その記憶を見た私は、はみんなの前に来て、フランを助け出す話をした。みんな賛成した。そして数秒たって霊夢たちが来たついでにフランと一緒に…
「スリー、ツー、ワン、ゴー」
私の合図にみんな定置につきスペルカードを放った。霊夢たちには、私がその場の空気に合わせてと目で送った。スペルカードに囲まれたフランは逃げる間も打たれた。バランスを崩したフランは上からおちてきた。
「今だ」
おちてきたフランはまだよろけていてあれをしたら話ができるかも。そう思った私は今のフランをそっと抱いた。
「フラン…」
私はそっとフランに語りかけた。でも、今はよろけているがまだ体力がある。フランがすごく抵抗し、レイブァテインを私の肩と背中に刺してきた。すごく痛い。でもここで諦めたら終わりだ!と思い、自分では出したこともない大きな声を出した。
「フラン聞けぇ!」
一瞬フランの動きが止まった。今だ!!
「フラン…私ね、フランの記憶を見たの。だからね、私はいつものあなたなって欲しいの。だから、戻っておいで…。そんな怒ったフランは、フランらしくないよ。それに、レミリアもフランにそんな思いで言ったんじゃないよ。クルミさんもそんなフラン見たくないよ。
だからね、いつものフランに戻ってまた一緒に遊ぼう」
私のすべての思いをフランにぶつけた。私はフランを見るとフランは涙を流していた。そして言った。
「フランは悪い子じゃない?みんなに迷惑をかけたんだよ。それでも…ナツはフランと遊んでくれる?」
「うん」
私は即答で答えた。その言葉にフランはにこやかに笑った。その顔は、まるでクルミさんの笑顔だなと思った。そして、私はフランに、
「後ね、フラン。レミリアに謝っておいで。紅魔館すごく壊しているし…レミリアもフランに謝って」
少し視界は眩むが姉妹喧嘩の最後を見届けなくちゃ。
「お姉様…」
「フラン…」
「お姉様…フランね、ずっとずっと遊んで欲しかったの。でも、フランは何も言えない悪い子。こんな妹に謝られても、お姉様絶対に許さないよね…」
そんな言葉に、レミリアは怒るどころフランを優しく抱いた。
「フランそんなに自分を責めないで、全部…全部私が悪いの。私が馬鹿だったの。ずっとあなたのことを全く、考えてなかったの。本当にごめんね。あの時、私があなたを怒らせたのは、あなたが本気で戦わないと、あなたの怒りが収まらないと思ったの。ずっとクルミ姉様のことを考えてたあなたにその言葉が裏目に出たのね。本当にごめんなさいフラン」
「フランも…フランも…おんなじ気持ちだった。ごめんね。お姉様」
ようやくスカーレット姉妹の喧嘩が終わった。
「よかった…」
バタ。
「ナツ!!」
私の視界が暗くなり、何かをさけんでいるみんなの声が聞こえなくなった。
夢の中にて。
「ここは…」
あたり一面真っ白。死んだのかなって思ってしまった。
「ナツさん」
誰か知っている声が聞こえた。そう、クルミさんだ。
「クルミさん…私死んでしまったのですか?」
クルミさんは、首を横に振った。
「違うよ。あなたは死んでないよ。でも、そろそろ戻ったらいいわね。ナツさん妹たちを助けてくれてありがとう」
クルミさんは、そう言って指を鳴らした。
私はクルミさんと話した後、目が覚めた。そこにはレミリアがいた。
「あら、起きたのね」
「はい。ここはどこ?」
「ここは、私の部屋のベッドよ」
「そうなんですか。私、何時間ぐらい寝てたんですか?それとみんなは?」
「そうねぇ…一年ぐらいかしら…」
「えぇぇぇぇぇぇ!」
私はびっくりしてベッドから跳ね起きた。それを、見たレミリアはすごく驚いていた。
「冗談よ。全く驚かさないでよ。フランたちは、食べ物を作っているわ。それじゃあこっちからも聞くわ。あなた、よくフランをたすけられたわね。抱きついて。それに、クルミという言葉を聞いたわ。あなたは何を知っているの?」
レミリアに痛いところをつかれた。私を探るような目で。私はため息を付き、レミリアに全てを話した。フランの記憶見たことも、私の能力も…。
「ふーん。そんなことがあったのね。まぁ、お疲れ様」
「は…はい」
数分間、レミリアと話した後、フラン達が来た。
「ナツ大丈夫?」
「色々大変だったのよ」
「全くだぜ」
「アハハ。みんなありがとう」
みんな私を心配してくれた。嬉しい。これからもみんなの役に立ちたい。そんなことをずっと思った。
「君はいずれ過去をしるだろう」
不意にそんな言葉が聞こえた。その言葉が未来の私に何が起ころうともどうでもいい。これからも私は、自分らしく生きよう。
スカーレット姉妹編完です!ここまで見てくれた方々ありがとうございます!
というわけで、続きはまだあるのでこれからもよろしくお願いします!
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