ボンクレーが『ときメモ2』の世界に転生したようです   作:越後屋大輔

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「そういえば顧問の先生いないな」という訳でこの人を役に据えました、教師やってる事以外は基本、設定は前と変わりません。
後半がグダグダですがそこはご容赦を



夏合宿スタート!

 「さて、明日から夏休みですが」一学期最後の部活が終わり帰り支度を始める部員達に部長の美緒が話を切り出す。

 「何だ?」

 「ひょっとして夏合宿の件かしら?」ほむらは?を頭に浮かべるが忍はある程度察しがついているようだ。

 「そうですね、去年から色んな部が増えた為に合宿所を使用できる部は抽選で決められるんですよね」美帆はラノベ部発足の頃を思い出していた。

 「去年は使用権を勝ち取れたけど今年はどうなのよ?」琴子に問われると美緒は全員に頭を下げる。

 「すみません、抽選会で落ちました」

 「おし!あたしが和美ちゃんに頼んで他の部から使用権もぎ取ってきてやる!」ほむらの頭上に拳骨が下りる、琴子の仕業だった。

 「何考えてんのよ?!この野生動物が!」

 「煩せぇー!時代錯誤女!」

 「ぬゎんですってぇ?!」互いにブラウスの襟を掴み睨み合うがその間を忍の寸止めキックが掠め、一気に青褪める琴子とほむらは喧嘩を中止する。

 「2人共懲りないわねぇ、とにかく仕方ないわよ。今年の夏合宿はなしね」ため息を吐く忍、部員一同ガックリモードになる

 「あの~……」そんな中、ひかげが進言する。

 「何でしょう、宮内さん?」

 「私の実家でよければ合宿所代わりに使って下さい。れんげが世話になったんで親からお礼したいから是非一度、お連れしろって言われてるんで」

 「ナイスだひかげ!」ほむらに抱きつかれて真後ろに倒れるひかげ。

 

 そんな訳でひかげの実家がある田舎へやってきたラノベ部一同、移動にはひびきの高校理事長にしてラノベ部顧問でもある破嵐万丈先生の持つバスに乗っていく。しかし流石の破嵐財閥だけあって超高級でゴージャスな仕様となっている、ステアリングを握るのは専属執事のギャリソン時田だ。

 「すみません、破嵐先生。こんな時ばかり当てにしてしまって」美緒が万丈に詫びるが

 「構わないさ、僕も今まで顧問らしい事が何一つできてないからね。たまには手伝わせてくれ」万丈もまた、普段は理事長業務で手一杯なので中々部活に顔を出せない事に負い目を感じていたので交通手段の提供を快く了承した。

 

 途中から《大型車通行禁止》の道に入る為、この先はバスを降りて徒歩で移動となる。

 「万丈様、わたくしはこれにて」ギャリソンは万丈にお辞儀すると空になったゴージャスバスを運転して1人で帰っていく。太陽が照りつける猛暑をひかげの実家目指して進んでいく一同、途中であまり丈夫でない美緒が倒れそうになるのをみんなで支える等のトラブルはあったが何とか目的地までたどり着いた。

 「やーぶれ、かーぶれのヤーブ医者がー」家の中から何ともスッ頓狂な歌が聞こえるので確認したひかげは

 「案の定だ……」歌っていたのはやはりれんげであった。

 「しのぶん、ほむらちん、その他のみんな!遊びに来たん?」こちらに気づくと歓迎ムードでハシャギだす。

 「姉の私をその他に入れるなよ」れんげに目を合わしてひかげが突っ込むと

 「ひか姉、宿題やったん?歯ぁ磨いたん?」ジト目で次姉を見つめボケ倒す。

 「お前は加○茶か?!」

 「ウチ志○け○派なん」

 「どーでもいいわ!」

 「宮内君、漫才は後だ。それより美緒君を休ませたい、誰か大人を呼んでくれないか?」

 「姉ぇ姉ぇ、ひか姉とラノベ部のみんなが来たのーん!」ひかげが動く前に察したれんげが家の奥に人を呼びにいく。

 「れんちょんってアンタより優秀?」

 「そりゃないっすよ忍せんぱ~い」その間に一穂がでてきて

 「あ~寝間に布団敷いておいたから、後はそっちでお願いね」忍が美緒をお姫様だっこして布団まで運んで寝かせる、その様子を見た琴子が

 「今日は緊急事態だし、光には黙っててあげるわよ」心なしかホッとした表情になる忍。

 「そうですね、陽ノ下さんってスゴい焼きもちやきですからね。藤崎さんが他の女子をお姫様だっこしたなんて知ったら私達までとばっちりを受けます」美帆が若干困り顔で頷く。

 「そしたらなんで高○ブーがしなかったん?」矢部に視線を向けてれんげが問うと全員が吹き出す、教師である万丈までも必死に笑いを堪えている。

 「何でボクが高○ブー……?」

 「そのまんまじゃねぇか」腹を抱えて笑うほむらだったが、れんげに

 「仲○工○はいないのん?」

 「白雪辺りかな?」

 「え、私ですか?体操は未体験ですよ」

 「じゃほむらちんは加○茶にしてあげるん」

 「オウ!嬉しくねえぞ♪」

 「さっきから何言ってんのこの娘は?」

 「そこは『ダメだこりゃ』って言うトコなん!い○りや○介のように!」

 「誰がい○りや○介よ?!」額に青筋を立てて怒る琴子に

 「だっふんだっん‼」一言吐き捨てて一穂の後ろに避難する。

 「スマンねぇ、昨日再放送してた『ド○フの大爆笑』にハマっちゃったみたいで。ホラ、れんちょんも謝んな」本人に代わり一穂がみんなに詫びる。

 

 おバカな掛け合いをしている内に美緒が目を覚ましてみんなが集まっている居間に現れた。

 「皆さんご迷惑をおかけしました、私はもう大丈夫です」

 「そう。それならよかったわ、夕食にして今日は終わりにしましょ」時刻は夕方になり太陽が沈みかけ、西の空を紅く染めていた。ラノベ部の合宿はまだ始まったばかりである、果たして何が起こるのか?

 

 

 

 




合宿は何話か続きます、この後はどうなるんでしょうね。
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