番外編 クリスマス2018
今日はクリスマス。特車二課もあまり派手には出来ないが、クリスマスっぽい飾り付けもしている。まぁ、最初はおやっさんとかに言われたが、出動とかに支障がない範囲なら許しが貰えた。で、俺は今熊耳と一緒にケーキを作っている。一応昨日の内にスポンジは作っておいたから、後はクリームを塗って飾り付けをすれば完成だ。
熊耳「だけど直江君って本当に器用ね」
「そうですか?まぁ、料理が趣味というのもありますけど」
そう言いながら俺はテキパキとケーキを作っていく。
熊耳「それだけでも凄いわよ。男性で料理が出来るなんて」
「そう言って頂けると嬉ですね」
香貫花「ちょっと!話してないで此方も手伝ってよ」
野明「わ~!南雲さん!焦げてますよ!!」
南雲「きゃああ!大変!!」
あっちは別の意味で忙しいな。
「……」
熊耳「直江君、此方は後は私だけでも大丈夫だから、向こうを手伝ってあげて」
「分かりました」
俺は香貫花達の所に行く。行くと、ローストビーフが炭と化していた。
「あ~…大丈夫ですか?」
南雲「直江君」
涙目で俺を見るしのぶ。
「怪我とかはないみたいですね」
南雲「ごめんなさい。何分料理は久し振りで」
「大丈夫ですよ。次は一緒に作りましょう」
そして俺は、しのぶを指導しながら一緒にローストビーフを作る。その間しのぶに付きっきりだから香貫花と野明が俺の方を見ていたがな。んで、なんとかローストビーフも完成し、ケーキや他の料理も出来上がった。
「それでは運びましょうか」
俺達は料理を運んでいく。途中でひろみや遊馬達も運ぶのを手伝ってくれた。そして特車二課のパーティが始まった。
遊馬「いや~!まさかここでこんな料理が食えるとは思わなかったな」
山崎「そうですね」
進士「去年は色々あって、パーティ処ではなかったですしね」
太田「ガツガツガツ!バクバクバク!!」
シバ「そうだったね。けど、今年はのんびりできて、翼ちゃんの料理も食べれて幸せだな~」
榊「ま、たまにはこういうのも悪くねぇな」
後藤「そうですね。まぁ、待機中なんで酒が飲めないのが残念ですが」
南雲「当たり前でしょ」
そしてパーティは終わり、特に緊急出動もなく第二小隊は仕事上がりとなった。
「それじゃあお疲れ様でした」
熊耳「お疲れ様」
俺と野明、香貫花、熊耳は帰る方向が同じなので、全員一緒に帰る事が多い。男連中は、これから飲みに行くそうだ。生憎俺や野明は運転があるからパスした。香貫花と熊耳も明日用事があるからパス。
野明「う~…さむ!」
熊耳「ホント、冷えるわね」
すると雪が降り始めた。
「雪ですか」
香貫花「道理で何時もより冷えるはずだわ」
チラチラと降る雪を見ながら歩く。
「そうでした。忘れるとこでした」
熊耳「どうしたの?」
俺は用意してたクリスマスプレゼントを3人に渡す。
「野明さん、香貫花さん、熊耳さん、メリークリスマス」
野明「わ~!ありがとう翼さん!」
香貫花「フフッ、毎年マメね」
熊耳「私にも?ありがとう」
「気に入ればいいんですが」
3人は中身を開ける。
野明「これって…もしかして」
「それは、以前野明さんが欲しがってた、アルフォンスのワックスですよ」
野明「ありがとう。それにこのブレスレットも」
野明には、アルフォンスの高級ワックスとブレスレット。
香貫花「私は…素敵なネックレスね」
熊耳「こっちはイヤリングね。結構高かったんじゃないかしら?」
「そこは気にしないで下さい。私の気持ちなので」
すると3人はブレスレット、イヤリング、ネックレスを着ける。
香貫花「どうかしら?」
「皆さんお似合いですよ」
俺がそう言うと、3人の顔がほんのり紅くなる。
野明「けど、私何も用意してなかった」
香貫花「私もだわ」
熊耳「私も」
「気にしないで下さい」
俺は別に気にしてない。野明、香貫花、熊耳、南雲の4人にクリスマスプレゼントは、俺が勝手に用意したんだからよ。
「「「……」」」
すると3人は俺を他所に何かを話始めた。なんだ?そして話し合いが終わったのか、俺の方を見る。
香貫花「翼には、私達からまとめて渡すわ」
「まとめて?」
香貫花「行くわよ」
すると香貫花は俺の腕を引っ張る。その後を野明と熊耳が続く。そして到着した場所は…
「えっと…ここって」
香貫花「ラ○ホよ」
いやいやいや!なに平然と言ってんだよ!何でここに来んだよ!そして俺はそのまま中に連れていかれ、まさかの3人の相手をすることとなったのであった。…因みに、後日しのぶにもバレ、しのぶにも香貫花達といったラ○ホに引きずられて連れていかれたのであった。