金色のガッシュベル!!光と闇の最終決戦! 作:アンドロイドQ14
狭間の世界
ガッシュ達を乗せたバスは狭間の世界に突入していた。
ウマゴン「メル?」
ティオ「ここ、どこ!?」
ガッシュ「狭間の世界なのだ」
ティオ「何で人間界じゃなくて狭間の世界に来たのよ!」
ドクターM1「それはこの前のマエストロの反乱の際に閃いたのだよ。狭間の世界経由でなら、人間界と魔界の行き来ができるだろうって」
チェリッシュ「それで、狭間の世界を経由してるのね」
ガッシュ「おお、これなら人間界と魔界が自由になるのも夢ではないのだ!」
キャンチョメ「魔界と人間界の行き来が自由になったら、フォルゴレは魔界でも有名なスーパースター確定だろうな」
ブラゴ「お前ら、遠足に行くんじゃないぞ。あくまでパートナーを連れて来る事を忘れるな」
キャンチョメ「それはわかってるけど……」
アナウンス『間もなく、狭間の世界と人間界の間のトンネルに入ります。多少の揺れがありますので、むやみに立ち上がらないようにお願いします』
ティオ「アナウンスまであるわ」
ウォンレイ「随分と本格的だなぁ」
人間界
無事にガッシュ達は人間界に到着した。その時間帯は夜であった。
ガッシュ「おお、懐かしの人間界なのだ!」
ウマゴン「メルメルメ!」
ドクターM1「それでは王様、私はこれから大切な用があるので、ここで失礼します。魔界に戻る時は私特製の電話で助手に連絡をとってくださいね」
自分の顔をモチーフとした特製電話をガッシュに渡した後、ドクターM1はバスに乗ってどこかへ行ってしまった。
キャンチョメ「よーし、早速フォルゴレと合流だぁい!」
ティオ「恵はどうしてるのかな?」
年少組はパートナーとまた会える事に大喜びしていた。
ゼオン「待て。パートナーに会いに行く前にここがどこかわかるのか?」
ウマゴン「メル…」
今いる場所がどこなのかわからず、年少組は固まってしまった。
ガッシュ「……日本に送ってほしいとドクターM1に言えばよかったのだ…」
ティオ「これじゃあ、私達は立ち往生したも同然じゃない!!」
ティオは怒りのあまり、ガッシュの首を絞めた。
ガッシュ「ぐあああっ!!私の首を絞めても何も始まらないのだ…!」
チェリッシュ「坊やの言う通りよ。そんな事をしたって」
???「ギャーギャーやかましいな」
ティオ「何よ!」
ゼオン「お前は……!」
文句が飛んできてティオは腹を立てたが、ゼオンは文句を言った男に驚いた。その男こそ、ゼオンのかつてのパートナーのデュフォーであった。
デュフォー「久しぶりだな、ゼオン」
ゼオン「デュフォー……!」
普段は人形のように冷たい表情を崩さないデュフォーもかつてのパートナーとの再会には表情を崩した。
ゼオン「デュフォー、早速だが」
デュフォー「俺達の力が必要だから魔界へ来い、だろう。お前の言いたい事は」
ゼオン「流石だな」
ガッシュ「ここはどこなのだ?」
デュフォー「日本だ。お前達はパートナーが今、どこにいるのか知らんだろうから俺が教える。まず、清麿と恵の所在地はモチノキ町で変わらない。フォルゴレは仕事でアフリカへ向かってる最中でサンビームはアフリカ、リィエンは中国でシェリーも用事で中国にいる。そして、ニコルはアメリカにいる」
ブラゴ「よし、そうと決まればすぐに出発だ」
ウォンレイ「私とブラゴは中国か」
キャンチョメ「僕とウマゴンはアフリカだい!」
ウマゴン「メルメルメ~!」
ゼオン「ガッシュとティオ以外は俺とデュフォーが送って行く。パートナーも急に言われたってすぐには準備はできんだろうから、2日後の昼ごろ、日本のモチノキ町に集合だ」
ガッシュ「ウヌ。ではティオ、初めて私を清麿の所に送ってくれたオオワシ殿がちょうどおるから、一緒に掴まって行くのだ」
ティオ「ちょ、ちょっと!」
ガッシュはティオと共にオオワシに掴まり、モチノキ町へ向かった。
ゼオン「残るはお前達だな」
ゼオンは一同をマントに包み、パートナーがいる場所へ送るため、瞬間移動した。一方のガッシュとティオはオオワシに掴まってモチノキ町を目指していた。
ティオ「ガッシュはこうやって清麿の所へ向かったの?」
ガッシュ「ウヌ。空から見る景色は最高だのう」
ティオ「確かにそうかも知れないけど…、放しちゃダメよ」
そう言っていると、海面からブリが跳ねたのを見て、ガッシュは反応した。
ガッシュ「おお、ブリなのだ!!」
ティオ「ちょっとガッシュ、何放してるのよ!!」
ブリを捕まえようとガッシュはティオの制止も聞かずにオオワシから手を放してティオ共々海に飛び込んだ。
高嶺家
翌朝、清麿はいつものような朝を迎えていた。ガッシュが誤って行ってしまった平行世界での清麿はガッシュが行った仲間を集めるための干渉の過程の中での副作用で恵と結ばれたが、そんな干渉がない元の世界の清麿は恵と交流は続けてはいるものの、距離は縮まるどころか、繋がりの元であり、互いに家族同然の存在でもあったガッシュとティオが魔界に帰ってしまったために心にどれだけ経っても埋まらない大きな穴が開き、アイドルと一般人という壁が再びできたのではないかと互いに思っていた。
華「清麿、そろそろ起きて支度をしなさい!」
清麿「わかったよ、お袋!(あれから半年以上は経ったな。急に本が出た事もあったけど、ガッシュの奴、今頃はどうしてるのか……?)」
???「ガッシュ、何で急に手を放したのよ!!おかげで服が潮水でびしょびしょじゃない!!」
そう考えて支度を整えた矢先、窓が吹っ飛んだのと同時に聞き覚えのある怒鳴り声がしたために窓の方へ視線を向けると、初めてガッシュに会った時にガッシュが掴まっていたオオワシがいた。しかし、その時と違う光景が一つだけあった。それは、ティオも一緒で、しかもガッシュの首を絞めている事だった。
ガッシュ「ブ、ブリを見たら急に食べたくなったのだ……」
ティオ「だからそうしたの!?ふざけるんじゃないわよ!!」
清麿「……ガ……ガッシュ!それにティオ!」
ガッシュ「ウヌゥ……、清麿~~!!」
清麿の声がしたためにティオが首絞めをやめた途端、ガッシュは清麿の顔に飛びついた。
清麿「おい、ガッシュ!離れ」
ガッシュ「清麿~、会いたかったぞ!!私がいない間、元気にしておったか!?」
清麿「やかましいっ!!」
ティオ「挨拶はこれくらいにしてさっさと離れなさいよ!!」
色々騒いだ後、ガッシュとティオは海水で濡れていたため、2人は交代でお風呂に入ってから朝食をとった。
華「まさか、ガッシュちゃんとティオちゃんが帰ってくるとは思わなかったわ」
ガッシュ「母上殿も元気そうで何よりなのだ。私がいない間、清麿はどうだったのだ?」
華「それがね、学校には行くけど、なんだか少しガッシュちゃんに会う前に戻った感じになってたの」
ティオ「あの、華さん。急に来ちゃってその…」
華「いいのよ。2人共しっかりご飯を食べるのよ」
ガッシュ・ティオ「はーい!」
モチノキ町
朝食を食べ終わった後、今度は恵の所に行くためにガッシュとティオは途中まで清麿と一緒に向かった。
清麿「ガッシュ、魔界ではきちんと王様としての勤めは果たせてるのか?」
ガッシュ「ウヌ、果たせておるが、あれは何か月か前の事だったがのう。私は自称魔界一の天才科学者、ドクターM1の発明したタイムマシンの実験の時に起こった爆発事故で誤って初めて清麿と会う前の平行世界とやらに魂だけが飛ばされてしまったのだ」
清麿「平行世界…、パラレルワールドの事か」
ティオ「それでね、ガッシュは飛ばされた先のパラレルワールドで再び魔界の王を決める戦いを経験したのよ」
清麿「そのパラレルワールドでは誰がパートナーだったんだ?」
ガッシュ「そこでも私のパートナーは清麿だったのだ。というよりは、パートナーと魔物の組み合わせは元の世界と同じなのだ」
清麿「そこでの俺ってどうだったんだ?」
ガッシュ「あっちの清麿も全くといっていい程、性格は変わっておらぬし、他のパートナーや魔物もこっちと全く同じ性格であったぞ。ただ…」
清麿「どうしたんだ?」
ティオ「あっちの清麿はあっちの恵と初めて会った時から互いに惚れててね、ファウードに行く直前ぐらいには恋人同士になったんだって」
清麿「あ、あっちの俺は恵さんと恋人同士!?」
ガッシュ「それに、あっちの清麿は恵の裸を見たのだ」
平行世界の自分は既に恵と親しくなるどころか、恵の裸を見た上、一線を越えて恋人同士になった事に清麿は驚いていた。そして、恵の裸が思い浮かんでしまい、鼻血を出して倒れた。
ティオ「ちょっとガッシュ、余計な事を言うんじゃないわよ!」
それから、清麿は気を取り直した。そして、ガッシュの言葉を聞いて清麿はある事が思い浮かんだ。
清麿「他の魔物やパートナーもこっちと性格が全く同じなら、クリアもこっちと同じように魔界を滅ぼそうと企んでいたのか!?」
ガッシュ「でも、大丈夫なのだ。あっちのクリアは早い段階であっちのゼオンが倒した上、記憶も全て消したから、あっちの魔界が滅ぼされるという事はもうないのだ」
清麿「そっか、あっちのクリアは早い段階でゼオンが倒したのか…」
ガッシュ「あっちのゼオンはこっちよりもとんでもなかったのだ。シンを習得したり、ラウザルクやザグルゼムも使ったりしてシンを習得したキャンチョメやウマゴンでも歯が立たない上、アシュロンまでも叩き潰した程なのだ」
清麿「シンを習得したり、ラウザルクやザグルゼムも使っただと!?ってか、ゼオンがラウザルクやザグルゼムまで使ったら……」
ただでさえ術なしでも肉体強化の術を使ってる状態のガッシュより強いゼオンがラウザルクを使ったらどれ程身体能力が上がるのか寒気がするほどだった。ザグルゼムの方もガッシュと違って手から出せるため、ガッシュのよりも使い勝手がいいのもすぐ想像できた。
清麿「……ぶっちゃけ、デュフォーの力と相まって完全体一歩手前までのクリアより強いんじゃねえか…?」
ガッシュ「そうだったのだ…」
清麿「それより、どうして人間界に?」
ティオ「実はガッシュが謎の魔物に近くにいる魔物の術を出せなくする王杖を奪われてしまって、その後に怪しいお婆さんに魔本を渡されてからパートナーを魔界に連れて来る事になったの。人間界と魔界を行き来する手段はドクターM1が発明してくれたから大丈夫よ」
清麿「……だが、それだけで俺達を連れて来るのは少し大げさすぎる。何か、大きな災いでも起ころうとしてるんじゃないか?」
ティオ「それ、そのお婆さんが言ってたの。クリアを遥かに凌ぐ闇の魔物が間もなく復活するって」
清麿「クリアを遥かに凌ぐだと!?そんな奴があり得るのか!?」
ティオ「私だって見た事もない伝説の存在だからわからないの。だけど、あのお婆さんは嘘を言ってるようには見えないわ」
清麿「そうか…。大変な事になりそうだな…」
ティオ「それじゃあ、清麿。私達は恵の所へ行ってくるから授業を頑張ってね」
清麿「ああ」
コンサート会場
登校中の清麿から恵はどこにいるか聞いているため、ガッシュとティオはコンサート会場へ向かった。そこで、恵のマネージャーと再会した。
マネージャー「あら?ティオちゃんとお友達じゃない!久しぶりね」
ティオ「マネージャーさん、恵は元気にしてた?」
マネージャー「それが、仕事の合間ではどこか元気がなくて少し無理して元気であるのを装っている感じだったの。ちょうど来てくれてよかったわ」
ティオ「じゃあ、せっかく帰ってきたし、恵を元気づけてあげないと」
準備をしている恵もまた、清麿との交流は続いてはいるものの、ティオがいなくなったことと、それによる清麿との間に壁ができてしまったのではないかと思っている事でマネージャーがティオ達に話した通りの様子だった。そこへ、ティオとガッシュが来た。
ティオ「やっほー、恵!」
恵「ティ、ティオ!?」
幻ではないかと思い、目をこすってから再び見たが、幻ではなく本物のティオであり、恵の表情も喜び一色となった。
ティオ「マネージャーさんから聞いたわよ。私がいなくなってからどこか元気がなかったって」
恵「だって…、ティオはかけがえのない子だからいなくなったら落ち込んだっておかしくないじゃない」
ティオ「もうすぐ時間だから、歌ってきなさいよ」
恵「ええ」
ちょうど時間になったため、恵はステージに向かい、ティオはガッシュと一緒に恵の歌を聞いていた。
ガッシュ「ウヌ、恵も元気になってよかったのう」
ティオ「そうね」
仕事が終わった後、恵はティオから話を聞いた。
恵「そんな事情があったから来たのね」
ティオ「明日の昼ぐらいにモチノキ町に集合するってなってるの」
恵「わかったわ」
ティオ「それと恵、今日は清麿の家に泊まる?」
恵「き、清麿君の家に!?」
平行世界の恵は清麿の家に泊まった事があるが、元の世界の恵は泊まった事がないが故に戸惑っていた。
ティオ「その様子じゃ、清麿との仲は進展してないんでしょ?」
恵「そ、そういうティオだってガッシュ君とはどうなの?」
ティオ「そそそ、そんなのは関係ないでしょ!」
恵「あら?という事は、ティオも同じなのね」
清麿との仲を聞かれて困惑した恵だったが、ガッシュの事を言って切り返しに成功した。
モチノキ町
結局、恵はちょうど次の日から2日間休みであるため、清麿の家に泊まる事にした。清麿の家に向かっている最中にガッシュがタイムマシンの爆発事故のショックで誤って平行世界へ行って様々なもう一度魔界の王を決める戦いを経験した事をティオは恵に話した。
恵「えっ!?あっちの私は清麿君と恋人同士になったの!?」
ティオ「そうみたいよ。それに、清麿に裸を見られたり胸も触らせたんだって」
恵「(あっちの私は清麿君に裸を見られたりしたなんて…)」
平行世界の自分が清麿に裸を見られたり、胸を触らせる姿を想像した恵はとても顔が赤くなって恥ずかしがっていた。
ガッシュ「顔が赤いのだが、どうしたのだ?」
ティオ「あんた、恵の今の気持ちが全然わかってないのね。少しはデリカシーを身につけなさいよ」
ガッシュ「デリカシー…。そういう事は私にはよくわからないのだ」
ティオ「あのね」
そう言っていると、下校途中の清麿と遭遇した。
清麿「恵さん!」
恵「清麿君!」
清麿「どうしてこんな所に?」
ティオ「明日から2日も恵は仕事が休みだから、清麿の家に泊まるんだって」
清麿「め、恵さんが俺ん家に…?」
恵「そ、その……」
ガッシュ「とにかく、家に行くのだ。母上殿も恵とティオを泊めてくれるのだ」
一同は清麿の家に向かうものの、清麿と恵は恥ずかしがって顔が赤くなっていた。一方、近くを鈴芽が通ろうとしていた。
鈴芽「あっ、高嶺君だ!今度デートに」
清麿を見て喜んだ鈴芽だったが、清麿が恵と微笑ましそうにしているのを見て、ショックを受けていた。
鈴芽「高嶺…君……?」
通行人A「なぁ、聞いたか?アイドルの大海恵の恋人がいるのではないかって噂」
通行人B「聞いたわよ。噂じゃ、2歳年下だけど、容姿端麗でそこらへんの頭のいい学生がいくら努力したって勝てねえ頭脳を持つ秀才って」
通行人C「すげえな、そいつ。ってか、年上の女性が年下の男に惚れるって事自体、あんまりねえしな」
通行人B「そんなに容姿もよくて秀才なら、普通の女の子じゃ全然釣り合わないわよ。メグちゃんも釣り合ってるいい相手に巡り合えたわね」
いつもなら、鈴芽の思い込みの暴走で済んでいたが、運が悪い事に通行人の話も聞こえており、通行人の言葉を悪い方向で解釈してしまい、鈴芽は涙を流してその場から逃げて行った。
魔界
不気味な建物の中で、何やら虫型の小型メカがグリドの元へ来た。
グリド「なるほど、ガッシュは人間を呼びに行ったか…」
???「いかがいたしましょうか?」
そこへ、ムキムキのアロサウルス、コンドルみたいな鳥人、腕に茨が巻き付いている女の魔物が来た。
グリド「ムキザウルス、キルコンドル、ロドローズよ、一足先に人間界に行ったガッシュ達を叩き潰しに行くぞ」
ムキザウルス「俺様の怪力であんなガキ共なんざ一捻りだぜ!」
キルコンドル「いや、私の翼と速さこそが奴等を蹴散らせる」
ロドローズ「あたしの美しさに勝る女なんて存在しないのよ」
グリド「行くぞ、モール」
命令に従い、モールは空間に穴を開けた。そして、グリドらはその中に入った。
ナゾナゾ博士の家
一方のドクターM1はナゾナゾ博士の元に来ていた。
ナゾナゾ博士「おやおや、お客さんとは珍しい」
ドクターM1「私は魔界一の科学者、ドクターM1と申します。突然ですがDrナゾナゾ、あなたの力をお借りしたいのです」
ナゾナゾ博士「力を借りたい…じゃと?」
ドクターM1はナゾナゾ博士に本を見せ、魔界の危機の事を話してパートナーを集めてほしいと頼んだ。
ナゾナゾ博士「わかった。我が僕、マジョスティック12に命じて集めよう」
ドクターM1「それとDrナゾナゾ、ある事で自称ではあるが何でも知ってる不思議な博士である君の意見がほしい」
ナゾナゾ博士「ある事?」
高嶺家
清麿の家に泊まる事となった恵とティオは夕食作りを手伝っていた。
華「あら、恵さんったら料理もできるのね」
恵「はい、1人暮らしをしていた身で」
華「ティオちゃんも手伝ってくれて助かるわ。清麿もガッシュちゃんもこういうの全然なのよ」
ティオ「私もそう思うわ。それに、ガッシュは今でも女の子の気持ちに鈍いのよ」
華「ガッシュちゃんでもいずれは女の子に気持ちもわかってくれると思うわよ。それに、恵さんもティオちゃんも清麿とガッシュちゃんと相性ピッタリのお嫁さんになれるわよ」
恵「お、お嫁さん…」
ティオ「ガ、ガッシュと結婚…?」
華に褒められて恵とティオは赤面し、ティオに至っては蒸気が出る程顔が真っ赤になった。夕食の後、お風呂の時間となり、先に恵とティオから入った。
恵「こうやって一緒にお風呂に入るのは久しぶりね」
ティオ「恵ったら、見ないうちにまた少し美人になったんじゃない?」
恵「え?そうかしら?」
ティオ「せっかくだし、イタズラで清麿に裸でも見せたら?」
恵「裸を見せるなんて恥ずかしいわよ…。そういうティオだってガッシュ君に裸を見られたくないでしょ?」
ティオ「勿論嫌よ!おまけにガッシュだと一緒にお風呂に入ろうなんて言いかねないわ!」
???「清麿、どうして一緒に入ってはいけないのだ?」
ちょうどガッシュと清麿の声が聞こえてきた。
ティオ「(ちょうど来たみたいね。よーし!)」
うっすらとガラス越しに清麿が見えたため、ティオは自分の裸を見られないようにバスタオルを体に巻いてから、イタズラで扉を開けた。何も知らない清麿は突如として恵の裸を見てしまった事に鼻血を出して動揺し、恵も裸を見られてしまって慌てて胸を隠した。
恵「きゃっ!!」
清麿「うわっ!!(な、何だ?恵さんの裸は美しすぎる…。何だか、夢にも出てきそうなぐらい綺麗だ…)」
ガッシュ「2人共固まってどうしたのだ?」
清麿「め、恵さん。その…」
恵「気にしなくていいのよ。ティオがイタズラでしただけだから…」
それからお風呂の時間が終わった後、清麿の部屋でガッシュから今後の予定を聞く事になった。
清麿「そうか、ゼオンとかもパートナーを探しに行ったのか」
ガッシュ「デュフォーはすぐに見つかったが、他のみんなはデュフォーが教えてくれた場所へ向かったのだ」
恵「明日の昼ぐらいに集合となってるのね」
ティオ「そうよ。でも、ただ待つだけじゃつまらないから、みんなが来るまでデートしてみる?」
清麿「デ、デート!?」
ティオ「どうせ魔界に戻って王杖を取り返したら清麿達は人間界に帰るのよ。それだったら、私達がいるうちにデートでもして思い出作りをした方がいいでしょ?」
清麿「それもそうだな…」
恵「せっかくティオとまた会えたのに、数日で帰ってしまうのなら、仕方ないわ…」
ガッシュ「それじゃあ、寝るのだ」
清麿「おい、その前に恵さんとティオは」
ガッシュ「恵は清麿と一緒に寝て、ティオは私と一緒に寝ればスペースをとらずに済むのだ」
恵「き、清麿君と一緒に!?」
すると、盗み聞きしていた華が入ってきた。
華「恵さん、仕事が忙しくてそんな暇はあまりないから今夜は清麿と一緒に寝てみる?清麿も割と恵さんの事を気にしてるのよ」
清麿「お、お袋!」
恵「じゃ、じゃあ華さん、お言葉に甘えて…」
華に勧められ、清麿と恵は一緒に寝る事にした。
華「(寝顔もいいわね。清麿、気になるのだったら、恵さんと結婚していいのよ)」
アフリカ
アフリカでは、キャンチョメとウマゴンはサンビームとフォルゴレがいる所を目指していた。
キャンチョメ「デュフォーったらひどいよ、『位置は教えるから後はお前達だけで行け』って。アフリカは猛獣とかがいっぱいいるから送ってほしかったなぁ…」
ウマゴン「メル…」
そう言っていると、カバと遭遇してしまった。当然、縄張りに入られたカバは激怒してキャンチョメとウマゴンを追いかけた。
キャンチョメ「うわああっ!!カバさんが僕達を追いかけてくるなんて~~!カバさんもライオンと同じぐらい怖い動物じゃないか~~!!」
ウマゴン「メルメルメ~~!!」
必死にカバから逃げるキャンチョメとウマゴンであった。
中国
一方のウォンレイとブラゴは順調に目指していた。
ブラゴ「俺はこの辺りは知らんから助かるな」
ウォンレイ「結構かかるが、しっかり進めばリィエンの住んでいる村に着く」
アメリカ
ゼオンとデュフォーはチェリッシュと共に目的地に向かっていた。
デュフォー「まさか、ゼオンがチェリッシュと行動を共にするとはな」
チェリッシュ「あの子達をパートナーのいる所まできちんと送っていった方がいいんじゃないかしら?」
ゼオン「俺の瞬間移動は万能ではない。だから、デュフォーにパートナーがいる場所を教えてから自分の足でそこへしかないだろ?」
チェリッシュ「それも仕方ないわね」
それぞれの魔物もパートナーの元へ向かっているのだった。
これで今回の話は終わりです。
今回はガッシュとティオが清麿と恵の2人と再会する所まで進めました。
前の話の通り、今小説の魔物はゴジラ怪獣がモデルとなっており、アロサウルス、コンドル、植物が巻き付いた女とヒントを出しており、ゴジラ怪獣を知っていれば元ネタがよくわかるようにしています。
次は刺客たちがガッシュ達に襲い掛かります。