彼女はエスパー   作:coltysolty

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ダンまち、みてました。
面白いですね。


結集

煤無が病室に戻ってきた。

 

「どう・・・何か手がかりがつかめた?」

 

煤無は茉莉沙の肩に手を置きながら

寄り添うようにゆっくりと座った。

 

「それが・・・・大変な光景が見えてしまったわ」

 

茉莉沙がため息をつきながら、煤無の方をうるんだ目でみつめた。

 

「言いづらいことなんだね?無理しなくていいよ」

 

「・・・・琴美さん、私たちを助けようとして

時間を遡ったようだわ」

 

「え?」

 

「混濁した意識の中で時折、はっきり見える映像が

あったのよ。

 

空港で、琴美さんを除く私たち5人が倒れていたわ。

血まみれで・・・」

 

「なんだって!」

 

「想像だけど・・・

 

なにかの事件に巻き込まれて、私たち5人が大変なことに

なってしまったんだと思うわ。

 

おそらく・・・・」

 

肝心な一言は言いよどむ茉莉沙。

それを察して煤無が言葉をつないだ。

 

「そうだったのか・・・・このこと、今はまだ

海藤っちには言えないな・・・どうしたらいい?」

 

 

「救えるのは・・・シュン君かもしれないけど・・・

このことを言ったら、きっとシュン君は、動揺してしまうわ・・・

 

普通ではいられないと思う。」

 

「方法があるなら話してみてくれないか?」

 

「このままでは、琴美さんは助かったとしても脳死してしまうようだわ・・・

体の損傷がどんな具合かわからないけど

 

早急に損傷している部位を元に戻して

輸血しないと・・・」

 

 

その時、看護師が部屋に入ってきた。

 

 

「照橋さんと同じ血液型の人はいますか?」

 

看護師は日系人だったが英語で話しかけてきた。

茉莉沙は思考を読み取っていたので、意味を理解することができた。

 

 

「え・・・?あ・・・・たしか、シュン君が同じだったと

思うわ。」

 

茉莉沙の言葉を片言の英語で煤無が看護師に伝えた。

普段から、外国人との接触が多いため、片言の英語やイタリア語は

話せる煤無だった。

 

(そういえばみんなでBBQしてたときに

そんな話してたね?)

 

煤無が心で茉莉沙に話しかける。

茉莉沙は静かにうなづく。

 

「連れてきていただけませんか?

400ml輸血が必要なんです。男性なら助かります。

できるだけ多いほうが良いので・・・」

 

看護師の言葉に茉莉沙が煤無の方をみて応えた。

 

「400ml輸血が必要らしいわ」

 

「僕、呼んできます。」

煤無はジェスチャーを交えながら

看護師に意思を伝えた。

 

煤無は病室を出ると、カフェテリアに向かった。

木菟と一緒にいた海藤をみつけると

前に周って顔を覗き込み、話しかけた。

 

「かいどっち・・・確か、血液型

琴美さんと同じだったよな?」

 

 

「え?あ、ああ・・・・」

 

疲れ切った顔で、煤無の質問に応えるのが精いっぱいの海藤。

 

「輸血が必要らしい。すぐに検査室に行ってくれないか?」

 

煤無の言葉に、我に返る海藤。

 

「輸血・・・はっ!わかった。すぐ行く」

 

 

足元がふらついていたため、木菟が付き添って

海藤と検査室に向かった。

 

 

煤無が病室に戻ると入口の前に真己人が立っていた。

 

「シュンにいさん、どうだった?」

 

「うん・・・疲労困憊って顔してたけど

なんとか検査室に向かったよ」

 

「とりあえず、一命はとりとめたけど

予断を許さない状況だって、今、ドクターが言ってた・・」

 

「なにか・・・できることはないのか・・・

俺たちにできることは・・・」

 

 

「とりあえずこの国の医師の力を信じましょう・・・

銃弾の手術は日本のドクターより慣れているでしょうから」

目を真っ赤にしながら茉莉沙が海藤に答えた。

 

 

「本当にもどかしい・・・」

煤無は、病室の壁を殴った。

 

 

その時、部屋の外で男性の声が聞こえた。

聞き覚えのある声・・・

 

そう、その声の主は

なんと、あの牧田だった。

 

 




えー?悪者退治する前に
撃沈→悪者やってくる

どうなるのでしょうか???




いや~。花粉、すごいですね。
とりあえず薬飲んでるから体は大丈夫ですけど
目が重くて重くて・・・・

あと1か月ぐらいの辛抱じゃ。
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