スーパーワールドウォーズ〜作り作られ壊される生〜 作:カーナビレッスン
ーα世界ー
ー地球軌道ー
ーナデシコ内部ー
ーゲストルームー
この艦は機動戦艦ナデシコ。
数名のクルーが火星に向かっている。
本来、この艦はユグドラシルグループの下請けのネルガル工業がプロジェクトアースと呼ばれるもののために作った艦であり、火星に行く目的などは存在しなかった。
だが、この艦に乗ったクルーは艦長の火星に行くという指示のもと火星に向かっている。
これはれっきとした命令違反で普通は捕らえようとするのが当たり前だが、数機のガンダムらしき兵器によって追っ手は破壊されたため無事であった。
火星に行く理由としては火星が謎の兵器の襲撃によって火星に住む人間の消息が不明になっているからだ。
そして今、地球軌道上にてパトリック率いる戦闘機と鉢合わせた。
ナデシコの艦長ミスマル・ユリカという女性はパトリックと交渉することにした。
ユリカ『はーい、私が艦長のミスマル・ユリカです。ぷいっ!』
パドック『俺がこの部隊の代表!!!パドック・コーラサワー!!ぶいーー!』
ユリカ『いやあーこちらの交渉の機会くれちゃってありがとうございます!ところで、あなた達の目的は何ですか?』
パドック『それはこの世界に仲間を集めに来たんだ。俺の弟が司令をやっている艦のクルーを奴隷にしている奴から救いたい。そのためにも力を貸してくれる者達を集めているんだぜー!』
ユリカ『へぇ〜弟さんが司令官。しかし、まあ私たちと交渉する気になったんですか?』
パドック『ふっふっふっ、俺も弟も美女に弱いんですよ、あなたのような美人が艦長なら嬉しいことこの上ない。どうです?私といかがですか?』
ユリカ『ははは…いやぁ…奥さん泣きますよ?あなたのことはある程度知っているんですけど…』
パドック『ぎくっ!!』
ユリカ『パドック・コーラサワー。地球連邦軍のパイロット…何人もの妻と子どももいるのに12年前に失踪…会いに行かないんですか?』
パドック『そ、それはなあ…会いに行きたいんだがなぁ…不安なんだよな…子どもに至っては俺のことを恨んでいるものもいるしな…弟にも迷惑をかけた…金はともかくな…』
ユリカ『あなたは死んでいたんじゃなくて事故で奇跡的に生還していた。ならそれでいいじゃないですか!今なら出来ます!!』
パドック『そうだな…ありがとう。で、その手を組んではくれるのか…一応俺たちにもモビルスーツは何機かあるが…そちらのえーと…エステバリスだったっけ…それはどうなの実際?』
ユリカ『まあ、最新の技術で作られているのでそんじょそこらの敵には負けませんよ!!でも〜あまり戦艦から離れると行動出来ないという問題点はありますけど…』
パドック『奇襲型に向かないやつか…でも、このナデシコは大分強いんだろ?ならなんとかなるだろ?』
ユリカ『へっへーん!なんたってこのナデシコにはグラビティブラストと呼ばれるもの凄いエネルギー砲があります!!それでその敵を倒せます!』
パドック『それなら安心だな!!で、そちらの火星に住む人間の救助についても俺たちは手助けすることに異論はない。交渉成立でいいんじゃないか?』
ユリカ『そうですね〜それがいいでしょう!』
パドック『よろしくーーー!』
特に心配あるのは杏子か…
でも俺は会う気はないんだよな…
今更どの面して会えばいいんだよ…
連邦を裏切った俺なんてな…
ま、タクトの艦でやってる方が格好いいしな
ともかくこちらの戦力が整ってからもう少しこの関係を考えるべきだな。
一応、命令違反とはいえ向こうのほうが連邦の人間は信じるからな。
そうして俺とユリカ艦長の交渉はあっけないほどすぐに終了したがその後艦に確かめておきたい。
そのためにもまずはエステバリスの格納庫のところへと向かった。
新型の機械は俺にとってかなり興味があるしな。
そして向かったその場には三人の男がそのエステバリスの前にて話し合っていた。
??『だからぁ!さっきの戦闘では俺がゲキガンガーで出れば良かったじゃねぇか!』
?????『あのなあ!あの時はよくわからねぇモビルスーツがやっつけたからいいんだよ!!確かにこのエステバリスの実験にはAEUのモビルスーツの相手はよかったがなあ…無駄に出撃してもな…それによ、ここのパイロットは今のところお前とそこの君しかいないんだからな!』
???『俺はパイロットじゃない!コックだ!それに俺もあの日はバイト仲間の鉱太に誘われてあの場にいただけだ!』
??『その通り!!だから俺がゲキガンガーに乗ってだ…ゲホゲホっ!』
?????『お前は風邪引いてるんだから帰って寝てろヤマダ・ジロウ。』
ガイ『違ああう!!俺の名前はダイコウジ・ガイ!!ヤマダ・ジロウなんて名前は仮初めの名前なのだ!』
このまま聞いていても気づかれず、終わりそうにないので声をかけることにした。
パドック『おーい、そちらのお三人がた!俺はあの戦闘機の責任者だが!そのエステバリスについて教えてくれないか?』
そして声をかえると三人がこちらを振り返る。
そしてそのうちの二人は声を出し返す。
ガイ???『これはゲキガンガーだ!!』
?????『違う!エステバリスで合ってるぞ!このエステバリスはな機動性をかつてのバルキリーやモビルスーツとはか…』
ガイ『それはいい!ともかくこれからよろしくやるんだろ!俺はダイコウジ・ガイだ!よろゲホゲホゲホっ!』
もの凄い咳を口から出すこの熱血漢の男がダイコウジ・ガイだと認識出来たがそれ以上はよくわからなかった。
アキト『まあ…よろしく、俺の名前はテンカワ・アキト…本来はコックなんだが、色々あってパイロットになってるんだ。たまたまあのヤプールとかいう宇宙人から逃げたと思ったらこのエステバリスのコックピットの中だったんだ。そして一応ヤプールが逃げたから…それで勝手にパイロットになれって言われてるんだよ!』
パドック『元軍人としては感心しないがまあ、今はそんなこと言っていられる状況ではないからな…本当に必要な時だけにしておくべきだ。』
アキト『そ、そうだよな!でもなあ…俺は火星にいる奴らを助けるためなら…』
パドック『火星?あんた火星に住んでたのか?』
アキト『ああ…そうなんだが、謎のロボットたちが現れてな…いつの間にか地球にいたんだよ。そしてそこであったのが俺の今のバイト先の恐竜やの店主の人に助けて貰ったんだ。とても感謝しているよ、こんなマークがある奴を受け入れてくれるのあの人くらいしかいないからね。』
そういってアキトは左手の甲を見せる。
そこには白い色のマークが刻まれていた。
パドック『そいつは何だ?』
アキト『そうだよなあ、これを知らない人もいるかーこれは火星に住む人間が全員つけているものでな、IFS、ナノマシンを体内に打ち込むことで機械とリンクするんだ。
これのせいで生きていくのが難しいと思っていてな、ビートライダーズみたいに格好良いマークでもないしな。』
ナノマシン…そうか…こいつも鉄華団の奴等と同じように…
阿頼耶識と同じか…
だが背中にあるべきナノマシンの手術痕がない…
やはりこの世界とタクトの世界は違うな…
ともかく話題を逸らすか。
パドック『ビートライダーズ。ああ、あのダンスを踊っている奴らか…あいつらのことはよく分からないが…』
一応多少なりは情報を仕入れていたが…
それでもよく分からないがまあ一般常識的には覚えた。
希望ヶ峰学園やビートライダーズ、そして新たに現れた怪獣、世界の三大陣営AEU、ユニオン、人革連のことぐらいはな。
あと…あの不死身の化け物と魔女のこと…もな…
ちきしょう……………
ウリバタケ『そういえばこのチーム鎧武にビートライダーっていう不思議な仮面をつけた奴が入ったらしいぜ、ほらこれ見てみろよ。』
そういってウリバタケはタブレットを取り出して俺に見せてきた。
そこには不思議仮面をつけた大人がリングの中で何か化け物と戦っていた。
いや、圧勝しているようにしか見えないな…
ウリバタケ『それでな、このチームはここ最近、ダンスのキレが驚異的に変わり出してな!なんかこの側にいる金髪の女が関係しているみたいだぜ。』
そうやって拡大してみると明らかに雰囲気が違う金髪の青い眼をした美女が側でチーム鎧武のダンスを見ていた。
少しむくれているけど何だ。
まあ、結構な美人だが…どこかで見た顔だな。
パドック『結構な美人だな…こいつ自体は踊らないのか?』
アキト『ああ、なんか聞いた話だと俺のバイト先の友人の鉱太がアーマードライダーとしてチーム鎧武に戻った頃に入ったらしいんだよ。』
パドック『なるほど…ちょっと気になるな…ちょっとこれ借りてくぜ。』
ウリバタケ『ああ、いいぜ。またな!次はあんたの機体持ってきてくれよな!』
そう言ってパドックはパットを持って戦闘機に戻っていった。
ーその頃…
99年世界でのマジョリカの話は続いていた。
マジョリカ『皇帝ワルーサと魔女バンドーラは手を組み、身裂きという文化で子どもを減らしていくことにした。その結果、男女の対立は激しくなりいつしか男と女は結ばれなくなって子どもが生まれなくなってしまったのじゃ。』
レスター『しかし…今お前たちがいるということはどういうことなんだ。』
マジョリカ『男と女の体は皇帝ワルーサの魔法によって変えられてしまい、今の人間と同じようだった生殖方式が出来なくなったのじゃ、そこで現れたのがインプラントナノマシンスパート。お前たちの世界の阿頼耶識システムの原型じゃ。』
レスター『機械と人間を一体化させる技術…それがどうして魔法界と関係あるんだ。』
マジョリカ『おおありなのじゃ。まず、魔法界を男のみの世界、魔法使い界、女のみの魔女界として分断させることによって男女の争いはなくなった。そして、それと同時にそれぞれの世界にいた男と女は自分の体内に魔法を使って大量のナノマシンを注入した。
それによって男女の体は魔法界において人間と全く違った遺伝子情報を持って生まれ変わった。
しかし、後天的にナノマシンを入れたご先祖ではあまり意味がない。完全な魔法使いではないのじゃ、そこでご先祖はそれぞれの世界で花に自分とナノマシンが混ざった自分の体のエネルギーを吸わせた。
それぞれの世界で魔女バンドーラと皇帝ワルーサ以外の全ての魔法使いがな…。
ナノマシンが無機物と繋がることがここで確立され、皇帝ワルーサがそれを利用して厄祭戦にて阿頼耶識システムとして発展させたのじゃ。もっともこのシステムを作ったのはトランスフォーマーのある科学者じゃがな。』
レスター『トランスフォーマー…アメリカにいるのはわかっているんだが…もういると仮定していいのか。』
マジョリカ『ああ、ある山に行ってみろ。宇宙船がある。その中にはトランスフォーマーがおるからのう…じゃが道中にはブラックロッジの奴等もいるから…まずは恐竜カードを集めたほうがよいからエジプトに行くのも手じゃのう…』
レスター『…どういうことだ?なぜそこまでマジョリカは知っているんだ!』
マジョリカ『しまった!恐竜カードとブラックロッジのことを教えるのは早すぎたのか!しかし!そのことを知らねば…なん…いや!まずはエジプトじゃ!そこであの少年が連れ添っていた恐竜のことがわかるからのう!さあさあ!エジプトに行くのじゃ!』
レスター『そうだな、日本には何人か残していたし…スーパー戦隊もいるしなんとかなるだろうからな…とりあえず今は深くは聞かない。安心しろ。』
(それにしてもこの動揺は一体…だが、魔女バンドーラは封印されたとわかっているが問題は皇帝ワルーサか…ジャーク帝国…くっ!まずはエジプトに行くしかないのか!)
そういってレスターとセブン21、マジョリカ、どれみ、王ドラ、鉄華団を連れた俺たちはエジプトに向かう。
他のメンバーは日本に戻ってもらった。
今頃は戦っているが…あいつらなら無事だろう。
ー日本ー
ー戦場ー
仁『ちきしょう…なんて強さなんだよ…』
京極『これくらいで参ってもらっては困るな!我が恨みを果たすためにも貴様らには犠牲になってもらうぞ!ライジンオー!』