ先輩、本気ですね」
「は、はい……!では、アタックします。ブーメラン・ドラゴンで、と、戸村さんに攻撃」
「まずはダメージ1」
(L:7→6)
「ブーメランは攻撃後、手札に戻ります……。そして、設置魔法の能力で、ゲージ+1します」
(G:3→4、手:3→4)
D・R・システムは、自分のモンスターがデッキか手札に戻ればゲージを1つ、増やす能力がある。トウカ先輩はゲージを増やしつつ、センターを開けてアイテムで攻撃できるようにしたのだ。
「……ドラゴブレイブで、戸村さんに、攻撃!」
「キャスト、《オースィラ・ガルド》!ダーラヘストをドロップゾーンに置いて、ゲージ+1して1ドロー!その後、ダメージを受けます」
(G:2→3、L:6→3、墓:10枚/妖精8枚)
「システミックダガーで、攻撃……」
「キャスト、《エリネドの指輪》!攻撃を無効化します!」
(手:3→2、墓:11枚/妖精8枚)
「なら、ライジングフレアで……ユニコーンに攻撃!」
「ユニコーン、ごめんね……」(墓:12枚/妖精9枚)
ライフを守りきった、と思う間もなく、トウカ先輩がカードを提出した。
「ファイナル、フェイズです……!」
「やっぱり持ってましたか」
「はい……。ゲージ2を払ってキャスト、《竜撃奥義 ドラゴニック・ダブルブレイク!!》です……!これは、相手の場にモンスターがいなくて、相手のライフが3以下なら使えます」
「確かあれって、ダメージ3だったよな!?七瀬ちゃん大ピンチじゃん!」
「……いや、そうでもなさそうだ」
「キャスト、《アキレウスの盾》!ダメージを2減らします!よって、受けるダメージは1!」
(L:3→2、手:2→1)
「耐えられましたね……。ターン、終了です……」
トウカ
ライフ5/ゲージ2/手札3/デッキ31枚
七瀬
ライフ2/ゲージ3/手札1/デッキ32枚/ドロップ13枚(妖精9枚)
今のダメージ軽減魔法は上手い。それに最後の手札。あれはエリネドの指輪で「捨てなかった1枚」。つまり切札だ。
「行きますよ、トウカ先輩!ドロー!チャージアンドドローはしません。ゲージ1を払い、キャスト。《スンベル・ガルド》!2枚ドロー……来た!」
(G:3→2、手:1→3、墓:15枚/妖精9枚)
「……そ、そう言えばケットシーの能力は、もう1つありました、よね?」
「はい!今からお見せします!長靴を履いたケットシーを、ライトにバディコール!そして、ゲージ2を払い、センターにコール!《妖精王 オベロン》!」
(G:2→0、L:2→3、手:3→1、墓:17枚/妖精11枚)
「結局、ユニコーンへアタックしなくても、10枚は達成していた……。さ、さすがです、戸村さん」
「行きます!オベロンの能力、ドロップゾーンの[妖精]が7枚以上なら、トウカ先輩のモンスターの能力を無効化!更にケットシー!ドロップゾーンの[妖精]が10枚以上なら、アイテムの打撃力を+3!よってエストレーラの打撃力は4!」
これが[妖精]、ドロップゾーンを利用することで強くなるのか……。すごい。七瀬はやはり、強い。
「オベロンでトウカ先輩にアタック!」
「……食らいます」
(L:5→3)
「オベロンの2回攻撃!」
「こ、これも受けます……」
(L:3→1)
「次はエストレーラ!」
「キャ、キャスト……《ドラゴンシールド 青竜の盾》」
(G:2→3、手:3→2)
「ケットシー!お願い!」
「……防御、出来ない……。なら、D・R・システムの能力!ライフ0になる時、このカードをドロップゾーンに置き、デッキの上から1枚をドロップへ置きます……」
(L:1→0)
「それが魔法なら、トウカ先輩はライフ2で復活する。ですよね?」
「……は、はい……。では、行きます……!」
トウカ先輩はD・R・システムをドロップゾーンに置き、デッキの上から1枚をドロップゾーンに置いた。そのカードは……。
「ライジングフレア・ドラゴン……。ま、魔法ではないので……私の負け、です……」
「ゲームエンド!ウィナー、七瀬ちゃん!」
確かに七瀬の勝利となったが、あと一歩の所まで彼女を追い詰めた、トウカ先輩もすごい。
『大会が楽しみだな、零人』
「……そうだな!」
大会まで残り2週間。必ず優勝するために、俺たちは特訓を開始した……!
今更だけど、自分のファイト描写って、割と短期決戦な気がする……。
今度はもう少し、ターン数を増やせればいいなぁ。
次回もよろしくお願いします!