レイ「何があったの?」
この小説サイトに来るまでに使っていた小説サイトがありまして、たまにそこでちょこちょこと小説更新してるんですが仮面ライダーの合作をしている人の友達がリクエストでウルトラマンジードの小説を書いてほしいと。しかもベリアルには息子だけでなく娘もいたという設定で
クレア「それで最近、更新頻度が低いんですね」
本当に申し訳ないです。でも今週はこちらをメインにやっていきますんで。大丈夫です!
ダイニングバー〈F〉で〈Ⅶ組〉のリーダーであるリィンと(勝手についてきた)フィーに釘を指した次の日の昼頃
―鉄道憲兵隊・ルーレ分室
レイ「今日は特に領邦軍の邪魔はなかったな」
クレア「そうね。それじゃこの後は…」
―ズドォォォンッ!!
姉弟「っ!?」
クレアがこの後にやる事を話そうとした時、外から爆発音が響いた
レイ「今のはまさか!」
クレア「軍需工場からよ!」
ドミニク「大変ですクレア大尉、レイ大尉!」
カレン「
クレア「やはり…」
レイ「ドミニクとカレンは部下を数人召集!!集まり次第、軍需工場に向かう!!」
ドミニク・カレン「イエス・サー!!」
―数分後
ドミニク「クレア大尉、レイ大尉!部下の召集完了しました!」
クレア「ご苦労様です。それではこれより爆発が起きた軍需工場に向かいます!」
レイ「もしかしたら〈帝国解放戦線〉が例の人形兵器を放っている可能性もある。十分気をつけろ!」
「はっ!!」
そしてクレアとレイは部下を率いて軍需工場に向かうとそこにはリィン達〈Ⅶ組〉がいて、逃げ遅れた工員を救出していた
クレア「無事ですか皆さん!」
リィン「クレア大尉…!」
クレア「どなたも大事に至ってないようですね。皆さんのおかげでそこまで大きな被害も出さずに済みました」
リィン「いえ、そんな…」
レイ「っ!?」
クレア「どうしたのレイ?」
レイ「中にまだ何かいる…。ドミニク!カレン!他の者も俺と姉さんに続け!」
部下「イエス・サー!」
そしてレイとクレア、部下達は軍需工場に入ると目の前に巨大な人形兵器がいた
レイ「やはり人形兵器か!!」
クレア「という事は他の場所にもいる可能性があるわね。あの重火力型の人形兵器は私とレイで、貴方達は他の場所を周り人形兵器がいたら駆逐し、逃げ遅れた人がいたら救出して下さい」
部下「イエス・マム!」
そして姉弟は重火力人形兵器ゲシュパードGとの戦闘を開始した
レイ「ダークグレイブ!!」
レイは鉤爪を地面に突き刺し、エネルギーで作られた鉤爪でゲシュパードGの動きを封じると同時にダメージを与え…
レイ「今だ姉さん!」
クレア「モータルミラージュ!」
―ズガガガンッ!!
クレアは一瞬でゲシュパードGの背後に移動し、自身専用の導力銃クルセイダーで撃ちまくる
クレア「レイ、一気に行くわよ!フッ!」
レイ「ああ!ハアァァッ!」
ゲシュパードGにトドメを刺す為にクレアはミラーデバイスを投げ、レイは両手に光と闇のエネルギーをチャージしていく
クレア「オーバルレーザー照射!カレイドフォース!!」
レイ「光と闇の洗礼を受けろ!カオス・エンド・フレア!!」
姉弟のSクラフトを受け、重火力人形兵器ゲシュパードGは木端微塵に破壊された。そしてその後、他の隊員達と合流し工場から出てくる
リィン「レイ、それにクレア大尉。大丈夫ですか?」
レイ「ああ。中に重火力型の人形兵器がいたが、姉さんとのコンビネーションで倒したよ」
フィー「それって私達が苦戦したの同じ?」
マキアス「さすが〈
アリサ「でも…やっぱりこれってテロリストの仕業なのかしら?」
クロウ「可能性は高そうだな」
フィー「そだね…テロリスト自体がここにいない理由は分からないけど」
リィン「確かにちょっと目的が掴めない感じだな」
マキアス「だとしたらさっき倒した人形兵器は一体どこから来たんだ?」
レイ「ああ、俺達も調べたが…どうやらいくつかのコンテナに収納されて搬入されたようだ。――3ヶ月以上も前に」
Ⅶ組「さ、3ヶ月以上前…!?」
クレア「そして〈帝国解放戦線〉が帝都で名乗りを上げる1ヶ月ほど前でもあります」
その言葉に〈Ⅶ組〉A班は全員驚きを隠せずにいた
エリオット「そ…そんな前から今回の事件を計画していたってことですか?」
クレア「ええ…恐ろしく切れる相手のようです。テロリストのリーダー格――〈C〉と呼ばれる仮面の男。恐らく彼の仕掛けではないかと」
アリサ「〈C〉…それって」
クロウ「お前らが帝都で戦ったっていう奴か」
リィン「ああ…相当な使い手だった」
マキアス「やれやれ。頭まで切れるとはつくづく化け物じみてるな」
リィン「とにかく残されていた人々も無事で良かったです」
クレア「そうですね…。あくまで結果論ですが」
クレアの言葉に〈Ⅶ組〉のメンバーは首を傾げる
クレア「たまたま人形兵器を倒せたのは幸いでしたが、私達の到着を待たずに現場に踏み込んだのはいただけませんね。機密的な問題もありますし、二次被害の可能性も十分理解していたはずです」
レイ「”危機“の輪郭を見極め、できれば、近寄らないこと――そう忠告したはずだが?」
クロウ「やれやれ手厳しい姉弟だなぁ(汗)」
リィン「……。それでも…危険から目を逸らし続けることはできません。そこに力がある以上…どう付き合うか考える必要がある…。そうじゃありませんか?」
エリオット「あ…」
アリサ「リィン…」
リィンの言葉に姉弟は軽く息を吐いて再び話し始める
クレア「…ふふ、仕方ありませんね。大きな被害もありませんでしたし今回は大目に見ましょう。ただし今後はもう少し気を付けるように……良いですね?」
リィン「はっ、はい!」
その時、1人の隊員がレイに駆け寄り、何かを耳打ちする
レイ「何だと!?」
クレア「どうしたの?」
レイ「姉さん、テロリストがザクセン鉄鋼山を急襲したようだ!!」
クレア「何ですって!?」