彼女はエスパー   作:coltysolty

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くしゃみと鼻水が止まりませんが、元気なので
投稿いたします。


談話

「なあ、ねえちゃん。今度、店行ってもいい?」

 

真己人は姉の茉莉沙が用意した夕食後のデザートをほおばりながら尋ねた。

 

「え?いいわよ。でも、どうしたの急に?」

 

「ん?俺の友達がさ、なんか行ってみたいなーって言うんで」

 

「へえ。なにか特別な行事かなんかあるの?よそ行きが必要とか?」

 

「とさ、友達のにーちゃんにお見舞いプレゼントしようかなって俺が提案したら

その友達ものぞいてみたいって。」

 

「お見舞いって入院してるの?」

 

「ん、いや腰かなんか痛めてるらしくて。で、前に俺部活の帰り

土砂降りになって、そんとき送ってもらったんだよ。荷物多かったからさ

すごく助かって。で、お礼ってかお見舞いにプレゼントすっかなーって思って。

ねーちゃんとこのさ、ものがいいでしょ。俺前に来ていったTシャツとか

評判よかったからさ」

 

「そうなのね。いいわよ。いつでもいらっしゃい。あ、でもね。

セールの時の方が安いからね。来週末からはじまるから、そのときおいで。

割引してあげるから。」

 

「ありがと!友達つれてくよ。好きな色とか、どんなのいーかなって

そいつにみてもらうから」

 

「来る前に電話しなさい。お客さんいないときのほうが、ゆっくり

選べるし、たくさんサービスもできるから」

 

「おお、さすが姉さま!助かります!

あのさ・・・そいつ、いいやつでさ。友達ね。心の中がまっすぐなんだよ」

 

「そう・・・真己人のまわりにも心のきれいな人がいたのね。よかったわ」

 

「も、ってねーちゃんとこにも、そんな人いたの?いつもため息ついてたから

やなやつばっかなのかなって思ってた」

 

「ん・・・先日きたお客さんがね、一見チャラいんだけど

邪思考がないのよ・・・素直っていうのかな。純粋なかんじで」

 

「へえ!俺の友達と似てるかも!そんな人が多いと嬉しいよね」

 

「そうね・・・・でも、残念ながら多くはないわね」

 

「女子とかも怖いからね・・・普通の男は騙されちゃうよーな

かわいらしい顔で、すんごいエグいこと考えてるからね・・・」

 

「男は邪満載だしね。人間が嫌いになっちゃうよね」

 

「でも、俺はねーちゃんがいてくれるから、心が休まるけど

そうじゃない人達は、人の心が読めるときついんだろうなって思うよ」

 

「聞こえたくないことまで聞こえちゃうからね。でも、訓練すれば

ON OFF 自由自在だよ。」

 

「ねーちゃんはさ、聞こえる前にわかっちゃうから、スイッチ入れられるけど、

俺、聞こえてからスイッチ切り替えようとしても、もう遅いんだよね」

 

「最初からOFFにしとけばいいのよ。先入観なく見ておくようにすれば

コントロール効くようになるから」

 

「難しいなあ・・・・でも、やってみるよ。今は、せっかく出会えたいいやつとの

つながりを大事にしたいと思ってるんだ」

 

「うん。ぜひ連れておいで。待ってるわ」

 

 

数日後、真己人は木菟を連れて、茉莉沙の店を訪れた。

 

 

 

 




兄弟姉妹は性格が違っても、思考パターンが似ているところが
あるらしいです。私もよく弟と、同時に言葉を発することがあります。
年は離れていますが。
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