レグラム・早朝
レイ「それじゃ俺は行く。お前達も〈ガレリア要塞〉での実習頑張れよ」
リィン「ああ。レイもクロスベルでの任務、頑張れよ」
ユーシス「まぁ、無茶はするなよ」
ガイウス「何やら妙な風を感じる。警戒は怠らない方が良い」
レイ「もちろんだ。魔都と呼ばれている所に行くんだから嫌でも警戒するさ」
そしてレイは邪神竜の力を解放し、赤黒い翼を展開して少し浮き上がる
エマ「お気をつけて」
ミリアム「お土産お願いね~!」
レイ「買えたらな」
ラウラ「レイ、ユーシスも言っていたが無茶はするなよ。敵わない相手が現れたら生徒会長を連れて逃げるのだぞ」
レイ「出来る限りはそうしよう。っとそろそろ行かなきゃな。じゃあな!」
そう言ってレイは高速で飛び、トワが待つケルディックに向かった
―東ケルディック街道
東ケルディック街道に降りたレイはそのまま歩いてケルディックに入ると駅前にトワ・ハーシェルが立っていた
トワ「あっ、レイく~ん!」
レイ「トワ会長、お待たせしました」
トワ「ううん。私も丁度来たところだから。それじゃ入ろうか」
レイ「ええ」
無事に合流出来た2人はそのままケルディック駅に入ると目の前にドミニク少尉がいた
ドミニク「あっ、レイ大尉。お疲れ様です」
レイ「ドミニクもお疲れ。
ドミニク「もう少しで到着するはずです」
その時、ケルディック駅に深紅の列車が停車した
トワ「ウワァァ~、これが噂の帝国政府の専用列車なんだね!」
レイ「それでは乗りましょうか」
そして2人は鋼鉄の伯爵に乗り、座席に座るとすぐにクロスベルに向けて発車した
―鋼鉄の伯爵内・食堂車
トワ「……」
レイ「トワ会長、緊張されてるみたいですね?何か飲みますか?」
トワ「あっ、ううん。緊張はしてるけど大丈夫だよ」
レイ「そうですか?なら緊張をほぐす為にこれから行くクロスベルの話でもしますか?」
トワ「あっ、うん。そうしよっか」
その後、2人はこれから向かうクロスベルの事について語る。
―数分後
2人は食堂車から普通車両に戻ってきた(レイの手には自分で入れた紅茶がある)
トワ「へぇー、『ミシュラム・ワンダー・ランド』かぁ~。話を聞く限りだと凄く楽しそうな場所だね」
レイ「実際、楽しくて大人気らしいですよ。毎年大盛況でカップルも多いんだとか。」
トワ「カップルか~。そういうのって憧れるよね~」
レイ「そうですか?」
トワの言葉にそう返事しながら、レイは自分で入れた紅茶を飲む
トワ「レイ君にはそういう相手っていないの?」
レイ「ゴフッ!?」
トワのいきなりの爆弾発言に飲んでいた紅茶が気道に入り、激しくむせるレイ
トワ「だっ、大丈夫レイ君!?」
レイ「大丈…夫です……。」
トワ「もしかしてレイ君って彼女いるの?」
レイ「いっ、いるわけないじゃないですか!!今はトールズの学生ですが、自分の本業は鉄道憲兵隊ですよ!?彼女なんてとても作ってる暇なんか……(汗)」
トワ「そうだよね。最精鋭って言われてる鉄道憲兵隊に所属してるんじゃ彼女を作ってる暇なんてね」
レイ「そうですそうです!」
レイ(俺とミルディーヌが恋仲だという事はあまり知られたくないからな。それにあいつの耳に入るとあることないことトワ会長に吹き込みそうだし……(汗))
そんなやり取りをしていると列車はガレリア要塞を越えてクロスベル駅に到着した
トワ「到着したみたいだね」
レイ「そうですね」
レイ(さて、魔都と呼ばれるクロスベル自治州。一体どんな奴らが待ち受けているのかな?それに“例の奴ら”とも接触しないとな)
次回で“もう1つのⅦ組”と言える彼らが登場します