想像力がなく、アイディアが湧いてきません。
スランプかなー(そんなもの最初からあるのか?)<謎
おそ松さん、おもしろいです。
ポプリの香りが心地よい休憩室で、
木菟と真己人 は、茉莉沙が入れた紅茶に砂糖を入れようとしていた。
「あら、二人とも甘党なのね」
「あ、ぼくは普段運動してるから、常に甘いものが
欲しくなるんっすよ」
「そうなのね。それじゃあ、このケーキもお口に合うといいのだけれど。
このシフォンケーキ、甘さ控え目だから、物足りないかもしれないわ。」
「大丈夫っす!!!スィーツなんでもいける口っすから!
お気遣いありがとーございます!!
(もぐっ)う、うまい!!!おいしーっす!!!」
「ねーちゃん、このふわふわ感がたまらないね!
あそこのシフォンケーキだね?」
「そうよ。いつものあのお店の」
「いろいろあるんだよね。バニラ、コーヒー、バナナ、イチゴ。
ボクは、バニラが好きだけどね~。木菟君は?」
「あ?え・・・オレ・・・す、ストロベリー・・・・」
「ははは!なんか女子みたいだなあ!」
「わ、笑うなよ・・・いちご、うまいんだぜ・・・・」
「ごめんごめん、なんか細マッチョな木菟君が、
ストロベリーとかって、予想外だったからさ」
「いやぁ~。スポーツ男子は、スィーツ好き多いのよ~マッキー。
うちのにーちゃんも、甘いの大好きでさ」
「あ!お兄さんも?じゃあ、これ、にーちゃんに持ってったら?
ね、ねーちゃん。いいよね?」
「ええ、いいわよ。そのつもりで多めに買っておいたの。
木菟君、これ、お兄さんに持っていってあげてね」
「え???Tシャツまでいただいちゃって、その上、スィーツまで・・・
なんか、悪いですよ・・・」
「遠慮しなくていいのよ。お得意さんなんだから!
ね?また、いらしてね」
「あ、あああ・・・・・そーっすね。また来ますよ。
セールの時に限るって感じっすけど・・・他は高くて、手が出そうにないや」
「もちろん、セールのお知らせ致しますよ。おにいさんにも
お声かけていただけたら、サービスしますよ」
「うわぁ~、おねえさん、営業うまいなぁ~」
「そうだよ。ねーちゃん、成績ナンバーワンなんだから。
でもね、無理やり売りつけたりとかはしないんだ。
しかも、良いお客さんにはとことん、サービスするんだよね?」
「ふふ・・・そうね。残念なお客様はそれなりに対応するけど
良いお客さまには、ご利用いただきやすいように、配慮したいと
思っているの。」
「おれも兄貴もちゃんとしたお店ってあまり行かないけど
でも、お姉さんのお店なら、来やすいから、こんど
兄貴をむりやりひっぱってきますよ。ちゃんとしたの着ろ~って
コーデしてやってくださいね!」
「もちろん!いつでもいらしてね。木菟君のお兄様って
ちゃんと名乗っていただけたら、特別サービスいたします!」
「あ、じゃ、お礼に、サッカー観戦チケット差し上げますよ。
まぁ・・お姉さん、サッカー好きかわからないけど・・・」
「え?サッカー?大好きよ!ワールドカップも見に行ったぐらいだから。
静岡の友達のところに遊びに行った時も、エルパルスのホームグラウンド
見に行ったのよ。サッカーのチケットいただけたら嬉しいわ!ね、マッキー」
「ああ!そっか。ねーちゃんサッカー好きって言ってなかったね」
「うぉっしゃーーーー!!!これで、借りを返した気分だ!
てか、うれしいね!恩返しできるよ」
「なに言ってんだよ木菟君。今回のプレゼントは、僕がお兄さんへの
お礼だよ。忘れないで」
「いやぁ・・・おまえもねーちゃんもいい人だな。」
「木菟君の方が人がいいと思うよ。洋服のサービスより、サッカーチケットの方が
取るの難しいし、試合によってはそっちの方が高いよ」
「あー、無問題無問題。兄貴、Jクラブのスタッフだから。
元はコーチだったんだけど、ケガで裏方に回っちゃったけどね」
「そうなのね。サッカー関係の方とお知り合いになれるなんて
うれしいわ。お兄さんにもぜひお会いしてみたいわ」
「あー、了解っす!今度連れてきます!!」
客足の少ない夕方前のひと時、茉莉沙は弟が連れてきた友人と
楽しい休憩を過ごした。
はがれんのテーマ曲、MP3版DL買いしました。
残暑が戻ってきましたが
風はもう秋ですね。
最近は自作スィーツでティータイムまったりしています。
かしこ