デジタル リアライズ 作:棃音
「とった!」
「甘いわ!」
日本刀での突き、それをサイドステップでかわし峰を地面に叩きつける
そして間髪入れずにボディーはの連撃
YOU WIN!!
「あー!負けたー!」
ゲームの画面がリザルトへと切り替わる
「いつもの」
「次、変わってくれないか」
結論から言おう
ニアは自分の家を持った
両親が海外にいると言う設定のいとこ
と言うことにして近所のマンションを借りた
しかしまあ殺風景な部屋には居辛いのだろう
こちらに入り浸り、学業に励みつつ
現実の人間社会への順応を目指した生活をしている
やはり何事も大人の力には敵わない
成人で定職がある
これは何よりも強い武器になるのだ
鋭さは違えど、あるだけで頼り甲斐のある武器に
これにはあっさり具合に完全に負けてしまった
そして最初はギスギスとしていた2人の関係だが
「いいか!今日こそ負けないからな!」
「言いながら殴らないでくれない!?危ないなぁ…!」
「ここで吸い込む!さあ!トドメだ!」
「ぎゃー!!ちょっと食べられたままステージ外に心中とか嫌なんだけど!」
「ハハハハハ!」
こんな日々、だといえばわかるだろう
「今日も食べてくか?」
「……甘えさせてもらおう」
現在のニアの収入源は……まあ簡単だ
口座を作り、そこからは銀行のデータベースに海外経由で定期的に定額を送る
無論これは闇の金だ
なぜこうなったか
これはニアのでまかせからだ
実は部屋を借りる際に
「まあ、なんだ、金はあるにはある」
と言う発言からだんだん
「遺産があった」
に周りが膨らませ
「なら、定期的に別の通帳に入れ替えよう、そうすればもう一つの通帳を完全に使えないように隠しても問題ない」
と言う善良な人間の発言で大ごとにならずに今を過ごしている
「おら、メシだぞ」
「いまいーとこ!」
「ストーンで吹っ飛ばす!」
「危ないなー!でも掴みに弱いんだよねそれ!」
「あ!」
YOU WIN!!
「ほら、さっさとしろ」
夕飯を食べながらふと思う
何人が憶えているのだろう
本当は今も憶えているのではないか
共にあの記憶を語らえるなではないか
辛いこともあった
死んだ、泣いた、苦しんだ
でも何より楽しかった日々の記憶
これを少し前にお話として作った程にしたことがある
誰が、何も、知らず、関与しないように
あなたはこれを憶えて居ますか?
問いかける
真実であり、事実
本当に起きたことであるのにそれをなかったことにする自分に違和感が無いのですか?
笑われる
これは僕の夢、ただの夢物語
そう思って居た
ポーーーン
ハ長調ラ音
夢を否定する存在が眼前に現れる
こんな日が来ると思って居た
それは真実だった
夢でないことが、より孤独感を強めたが
今となってはそれ以上に楽しみも多い
ねぇ、なんで憶えてるの?
ハッとして周りを見る
板の間にか食事を済ましTCGで遊ぶ2人がいる
「おジャマキングで攻撃!」
「トラップ発動!銀幕のミラーウォール!」
「カウンター罠発動!トラップジャマー!」
「ならば!カウンターカウンター!」
「こっちもカウンターカウンター!」
「くっ!デコードトーカーが!」
「2体目のおジャマキングでエンコードトーカーを破壊!」
「くそっ……負けた」
「いぇい!」
「低レベルなデュエルだな、我がヴァレルデッキで相手してやろう」
「じゃあ2vs1ね」
「また、サイバーも使うわそれなら」
「構わん!たたみかけるぞ!」
まあ、今が楽しければそれでいいか
「「「デュエル!!」」」
以下デュエル
実際のデュエルを基にしております
「私のターンから行かせてもらう!じゃあ今回はこっちだ!手札からレベルスティーラーを捨ててクイックシンクロンを特殊召喚!そしてレベルスティーラーの効果で特殊召喚!切り盛り隊長を召喚して効果で一枚戻してドロー!ジャンクシンクロンを特殊召喚!」
「来るか!」
「先ずは!アローヘッド確認!召喚条件は効果モンスター2体!サーキットコンバイン!リンク召喚!デコードトーカー!さらに!手札から死者蘇生!レベルスティーラーを特殊召喚して!3体でシンクロ!レッドデーモンズドラゴン!ターンエンド!」
「そして私のターン!ドロー!手札から融合発動!オジャマキング!そっちのデコードトーカーのリンク先とエクストラモンスターゾーンを封じるよ!そして一枚伏せてターンエンド」
「僕のターンだな…ドロー!死者への手向け、手札を一枚捨ててオジャマキング破壊!そして二枚伏せてターンエンド、さらに僕のターンでドロー、さあ見せてやる、一時休戦でドロー、パワーボンド!手札のサイバー・ドラゴン3体を融合!融合召喚!サイバーエンドドラゴン!さらに!手札から死者蘇生を発動!墓地に送られたマグナヴァレットを特殊召喚!伏せてターンエンド!」
「攻撃力8000……笑えないな」
「いつもの事じゃん」
「ドロー!……シンクローンリゾネーターを特殊召喚!そしてチェーンリゾネーターを召喚!効果でレッドリゾネーターを特殊召喚!さらなるスペシャルゲスト!レベル1+1+8で10!スカーレットノヴァ!ターンエンド!」
「私のターン!一時休戦!全員がドロー!さらに手札からオジャマカントリー!発動!おジャマレッドをすてておジャマキング!メインモンスターゾーン3つを埋めてターンエンド!」
「攻撃力が下がったか……だが甘い!甘すぎる!ドロー!手札からサイバー・ドラゴンコア!そしてエヴォリューションバーストォ!おジャマカントリーを破壊!ターンエンド!」
「あれ、順番……」
「そしてこっちだ、スニッフィングドラゴン!そしてサーチ!現れろ!我が道照らす未来回路!リンク2!リローダードラゴン!」
「しまった!デコードのリンク先を!」
「もう遅い!バトルだ!サイバードラゴンコアでおジャマキング破壊!さらにメイン2!ゲートウェイドラゴンを特殊召喚してスニッフィング追加!リンク召喚!召喚条件は効果モンスター三体以上!現れろ!我が未来を切り開く烈風!ヴァレルロードドラゴンッ!」
「サレンダーしたくなった」
「同意……」
「おう、させてやんよ!ヴァレルロードドラゴンでスカーレットノヴァを攻撃!」
「攻撃力はこっちが上……まさか!」
「ヴァレルロードの効果!ストレンジトリガー!攻撃を無効にし、攻撃対象のモンスターのコントロールを得る!」
「だが!ヴァレルロードドラゴンの攻撃に対してスカーレットノヴァの効果!!2体とも除外だ!」
「残念だな!ヴァレルロードはモンスター効果の対象にならない!」
「くっ……!」
「スカーレットノヴァはもらった」
「だが!スカーレットの効果!墓地のチューナーの数×500攻撃力アップ!お前の墓地にはチューナーはいない!」
「関係ねぇよ!妹と一緒に地獄へ逝け!」
「関係なかった!」
「私巻き込まれてない!?っていうかニアの妹じゃないし!」
「次のターンで終わりだ、ターンエンド」
「ドロー!……無理だ、モンスターをセットしてターンエンド」
「私のターンドロー!…カードをセットしてターンエンド!」
「行くぞ、ドロー!アネスヴァレットを召喚!スクイブドロー発動、アネスヴァレット破壊で二枚ドロー、クイックリボルブ発動!オートヴァレットをデッキから特殊召喚、ヴァレルロードの効果でオートヴァレットの攻撃力を下げる、このときリンクモンスターの効果の対象にされたことにより魔法罠一枚を破壊!今伏せたそれを破壊する!」
「ミラフォがー!」
「タイミング合わせて総攻撃してやる、ターンエンド、んでドロー……終わったわ、まずはプロトサイバー・ドラゴンを召喚、キャッスルリンクを発動!ヴァレルロードを移動!そこからの…融合!サイバーツインドラゴン!そしてリミッター解除ッ!」
「over kill!!」
「そしてなんのためにエヴォリューションバーストォ!そっちの伏せも破壊!」
「こっちもミラフォがー!」
「ミラフォ大好きかよ、エターナルエヴォリューションバーストォォォ!」
「くっ……トチ狂ってるだろ……」
「そしてスカノヴァとヴァレルロードドラゴンとツイン攻撃」
「あー!もう!」
「はい楽勝」
これが続けばいいのにな