ボンクレーが『ときメモ2』の世界に転生したようです   作:越後屋大輔

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単なる思い付きで書いたショートストーリー、ホントに下らないので流し読みしていただければ充分です。


おまけ話
こんな1stときメモは嫌だ!


 私の名前は高見公子(たかみなおこ)。ここ、私立きらめき高校の新入生よ。

 無理だと思っていた第一志望校だったけど、運よく合格する事ができた。最高な気分だわ、密かに想ってる藤崎詩音(しおん)君と同じ学校に入学できたんだもの。

 実は…彼とは小学校からの幼馴染みで、家もお隣同士なんだけど、私と比べて月とすっぽん。だから未だに友達以上の関係には……

 

 何て一人で浸っていると隣の席の娘が私の机をトントンと人差し指でノックしてきた。

 「ねぇ、なんてシケた顔してんのよ?」

 「別に」随分馴れ馴れしい娘ね。

 「私、早乙女好恵、アンタの名前は?」

 「高見公子よ」

 「公子、これからヨロシクね」

 「ええ、こちらこそよろしく」その時、急に男子が騒ぎだした。

 「オイ、来たぞ」

 「オォーッやっぱ可愛い!」一人遅れて教室に入ってきたのは金髪縦ロールのお嬢様然とした女子だった。

 「皆様初めまして。このわたくしの事を知らない方はいらっしゃらないと思いますがわたくしが理事長の孫の伊集院レイですわ、同じクラスの女子の皆様には申し訳ありませんが仲良くやっていきましょう」かなり鼻につく嫌な女、好恵も同感だったみたいで

 「ゲッ、伊集院ってあのお金持ちの……嫌なクラスになっちゃったなぁ」

 「ええ、そうね」あ、次は詩音君の自己紹介らしいわ。詩音君は立ち上がって

 「皆さん初めまして、名前は藤崎詩音です。趣味は音楽観賞でクラシックをよく聞きます、皆さんこれからよろしくお願いします」

 「へぇーっ、格好いいじゃない。藤崎詩音君か、このクラスでよかったぁ」さっきは嫌だって言ってたクセに…。

 「あ、今アンタの事を見たわよ、彼を知ってるの?」

 「知ってるもなにも幼馴染みよ」

 「そう。で、彼の誕生日は?」

 「8月15日」

 「血液型は?」

 「A型」

 「趣味は?」

 「音楽観賞って言ってたでしょ」

 「あ、そうか。よーしチェックよ、チェック」好恵はメモ帳に詩音君のデータを書き込んでいる。しかもよく見ると…

 「ア、アンタそれ。男の子の事ばっかりじゃないの」

 「ま、男の子の事で知りたい事があったら私に連絡しなさい。力になるわ」

 「そ、そう。ありがとう」

 「それよりアンタ、この高校の伝説って知ってる?」

 「伝説?何それ?」

 「ホラ、そこの窓から見えるおっきい樹があるでしょ?」

 「ん?ええ」

 「あの樹の下で男の子から告白されると永遠に幸せな関係になれるんだって」

 「ふ~ん、そんな伝説があるんだ」

 「誰が言ったのか知らないけど羨ましい話よね」伝説の樹かぁ。私なら、そうだな…私の目の前に伝説の樹が、その下に詩音君が立っていて、と気づいたら変な妄想をしていた私。こうして不安と期待に満ちた高校生活が幕を開けた。

 

 

 

 




性別転換…って事は伊集院は女装男子?
9/6.『鬼子母神殺人事件』の正解
・ドミニクはオスローの絶叫が聞こえてすぐに駆けつけたつもりでしたが、実はこれこそがトリックです。
実はヨシオが鬼子母神像を使って数十分前にオスローを刺してました、共犯者の宝石商が口を押さえていたので声が漏れなかったのです。
そして頃合いをみてヨシオは自分で叫び声を上げました。兄弟だから声がよく似ていたんですね、慌てて突入したドミニクにはオスローが刺された瞬間に声を上げたようにみえたという訳です。
因みに宝石商は殺人教唆等の罪に問われる事はなかったそうです。

9/28『文化祭で何するの?』の正解。
大方の皆さんが予測しているでしょう、犯人は夫妻の夫です。不倫関係にあったメイドには事前にケーキはホールで持ってくるよう指示し、手を滑らせたフリをして妻が使う小皿にだけ青酸カリを塗っておきました。動機は遺産です、遺言状を書き換える前なら独り占めできますからね。
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