狂った鬼が乱れ舞う   作:シラスよいち

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 投稿が遅れてしまい申し訳ございません。次回からはなるべく早めに投稿できるように心がけます。それでも遅くなってしまうでしょうけど。
 それでは本編をどうぞ。


第二話

       九月

 

 眠くてまだ開けられない目を細くして、俺は学校へ向かう。始業式の今日、教室は夏休み明けですごくうるさかった。皆が体育館に移動して話を聞いてるうちに、意識が遠のく。

 

「おい、浦道、起きろ」

 

 急に後ろから友人の声が聞こえてきて、俺の意識を現実に引き戻した。後ろを見ると、

 

「おい、先生みてるぞさっきから」

 

「えっマジで?」

 

 と返しつつ周りを見渡して、状況を確認して驚く。

 

――今右向いたらあの人とかいなかったよな。よし俺は何も見てない。俺は何も見てない。俺は何も…。誰も笑ってない。絶対に。

 

 そんなこんなで気まずくなったところで、始業式が終わり、教室に戻ると、今度は内心嫌いな表面上の友人が話しかけてくる。すこぶる迷惑な話だ。俺は友情すらいらない。誰もいらないはずなのにーーー。

 

ーー仕方ない。これが現状だ。

 

 俺はそんな全てに警戒しながら、必要最低限の生活を営む。今日も1パターンの作業を繰り返す。

 

ステップ1 家に帰る

ステップ2 塾に移動

ステップ3 必要最低限の会話で授業を受ける

ステップ4 即帰る

 

いつも通りステップ4に移行しようとした時、肩をたたかれ反射的に振り向くと、知らない奴が立っていた。するとソイツは笑いながらこっちに囁く。

 

「やぁ、こんばんは。君、浦道龍矢、吸血鬼のなりかけで間違いないよね。」

 

「……ッッ」

 

目を見開き、相手の目を見やってしまう。すると相手はさらにニッコリと笑い、続ける。

 

「その顔は当たりだね。あっ、俺は帝 虎之助。ルビーの担い手だ」

 

「な、何それ、しかも担い手って?」

 

「フッ」

 

謎めいた笑みを残して、その場を立ち去られた俺は、数秒間フリーズして、ようやく動き出し、イライラしながら自転車のペダルを踏み続けた。10分程してようやく家に着き、ベッドにもぐる。そして、今日を無理やり忘れようと眠りについた。

 

朝早く起きると、俺は部屋のイスに座り、筆箱からカッターを取り出し、自分の右手首を切り、ゆっくりと 短刀(ナイフ)形に変え、硬化させると、紫になるらしい。アメジストみたいな?

 

―――ルビー、そういうことか。でも何故それを?

 

 放課後、家のスマホに、、メールが来ていた。

 

「浦道龍矢様。この度は、アメジストの担い手として、参戦していただきます。貴方に拒否権はありません。自分の宝玉(パッレ)を守りながら、担い手の宝玉を奪って下さい。六つ全て集めれば、イタリア全土及び国民を差し上げ、貴方の願望を叶えて差し上げます。何か分からないこと、不備等ございましたら、このメールアドレスに」

 

―――やっとわかってきた。だとするとあの虎もプレイヤーか。だが、わからないことがありすぎる。まずは情報からだ。




 遅くなってすいませんでした。次回はもっと早めに投稿をしようと思います。
 それではまた次回。
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