ボンクレーが『ときメモ2』の世界に転生したようです   作:越後屋大輔

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誠に勝手ながら路線変更させていただきます。


実はほむらの創作でした

 「あちしら、パワーレンジャーになってた!」赤井ほむらの新作小説を読み終えた藤崎忍が絶叫した。

 ここは私立ひびきの高校ラノベ部の部室である、この部では7名の部員が各自書きたいモノを書いて部員同士限定で互いに発表し合い、秀作とされた作品をコンテスト等に投稿している。今回はほむらが友人達の名前をそのまま借用して日本の戦隊シリーズを原作とする、アメリカでもヒットしたパワーレンジャーのパロディを書いてきた。

 

 ここで現在部室にいるメンバーを紹介しておく。

 部長の如月美緒。この高校に文学系の部がなかったので文芸部を立ち上げようとしたが部員の集まりが悪かったのでラノベ部に切り替えた、主に書いているのは恋愛モノ。

 副部長の藤崎忍、本作でもオカマだが本編と違い既にカミングアウトしている。中学までは空手とバレエをやっていたがある小説にハマったのをきっかけにラノベ部に入る、得意ジャンルは意外にもミステリー。

 部員その3水無月琴子。ラノベには興味はないが孤独な創作活動に寂しさを覚えて入部した、専攻はやはり時代モノ。

 部員その4赤井ほむら。元は帰宅部志望だったが連続遅刻のバツとして校長に部活動を命じられやむなくラノベ部に、専攻はバトル系。

 部員その6矢部卓男。中学時代から大のラノベ好きでこの部の存在を知り1年生では真っ先に入部、テーマはラノベっぽいモノなら何でも。

 

 話は戻り、今回ほむらが書いた作品を批評し合う4人。

 「個人の好みはともかく出来はいいと思います、ただパロディだとコンテストには出せませんね」部長の如月美緒が冷静な意見を述べる、これに対してほむらは

 「えー、何で?面白いじゃんよ」

 「応募したところで落とされるのが関の山よ、下手すれば訴えられるわよ」額に青筋を浮かべているのは水無月琴子である。

 「まあまあ先輩方、落ち着きましょう」1年生部員の矢部卓男が宥めようとしたが

 「何だよ、だいいちパワーレンジャー自体パクリだろ。なら別にいいじゃん!」

 「あれは会社同士でちゃんと契約してるのよ!只の高校生がやったら訴訟モンだって言ってんの!」

 「お、お2人共喧嘩しないで下さい」美緒が喧嘩を止めようとするも却ってヒートアップするほむらと琴子にオロオロするだけ、その様子にそれまでダンマリを決め込んでいた忍だったが

 「いい加減にしなすゎ~い‼アンタ達蹴り飛ばすわよーっ!」我慢も限界とばかりにぶちギレた。

 「新必殺技!空母(ポルタヴィオン)アラベスクゥー‼」いつも以上に重く鋭いキックが飛び部室内だけ台風一過の如き状態になる、事の発端であるほむらと琴子は何とか避けたが矢部にヒットする。

 (ヤバい、マズい、どうするよ?)

 (こいつだけは怒らせちゃ大変よ)

 (何でボクが……?)

 

 「遅れて申し訳ありません。アラ如月さん、お顔の色が優れないようですがどうかなさいましたか?」

 「ちぃーっす」他の2人の部員、2年生の白雪美帆と1年生の宮内ひかげが部室にきた。

 

 部員その5白雪美帆。幼い頃から執筆に興味を持ち、当時から色々書いてきた。その作風は中々にシュールで、ラノベ部の仲間以外には受け入れてもらえない。(部内でも琴子には難色を示される)

 部員その7宮内ひかげ。田舎の出身の為、部員では唯一寮暮らしをしている。専攻は未だ不明、小学1年生の妹の方が文才に秀でているとの噂も。

 

 「それで話を戻すけどアンタ、これ最後まで書くの?何か中途半端に終わってるじゃない」忍がほむらに問う。

 「オウよ、ちゃんと完結まで書くぜ。ちょっとネタがなくてしばらく先になるけどな」

 「そう、じゃ他に誰か書き上げた人はいないかしら?」

 「では私が。たまには部長らしいところを見せませんと」美緒がプリントアウトした原稿を全員に配る、そして本日2度目の部員限定発表会が始まる。

 

 

 




あ~あ(ToT)また自分でハードル上げちゃったよ、どうする次回?
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