ということにしておきます。
気になっていたのは牧田の件。
牧田の死因は胸部圧迫による事故死とされた。
牧田がホテルに戻り、酒を飲みベッドから落ち
落ちていたウィスキーの瓶に胸を強打したため、
胸部打撲が直接の死因ということになった。
日本人で同ホテルに滞在していた
茉莉沙達に事情聴取が行われたが、全員アリバイが成立し
検死の結果、事故死と断定。
情緒不安定で、薬を服用していた
妹の七香美は、兄の訃報を聞き、ショックで入院。
口がきけない状況に。
茉莉沙達は、退院した琴美を連れ帰国した。
帰国後、茉莉沙と煤無が結婚した。
二人の間にはめでたく子供もできた。
海藤もすぐに琴美と一緒になりたかったが
リハビリを終え、完治してから一緒になりたいという
琴美の要望を受けて、海道は待つことを決意。
弟たちも進路が決まり、皆それぞれの人生を
歩もうとしていた。
そんなさ中、突然、七香美が
茉莉沙達の前に現れ
「あれは事故死ではなく殺人事件だ」
と言い張る。
茉莉沙達の中に、超能力者がいて
そいつの仕業に違いない。
絶対あばいてやる、と騒ぎだした。
茉莉沙と真己人は、七香美の心を読み
何をしようとしているか探りながら、追跡を開始する。
どうやら、知り合いの科学者と法律家に頼んで
真実を暴こうという魂胆だ。
しかし、科学者も、何一つ確証がないため
現在の医学や化学では解明できないということを七香美に告げる。
法律家も同様。医学的に判断を下されたことを
覆すことは至難の業だと。
なにか、確固たる証拠がなければ立証されない。
その時、牧田の所持品で小型ビデオがあったことを
七香美は思い出す。自身の身に何かあった場合のことを想定し
牧田はつねに小型ビデオを持ち歩き撮影していた。
七香美はそのマイクロビデオを、科学者のところに
持っていき、解析を頼む。
すると、牧田が突然もがき苦しみ血を吹き
ベッドから倒れる様子が映し出された。
そして、マイクから録音された音声には
「あいつだ・・・あいつらが、超能力を使って
俺を殺そうとしている」
と、呻きながら悶絶している様子が確認された。
これは、大きな証拠になるのでは?と七香美が食い下がる。
茉莉沙と真己人は二手に分かれ、七香美の近くに潜んでいたため
これら一連の行動は既に把握していた。
すぐさま海藤に連絡をとり、マイクロSDカードの映像を消去するよう
依頼した。
海藤は茉莉沙達から得た情報を元に、マイクロSDに意識を集中し
消去するイメージングで念を送った。
翌日、科学者が映像を確認しようとすると
映像は、牧田が酒に酔ってベッドから落ち、胸をウィスキー瓶に強打する様子に
置き換わっていた。そして、音声もただのうめき声で、倒れこんだだけのものに
なっていた。
七香美から連絡があり、立証について話をすると
科学者は、寝耳に水とばかり、映像の内容を説明する。
七香美は驚き、科学者の元を訪れ、映像をみて唖然とする。
科学者も、この映像は検死の結果の確証となるもので、なんら不自然な点はないと
言い切る。
そんなはずは・・・と、半狂乱になり
その場で、鎮静剤を打たれ、再入院。強度の精神混乱をきたしているため
隔離病棟に入れられてしまう。
映像は海藤の仕業だとして、
科学者の意識変化のからくりは
煤無が科学者を催眠術にかけたのだった。
科学者は、大学で講義をしていたとき、木菟が学生を装って
大講堂に忍び込み、講師として教壇にたっていた、科学者を呼び止める。
科学者の研究について、兄がぜひ取材させてくれと言っている。
煤無は取材班を装い、科学者と会話をしながら
催眠術にかけることに成功した。
七香美と科学者が面会したときは、科学者が催眠状態だったため
映像の不自然さに気づくことなく、信じ込まされたことを七香美に説明していた。
七香美の発言は支離滅裂で、常軌を逸していると判断され
しばらくは隔離病棟から出ることはなく、薬物を投与されながらの長期治療という診断が下された。
こうして、波乱万丈な人生を送ってきた茉莉沙や琴美に平和が訪れ
すばらしいパートナーたちと共に、幸せな生活を送ることができるようになったのだった。
光陰矢の如し
Time goes past
時間って大切ですね。
そして、心のぬくもりは何物にも代えがたい
かけがえのないもの
人と人とが見えない何かで
つながっている
縁ってあるんだなって
そんなことを思いながら
茉莉沙たちはゆっくりと
新たな人生の歩みを進みはじめた
ー 一旦完 -
間違って消しちゃって、あわわ・・・
バックアップ機能に助けられました。
このお話は一旦完了です。
起こしいただきありがとうございました!!
また、後日談編などアップすることが
あるかも(?)ですが、未定です。
よかったらお立寄りくださいね~
追記 5月なのに異例の猛暑日。みなさん暑さにはくれぐれもお気をつけください!