聖騎士プリキュア!VS魔界戦士プリキュアVSダークネスプリキュア 作:萊轟@前サルン
「先手必勝‼︎」
キュアパラディンはキュアサターンに殴りかかった。サターンは防御の構えをとりパラディンのパンチを受け止め、そのまま拳と腕を掴み自分の背後へ投げ飛ばした。
「ふっ...聖騎士とは所詮こんなものか..」
サターンは倒れているパラディンに嘲笑うようにそう言った。その言葉にカチンときたパラディンは起き上がり無作為にサターンを殴る。
「舐めないで!私は伝説の聖騎士の血筋を持ってるんだからね!」
「この力を使いこなせなきゃ血筋も何もない。」
そう言いサターンは再びパラディンを吹き飛ばす。そしてパラディンに向け技を放つ。
「プリキュア・サターン・バインドアイ‼︎」
「くっ...動けない⁈」
「終わりだ‼︎」
サターンは拳に全身の気を貯めパラディンを殴る。
「ぐわぁぁ‼︎」
パラディンはサターンの技により変身が解けてしまう。他の仲間たちはパラディンの元へ近寄る。
「真輝⁉︎大丈夫?」
「燐、月華一旦、退却だ...今の私達じゃ魔界戦士には敵わない。」
「分かった!」
聖騎士は
「終わってから話をしようと言ったのになぁ...」
「ファシル、魔界に戻るわよ。」
アシュムがそう言い魔界に戻ろうとしたその時、背後から気配を感じ、振り向いた。すると、そこには黒いローブを着て姿を隠す3人組がいた。
「魔界戦士よ、それは私達のものだ。」
「なに言ってるの?そこら辺の人間が持ってても意味ないよ。」
「私達は普通ではない。」
黒いローブを着た3人組はダークネスモバイルチェンジャーを取り出し自分の変身番号を打った。
What is Your nunber?
9・8・3‼︎
暗黒チェンジ‼︎
「黒の戦士、キュアダーク‼︎」
「影の戦士、キュアシャドウ‼︎」
「悪夢の戦士、キュアナイトメア‼︎」
「ダークネスプリキュア‼︎」
なんと黒いローブを着た3人はプリキュアへと変身した。これには魔界戦士もビックリ。
「ダークネスだと...⁉︎これは予想外...」
「ナイトメア、技を打ちなさい!」
「了解! プリキュア・ナイトメア・ミスト‼︎」
ナイトメアの放った技のせいで視界が遮られる。黒い霧で前が見えない中、ファシルは何かを奪われる感覚がした。霧が晴れると3人組はすでにいなくなっており、ファシルの手元にあった
「ちっ!取られたか...!」
「今日は疲れたし帰ろーよ!」
ベイルザは眠たそうな顔をしながらそう言った。そして、3人は帰る準備を済ませて魔界へ帰っていった。
その頃、聖騎士は.....
「くそっ‼︎魔界戦士め!次は必ず倒す‼︎」
「真輝らしくていいですね....」
「真輝に燐!もう21時だよ?魔界戦士に対抗するための新たな武器を作るのはまた明日でいいじゃん!」
「いや、今日中に済ませる!」
「はぁ....」
VS魔界戦士に熱く燃える真輝に呆れる月華であった。
to be continued......