ボンクレーが『ときメモ2』の世界に転生したようです   作:越後屋大輔

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パワーレンジャー編、まだ続きます。
またオリキャラがでてきた、これ以上増やす予定じゃなかったのに……。
サブタイ再び(仮)ですがキリがついたらちゃんと付けます。



第6話(仮)

 前回、イービルレンジャーを見事退けた我らがパワーレンジャー、今後も連中との闘いは続くがとりあえずはいつも通りの高校生活に戻る。

 「もし、君達の正体がバレたらはこの街はおろか世界中がパニックに陥るだろう。そしてヤツらにも付け入る隙を与えるかもしれん、くれぐれもパワーレンジャーである事を外部には知られぬようにな」ゾードンからも念を押される、元より異存はなくその日はアジトを去っていくパワーレンジャー。

 

 「本来のパワーレンジャーは8人、レンジャーストーンをアイツらに奪われさえしなければ……」ゾードンと二人っきりになったアジトで後悔の言葉を口にするドラえもん。

 「ドラえもんよ、その事は後回しだ。それよりイービルレンジャーの次の動きに目を見張って置け」

 「ハッ、ゾードン様。仰せのままに」

 

 ひびきの高校の落ちこぼれクラスでは先日の遊園地襲撃事件の話で持ちきりだ。

 「あ~あ、私あそこ好きだったのにぃ。遊べるスポット減っちゃったよぉ」5人と同じクラスの朝日奈夕子がボヤく。

 「その内復興するらしいからだいじょ~びだよ、今度一緒に行こうタコちゃん」 流石に当事者の1人とはいえず、スッとぼけて無関係を装う美幸。

 「その呼び方止めてほしいんだけど」美幸に突っ込みをカマす夕子。だが本気で嫌がってはいないようで、むしろじゃれ合うのを楽しんでいるみたいだ。

 

 この日の授業が終わり、例のアジトに向かおうとしたパワーレンジャー。いざ帰ろうとすると担任が賢と光に声を掛ける、まさか正体がバレたのかと内心焦るが何とか平静を保つ5人。

美「それじゃ~ヒカリン、コーチン私達先に行ってるねぇ」忍と純と美幸は一足先にアジトに向かう。

光(全員呼ばれないって事は……)

賢(ああ、俺達がパワーレンジャーだってのはバレてないようだな)

光(それなら一体何の用かな?)

賢(とにかく早めに済ませようぜ)ひそひそ話をする2人だが担任は特に気にする素振りも見せず彼らをある場所に連れていく。

 

 連れてこられたのは校長室だった。

 「校長先生、高坂君と陽ノ下さんを連れてきました」担任がドアをノックすると返事が聞こえる。

 「入りなさい」

 「失礼します、ホラ君達も」担任に促され校長室に入る2人。

 「あ~ワシがこの高校の校長、(ばく)(れつ)()ーん!である!

 「ええ、知ってますけど」身も蓋もない突っ込みをカマす賢、爆烈山と担任はズッこける。

 「ワシ、せっかく格好よく登場したのに……」いい年齢をして半ばイジケる爆烈山。

 「そ、それで校長先生。私達にどんなご用でしょうか?」何とか場を取り繕う光。

 「君達が以前所属していた野球部と陸上部なのだが、この度正式に廃部が決まったのじゃ。それと同時に君達の冤罪も明らかになった」元々謂れのない濡れ衣を着せられたのをきっかけに落ちこぼれクラスに転入した2人、校長はこれを機に普通クラスに戻ってはどうかと勧めてきた。勿論好意の上でそう言ってくれたのだが断る事にした、離れ離れになれば5人でまとまっているより正体がバレる可能性は低いだろう。しかし離れている分チームワークが乱れる事も予想される、それだけは何としても避けたかった。

 「2人共。せっかく校長先生が……」担任の言葉を校長自身が遮る。 

 「まあ君達にも都合があるのじゃろう、無理強いはせんよ」頭を下げて校長室を出ていく賢と光、そこからダッシュで例のアジトに向かう。

 

 アジトでは忍が妙にヤキモキしていた。

 「藤ぴー、どうしたの?」

 「お前、何かイライラしてないか」美幸と純は理由が分かっているクセに忍を問い詰める、しかもニヤニヤしながら。

 「な、何言ってんのよ?2人共。あちしは別にイライラなんてしてにゃ(・・)いわよ」明らかに動揺して言葉を噛む忍、そこに賢と光が合流した。

 

 ここは防衛省。長官の執務室に客が来ている、イービルレンジャーの3人だった。といっても制圧しにきたのではない、寧ろ彼らは防衛省長官に招待されたのだ。

 「これはイービルレンジャーの皆さん、本日はご足労願いまして……」テンプレな対応で迎えるこの男こそ京極明、時の防衛省長官であった。年齢は50に届くくらい、端整な顔立ちだが野望と悪意に満ちたその瞳はギラギラと薄気味悪く輝いている。

 「堅苦しい挨拶は抜きにしようじゃないか、それよりアタシ達に何の話だい?」

 「セシール様、騙されちゃいけません。どうせこっちを油断させといて捕まえようって魂胆に決まってますよ」

 「せやせや、地球の役人なんか信用できへんで」口火を切るセシールに進言するヘッポールとズドン。

 「そん時はガイコッツ兵を徴収すりゃいいのさ、パワーレンジャーはともかくこいつらなら簡単に始末できるからねぇ」

 「いやいや、そんなつもりは毛頭ないのでご安心を。実は私もパワーレンジャーの存在は面白くないと考えてましてな、彼奴らを共同で倒したいのですがいかがでしょうかな?」

 「役人が正義の味方をかい?」

 「ええ、この星ではあの手の連中がのさばっていると不都合な面もありましてな」

尤もらしいセリフを並べたててイービルレンジャーを説得する京極、しかしその本意は全く別にあった。

 (フフフ、私の世界征服を成し遂げる為に先ずはこいつらを手駒として上手く利用する。そしてパワーレンジャーをこの世から消し去ってくれよう!)互いの腹の中に気づく事なく高笑いし合う1人と3人だった。

 

 

 

 

 




追加戦士募集!これまでの登場した中でパワーレンジャーにしてほしいキャラがいたらメッセ辺りにご一報を。
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