彼女はエスパー   作:coltysolty

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やっちまいました・・・・


今日から仕事だったんですけど。


極秘の計画

会場の入り口付近で、こちらの様子を窺っていたのは

牧田太鳳の妹、牧田七香美だった。

 

七香美は、真己人と木菟を見つけると

近づいてきた。

 

「あら、お二人さん。来てたのね?

貧乏人の来るところじゃないけど?」

 

(うわ・・・・いきなりきた・・・)

 

真己人が手に持っていたオードブルを一瞥してから

七香美の方をみる。

 

「ずいぶんとお金のかかったオードブルだよね。

これで、この会費ってどうやって捻出するのかな?」

 

皮肉を含んだ真己人の言葉に、一瞬むっとしながら

七香美が答える。

 

「ふん・・・兄が何考えてるかなんかわからないわ。

とりあえず振舞っておいて、なんか利益があるかもって

思ってんじゃないの?」

 

続けて木菟が会話に入る。

 

「へ~。なるほど、えびタイってやつね。えびでタイを釣る・・・

牧田さんって正直だね。それって、トップシークレット

っていうやつじゃないの?そんなこと俺らに

べらべら教えちゃっていいわけ?」

 

七香美が焦って一瞬言い淀む。

 

「え・・・・・あ・・。まあ経営者っていうのは

そんなもんなのよ。あたしは経営のことはよくわからないわ。

 

とにかくいつもは金持ちの集まりだけど

あんたたちみたいな平民が来るなんて珍しいなって

思ったからね」

 

すると木菟が続ける。

 

「まあ、平民のふりして実は大金持ちとかって

案外いるよね。

 

ほら、ジョニーズ事務所の社長さんとかって

オーディションの時は、掃除のおじさんのふりして

会場にうろうろしてるんでしょ?

 

そんで、少年たちの様子をみていて、掃除のおじさんに対して

礼儀正しい子とかみてて、ちゃんとしてた子を

採用するらしいよ?

 

なんかかっこいいよね。ほんとーはすごく偉い人で

お金持ちなのに、そうやって身分かくしてるって。

 

だから、顔を出さないんだってね。マスコミとかに」

 

悔しそうに下唇を噛みながら、七香美が言い返す。

 

「ふん・・・・体育バカの割に詳しいわね。」

 

「あー、俺ね、ジョニーズにスカウトされたことあるから」

 

(まじか!)

真己人が目を見開いて木菟に肘鉄をくらわす。

 

(うそに決まってんだろ。やり込める口実だよ)

木菟が真己人に向かって小さくウィンクする。

 

「俺さ、こう見えても硬派だから礼儀正しいんだよ。

サッカーの試合してるときに関係者の人から声かけられてさ。

 

仕事ができる人は礼儀正しい人だって言われて。

スポーツ選手は礼儀ちゃんとしてる人多いから。

もちろん、そうじゃない人もいるけど。

 

でも、うちのチームはそういうのきっちりしてるから」

 

木菟が凛と答える。

 

「なるほどなーーー。だから、女子にもモテるんだよな。

ズッキーって。しかも賢くて折り目正しい女子力高い子に人気だよね。」

 

すると七香美が顔を真っ赤にして鼻息荒く言い返す。

 

「はん!貧乏人がなに言おうとも、負け犬の遠吠えにしか

聞こえないわ。あたしにつりあうのは、外車に乗ってて

見てくれもよくて、すぐに海外行けちゃうような財力のある人よ」

 

真己人がクスッと笑いながら言う。

 

「なるほどねー。そういう人って浮気とかしそうだよね?

金に物言わすってか」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

七香美が黙って拳を握り占める。

 

(マッキーーー!おい!おまえ!!!地雷踏んだぞ!!!

こいつ、KN財閥の御曹司にこっぴどく振られたんたぞ!

三ツ星の女子に乗り換えられちゃって。)

 

木菟が目配せしながら、真己人に耳打ちする。

 

(え?ホント?)

 

「あ、牧田さん悪い。兄貴の恩師見つけちゃったから

挨拶行ってくるわ。兄貴がえらいお世話になったから」

 

木菟が慌てて取り繕う。

 

「あ、じゃ僕も行くよ」

真己人も足早に木菟に続いた。

 

七香美は二人を睨みつけながら、ボーイを呼んで

オレンジジュースを頼んだ。

 

 

少し離れたところから様子をみていた茉莉沙と煤無は

一旦会場を出た。

 

「どうだった?あの娘はなにか企んでた?」

 

煤無が茉莉沙に確認をする。

 

「いいえ・・・案外単純で、言っていることと

腹の中はあまり変わらない。頭はあまりよくないみたい。

 

兄程、陰険じゃないわね。ただの金持ちわがままお嬢さん

みたいよ。」

 

「そうか・・・じゃ、なにも情報は得られないのか」

 

「んー。ああいうこは、意外にボロを出しやすいから

接触してたら、兄の行動パターンとか、教えてくれちゃったり

するかも」

 

「なるほど。誘導尋問にひっかかりやすいってことだね?」

 

「そうね。マッキーも一人じゃいやみたいだけど

木菟君がいれば、けっこういい感じでやり込めたりできるようだから。

利用価値は大ね。まっきーも天然だから、意外に良い戦力かも」

 

「なるほど!ところで、茉莉沙・・・

俺が気になってるのは・・・・」

 

「わかっているわ。シュン君と琴美さんのことでしょ?」

 

「うん・・・・ミッションは早く終えたいんだけど・・・」

 

「ミッションが終わったら、琴美さんは元の時代に戻ってしまう。

そうしたら、あの二人がどうなるのか?ってことでしょ?」

 

「うん・・・俺らがなんとかしてあげたいけど、

俺らの記憶も消されてしまうし、なにしろ琴美さん自身が

元の時代に戻っちゃったら、この時代の琴美さんは忘れてしまうんだろ?

これまでのことも、俺たちのことも・・・・」

 

「ええ・・・・関わったすべての人と、すべてのことは

その部分だけ記憶が消されてしまうわ」

 

「俺たちの関係は変わらないよな?」

 

「それは大丈夫だけど・・・あの二人は・・・・」

 

「なあ、考えたんだけど・・・」

 

「なに?」

 

「ほら、子供の時に、タイムカプセルとかってやらなかった?」

 

「ああ、なりたいことや夢を書いて、カプセルに入れて

埋める。そして、大人になったらみんなで開けるっていうやつね?」

 

「そう・・・そのやり方をヒントに、彼らに教える方法はないかな?」

 

「どうかしら・・・・データは基本的に、瞬時に消されてしまうけど

アナログも、琴美さんの意識にかすっているものは消されてしまうでしょう。

 

カプセルも私たちの記憶から消されてしまったら、どうやって

開けたらよいのか・・・」

 

「俺に考えがあるんだ。協力してもらえる?」

 

「ええ、もちろんよ。私もあの二人には幸せになってほしいの。

だって、本当に気が合うんですもの。そして、お互いがお互いを

必要としてるし、唯一無二の存在だと思うのよ。」

 

「同感だよ。俺にとって茉莉沙がかけがえのない存在であるように

あの二人もそうだから。縁あったらきっと、状況が変わっても

結ばれると思うんだ」

 

「そうね・・・私もできる限り協力するわ。

牧田のミッションも阻止しなくちゃだけど、あの二人を必ず

幸せにする私たちだけの秘密のミッションも成功させなくちゃね!」

 

二人は見つめ合いながら、秘密の計画を遂行させるために

力を合わせようと強い決意を見せた。

 

 




超絶寝坊しちゃいました・・・

起きたらこんな時間!!!
アラームなぜ鳴らぬ!!!

あとでよくみたら「月曜日」
の設定になっていました・・・

そう・・・

今日は金曜日・・・

やっちまったな!!!

寝坊なんてダサっ・・・

こんな年明けの始まり。
先が思いやられますナ

(焦って車ぶっけるし・・・( ;∀;)OH NO....)←定番
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