有馬公生くんの視点です!
今回、少し読みにくいかも…です
~公生の夢の中~
ピアノが1台置いてある。
周りは地平線の先まで青く清んでいる。
どこかで見たことのある景色。
そっか……
この景色は彼女と最後に演奏した景色だ。
だから、僕は…
ピアノに座り、弾き始めた。
あの日と同じ、
ショパン「バラード第1番 ト短調 作品23」
もう一度彼女と一緒に弾くために……
でも、一向に彼女の感情の乗ったヴァイオリンの音色はなく、彼女は現れなかった。
だから、僕はピアノを弾くのを止めた。
そっと、鍵盤から指を離し、上を眺めた。
「有馬公生くん……」
彼女の声が聞こえ、振り向いた。
彼女は
「ごめんね……」
それだけ言って姿を消した。
彼女は何に対して謝ったのか…
僕は分からないまま眠りから覚めた。
~現実~
僕は時間を忘れ、昨日の夜からピアノを弾き続けた結果、寝てしまったようだ。
そして、あの夢を見た。
かなり鮮明に覚えている。
目が覚めるとそこには、紘子さんと小春ちゃん、Roseliaのみんなが心配そうにしていた。
僕は身体を伸ばして、
「ん……ふぅ…みんな集まって…どうしました??」
「はぁ…公生、あんたまた夜からずっと弾いてたんでしょ?少しはこっちの気苦労ぐらい考えなさいよ…」
「…すみません。紘子さん。」
「ま、いいわ…ほら、友達が来てるわよ?リビングで待ってもらうから、準備できたらリビングに来なさい。」
「わかりました。」
紘子さんは小春ちゃんとRoseliaのみんなを連れて部屋から出ていきました。
僕は自分の部屋に向かい、服を着替え、洗面台に向かい、歯を磨き、寝癖を直してリビングに向かった。
リビングにつくと、湊さんと氷川さんと白金さんは紘子さんと話していて、今井さんとあこちゃんは小春ちゃんと遊んでいました。
「ごめん。お待たせしました。」
「身体は大丈夫なの?」
湊さんが聞いてきた。
「大丈夫ですよ。たまに時間を忘れて弾いてしまうことがあるんです。」
「そう、ならいいわ。」
「でも、あまり無理をしてはいけませんよ?身体が一番ですから。」
「氷川さん。分かっていますから。」
「紗夜が言っても説得力がないよー!」
「今井さん!!」
今井さんのツッコミに少し焦っている氷川さん。
氷川さんもずっとギターを練習しているんだということがすぐにわかった。
ピーポーン!
家の呼び鈴が、なった。
約束はなかったし、セールスかな?
「誰だろう…出てくるね」
そう言って僕は玄関へと向かった。
「どちら様ですか?」
そう言ってドアを開けると
そこには相座凪がいた。
「有馬先生!こんにちは!」
「こんにちは。どうしたの??今日はレッスンの日じゃ無かったよね?」
「ちょっと教えてほしいところがあって来たんですけど、良いですか?」
「いいけど、今友達来てるから待ってもらうことになるけどいい?あと紘子さんと小春ちゃんも来てるよ。」
「……二人きりで……したかったのに…………」
「どうかした?」
「いえ!なにもないです!!大丈夫です!!」
「じゃ、入ってー」
「はーい!!お邪魔しまーす!!」
僕は凪ちゃんを家に入れ、みんながいるリビングに戻りました。
いかがだったでしょうか?
いつもと違う感じになりました…
これからの展開いろいろ考えてます。
迷走しないようにだけ気を付けます。
お気に入り登録が100を突破!
UAが5000突破!
ランキングに乗ました!
こんなにたくさんの人に読んで貰えて、本当に嬉しいです!
☆9
(●´ϖ`●)さん
評価ありがとうございます!
次回も早く投稿できるようにがんばります!!