無人機を破壊し負傷した一夏は保健室で治療を受けていた。
----保健室-----
「これでよし、はい 終わったわよ」
「ありがとうございます」
と保健医にお礼を言う一夏。
「軽い軽傷だからすぐに良くなるわ」
「ありがとうございます。じゃあ俺はこれで失礼します」
「お大事にね」
保健室を出るとそこには千冬と鈴と達也が居た。
「千冬姉、鈴、達也 どうしたんだ?」
バシーンッ
「織斑先生だ、まぁいいお前たち今回はご苦労だった。織斑、凰、そして司波」
「いいてことよ!」
「まぁね」
「いえ」
「ところで司波」
「はい」
「あの時 お前が使った魔法だが今までのとは桁が違う威力だったぞ」
「そ、そう言えば」
「流石は織斑先生ですね。はい、あれは以前お話しした戦略級魔法の一つ「ヘビィ・メタル・バースト」です。」
「何!戦略級魔法だと!」
「へ、ヘビィ・メタル・何だ?」
と千冬はあれが話で聞いた戦略級魔法だと驚き、一夏は名前が上手く聞き取れなかったらしい。
「「ヘビィ・メタル・バースト」は爆心地点から全方位にプラズマ放射する系統魔法です。重金属を高エネルギープラズマに変化させ、気体化を経てプラズマ化する際の圧力上昇を更に増幅して広範囲にプラズマを散撒くという原理です。上下に圧縮する形でプラズマ化し、電子を水平方向に円形に拡散させることで、原子核を原子核同士の電気的斥力と電子との間に働く電気的引力で高速拡散させ、その運動エネルギーで広範囲を焼き尽くすんです。」
「そうか!?」
「「???」」
千冬は納得するも後の二人はちんぷんかんぷんみたいだ。
「取り敢えずお前たち寮に戻っていいぞ」
「「「はい」」」」
と言われ三人共寮に戻って行く。
----寮の廊下----
一夏と鈴と別れた達也は部屋の扉の前に来ると気配を感じた。
(誰かいる!)
と警戒しらが扉を開けるとそこには、
「お帰りなさい。ご飯にする?お風呂にする?それともわ・た・し?」
「なぁ!!」
裸エプロン姿の更識楯無がいたのだ。
「更識会長何ですか?その姿は?」
「あら、裸エプロンよ」
「それは、見ればわかります。何故その格好でいるのかを聞いているのです。」
「新婚さんごっこ」
と訳のわからない事を言う。
達也は焦った幾ら感情が欠落しても感情と生理現象は別物だ。だから達也は目のやり場に困った。
「うふふ。なんてね。実は水着エプロンでした。ガッカリした。」
「はぁ?」
「ところで達也君、これどうかしら?」
「とてもよくお似合いです」
「そおぉ。ありがとう。」
達也は取り敢えず裸エプロンならぬ水着エプロンの楯無を褒めておく。
「もうちょっと、照れながら褒めてくれると言う事なかったんだけど」
と言われ達也は、
「ストレスが溜まってるんですね」
と何を勘違いしたのかそう言った。
「えぇー?」
「更識家の現当主にしてIS学園生徒会長そしてロシア国家代表とも成れば気苦労も多いでしょう」
楯無は達也の言葉に意表を突かれた。
(何を勘違いしてるのかしら?)
「こんな所で立ち話も何だし、中に入りましょう」
「え、えぇ」
取り敢えず楯無に言われ自分の部屋に入る達也
「でもね、達也君 こんな美少女を目の前にしてお話ししてるのに全然手を出す素ぶりもないのね。お姉さんガッカリ」
と『ガッカリ』の扇子を広げる。
「俺に、露出性癖はないんで、学園内で女性に手を出したりはしませんよ」
「え!えっとじゃあ学園外だったら?」
と聞いてきて達也は楯無の耳元で、
「勿論、先輩の据え膳なら遠慮なくご馳走になります。」
「えぇぇ///」
と頬を赤くする。
「それより更識会長。そろそろ着替えたらどうですか?」
「え!あぁそうね」
と我に帰り浴室で制服に着替える
「それで更識会長用件は何ですか?」
「うん、とりあえずね。今日の事はありがとうね生徒会長としてお礼を言うわ」
「いえ、礼を言われるほどのことじゃありません」
「もーう、そんな事言っちゃて」
「それで礼を言うために俺の部屋に来た訳じゃないでしょう」
「あら、分かっちゃた。そうなの実は達也くんにお願いがあって来たの」
「お願いですか?」