ボンクレーが『ときメモ2』の世界に転生したようです 作:越後屋大輔
破嵐邸に集まった仗助一行と忍&賢、ダイターンチーム。まずはお互いに情報交換から始める、あの吉良という男も元は丈助達と同じスタンド使いだったらしい。
「あの時、確かに救急車に轢かれて死んだハズなんだが」
「メガノイドなら死人を復活させるくらい、骨一本あればどうって事ないさ」
「でも君は吉良が爆弾を使うと聞いたんだよね。それが奴のスタンド能力だったハズなんだが」康一に尋ねられた幸太。
「ええ、確かにこの耳で『このカフェを爆破してやる、何を爆弾にしてやろうか』ってボソリと呟いたのを聞いたっす」
「聞き間違いじゃねえのか?」
「そうお思いでしたらこちらをどうぞ」万丈の執事、ギャリソン時田が億泰に硬貨を何枚か手渡す、一円玉から五百円玉まで揃っていた。
「どれでも幸太君に見えないように投げるなり落とすなりして音を立てて見るといい。彼は一発で当てる」万丈に指示され億泰はワザと音が立たないように硬貨を二枚重ねて自分の靴の中へ入れた、これなら分からないだろうと踏んだのだか
「五円玉一枚と十円玉が二枚、内一枚はギザジューですね」億泰は靴から硬貨を取り出す。
「当たりだ…」
「何でだ?音は立ててねぇのに」
「靴の中へ入れた時、硬貨を擦り合わせたでしょう」
「そんな音まで聞き取れるのか?」
「僕のエコーズでもそんな小さい音まで認識はできない」唖然とする仗助一行と賢、少なくとも聴力に関しては疑う余地はなかった。
「じゃ爆弾にするってのは?」
「メガノイドになって新たに身に付けた力だろうな」
「これなら諜報員にピッタリだな」
「オマケに腕も立つわ、戦力としてもうってつけよ」以前のメガノイド戦で共闘した忍も後押しする、しかし…
「こっちのジャガイモは要るか?」億泰がしんのすけを一瞥する。
「イヤァ、それほどでもぉ」
「誉めてねぇよ!」これから死線に向かうという緊張感が一気に消え失せた。
ここはキラがメガノイドにアジトとして与えられたある一軒家。その地下には改造素体として大勢の女性が押し込められている、その中に佐倉楓子もいた。
「さて、どなたからその美しい手を切り離しましょうか」牢越しに彼女達へ気味の悪い笑顔をみせるキラ、メガノイドになっても手フェチは変わらないようだ。
「そう心配なさらずとも。貴女達もすぐメガノイドに改造されますから、新しい手が再生しますよ」恐怖に震え上がる女性達、心配ないどころではない。
「では、貴女から…」牢から楓子が引きずりだされた、両腕を拘束されるとキラが日本刀を降り下ろす。
(賢、助けて!)しかし日本刀は楓子の手を切り落とす事はなかった、もといできなかった。
「これは…ああ広瀬君のスタンド能力」刀身には『グニャリ』と文字が浮かび上がっている、康一がエコーズで擬音を張り付けたのだ。間一髪で間に合った万丈達。
「ストームブリンガー‼」スタンド攻撃を放ち賢はキラを吹き飛ばすと楓子の拘束を強引に引きちぎる。
「楓子!」
「賢!」抱き合う恋人達にシラける仗助や億泰を尻目に幸太が牢を食い破る、驚きながらもこの場を逃げだす女性達。
「待ちなさい!逃がしはしませんよ。ソルジャー、捕まえろ」しかしソルジャーは一体も加勢してこない。
「ガーハッハッハ、残念ね。アンタの子分はみんな撤退したわよぉ!」他の仲間より一足遅れてきた忍が高笑いしながらキラに告げる。
「何?一体どうやって、まさか貴様!」
「そう、お察しの通りよん。アンタに化けて撤退命令を出してやったのよ」歯軋りして悔しがるキラは万丈に銃を突きつけられる。
「ホウ、私が銃ごときで倒せるとでも?」
「君こそ何も分かっちゃいない、僕がどれだけメガノイドと闘ってきたと思う?」
「それにテメェの敵はこっちにもいるんだぜ、クレイジーダイヤモンド‼」仗助がスタンドを出現させる。
「だからスタンドは効かないと…」
「釘パンチ‼」幸太に殴られてそのまま踞るキラ。
「ま、まだスタンド使いが?」
「生憎だな、俺はそんなの持ってねーよ」サラッと言う幸太。
「吉良、テメェ人間でなくなってバカになったのか?こんな陳腐な陽動に引っ掛かるなんてよぉ」
「仗助お兄さん、それは違うゾ」結局付いてきたしんのすけが仗助のセリフを訂正する。
「ア?何が違うんだ?」
「メガノイドがおバカじゃなくておバカだからメガノイドになるんだゾ」普段のしんのすけならぬ中々に深い一言である。
「私は自分の意思でメガノイドになった訳ではないが…フフフ、待っていろ貴様ら!まとめて地獄へ送ってやる‼」吉良の
後はダイターン3に任せろ?