IS学園の劣等生   作:人斬り抜刀斎

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第9話

翌日朝早く起きた達也は朝のトレーニングを始めていた。

初めにランニングをしその後体術の特訓をし、頃合いを見て部屋に戻って制服に着替える。そんな時部屋のドアからノックする音がする。

「達也、朝飯食べに行こうぜ」

と一夏が達也を朝食に誘いに来た。

達也はドアを開け

「あぁ、わかった。」

と言い一夏と食堂に向かった。

-------食堂-------

食堂は朝食を摂りに来た生徒が大勢いた。

 

一夏はシンプルにご飯、味噌汁、鮭の塩焼きと言った和食を頼んだ。

達也はトーストとコーヒーと言った簡単なものを頼んだ。

 

「あ、織斑君、司波君あはよう」

「おはよ〜おりむ〜たつたつ」

「おはよう織斑君、司波君」

「おう、おはよう」

「あぁ、おはよう 布仏さんと谷本さんに夜竹さん(何か、またあだ名付けられたな。それにこの布仏本音さん何故か中条先輩と同じ小動物的なオーラが感じられる)」

そこで布仏と谷本と夜竹に会い挨拶する二人

「司波君私たちの名前覚えててくれたんだ」

「俺は、一度会った人の名前は覚えてるんだ」

「そうなんだ」

「あと、たつたつ 私の事は本音でいいよ」

「わかった」

と達也に名前を覚えてもらって嬉しく思う三人そんなやりとりを見ていた周辺の女子達は

「うらやまけしからん!」

「好機を逃した!」

「私の織斑君が〜」

「私の司波君を返せ〜」

「悔しい〜」

など様々な声が飛び交っていた。

「ねぇねぇ、たつたつ」

「何だ、布仏さん」

「今度たつたつの魔法見せてぇ」

「あ、本音ずるい私も」

「私も私も」

と三人が達也の魔法を見たがていった。

「別に構わないが君達が想像するような魔法ではないと思うがそれで良いなら」

「わいわい」

喜ぶ本音その後朝食を摂った二人は教室に向かった。

 

そして休み時間

一夏と達也は女子達に囲まれ質問攻めに遭っていた。

 

「ねぇねぇ、司波君て兄弟とかているの?」

「あぁ 妹が一人」

「へぇ!なんて名前なの」

「深雪て言うんだ」

「いい名前だね」

「あぁ、ありがとう」

「はいはーい!次の質もーん!千冬お姉様って自宅ではどんな感じなの!?やっぱり家でもクールに過ごしているの!?」

「い、いや。意外にだらしないかな・・・・」

ゴッス!

「もう休み時間は終わりだぞ。下らない話をしてないでとっとと座れ」

「いってぇぇー」

タブーを言いそうになった一夏は、教室に入ってきた千冬に出席簿でど突かれた。それまで一夏と達也に群がっていた女子は席に戻って行く。

「織斑、お前に一つ知らせがある。お前の使用するISなんだが、学園で使える予備機が無いため準備に時間かかる。」

「痛つつ・・・準備?専用機?なんのことだ千冬姉」

ゴッス!

「織斑先生と呼べと何度言えば・・・お前には学園から専用機が用意される事になっている。だからそれが来るまで待て」

「せ、専用機!?まだ一年生なのに!?」

「つまり政府から支援されてるってこと!?」

「いいなぁー、私も専用機欲しいなぁ」

 

女子達が騒ぎ出すが当の本人は何のことかさっぱりだ。

「えっと、・・・どう言うことだ?」

「教科書の6ページを音読してみろ」

織斑先生に言われるがままに一夏は教科書を開き音読する。

「え、えっと現在、幅広く国家・企業に技術提供が行われているISが、その中心たるコアを作る技術は一切開示されていません。現在世界中にあるIS467機、そのすべてのコアは篠ノ之博士が作成したもので、これらは完全なブラックボックスと化しており、未だ博士以外はコアを作れない状況にあります。しかし博士はコアを一定数以上作る事に拒絶しており、各国家・企業・組織・機関では、それぞれ割り振られたコアを使用して研究・開発・訓練を行っています。またコアを取引することはアラスカ条約第七項に抵触し、すべての状況下で禁止されています。」

音読を終えた一夏はまださっぱりだ。

「一夏、つまりISは世界に467機しかなくて、その内の一つを、お前にやるて事だ。」

と達也は簡単に説明する。

「へぇーそうなのか」

達也の説明に頷く一夏

「あれ?だったら何で達也に専用機が与えられないんだ?達也も俺と同じ境遇なのに?」

「あぁ、俺の専用機は篠ノ之博士が作っているから必要ないんだ」

そう達也が言うと

「「「「「えぇ!?」」」」

「ほ、本当ですの!!」

「篠ノ之博士に作ってもらっているの!」

とクラス全員が驚いた。すると千冬が

「お前達も知っているだろうが司波は魔法師だ。だから従来のISじゃ魔法は使えないだからアイツが作ってくれるそうだ。」

と言われクラス一同それを聞いて納得する。

ざわざわと教室がざわめくそして、その内の一人が恐る恐る織斑先生に質問をぶつける。

「あの先生。さっき思ったんですけど、篠ノ之さんってあの篠ノ之博士の関係者なんでしょうか?」

「ん?そうだ。篠ノ之はアイツの妹だ」

(そんな、簡単に個人情報を言って大丈夫なのか?)

と達也は内心思う

「え、えぇぇぇー!?すごい!」

「篠ノ之さん!博士ってどんな人?時々見るあの格好は趣味なの!?」

「篠ノ之さん自身も天才だったりするの!?今度ISの操縦教えて!」

そしてそれを聞いてまた騒ぎ出す女子達は一同篠ノ之箒を見るが

バン!と机を叩いて立ち上がり

「あの人は関係無い!」

「「「!?!?」」」

突然大声を出す篠ノ之箒だがすぐに我に返って

「大声を出してすまない。だが、私はあの人じゃない。教えられるような事は何も無い」

篠ノ之箒は席に着いた。

「さて、授業を始めるぞ。山田先生、号令を」

「は、はい」

山田先生も困惑したが織斑先生の言葉にすぐに我に返って授業を始めた。

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