ボンクレーが『ときメモ2』の世界に転生したようです 作:越後屋大輔
メガボーグ化していくキラ。
「フザケんなぁ!クソがっ‼」億泰はザ・ハンドでキラが巨大化しきる前に身体の一部を削り取ったが
「億泰君、君のザ・ハンドも私には通用しませんよ」削られた部分は再生し、遂にメガボーグの姿となった。
「ダイターン、カムヒアッ‼」万丈もダイターン3を呼び寄せて、巨大メカ対決が始まる。
「世のため人のため、メガノイドの野望を打ち砕くダイターン3!この日輪の輝きを恐れぬなら、かかってこい‼」このパターンもスッカリお馴染みである。
「ダイターンザンバー!」剣できりかかる万丈だったが
「今の私は『キラークィーン』と同じ力を持っている、すなわち…」切りかかった刀身が爆発した、ギリギリのところで巻き込まれずに回避した万丈。
「武器は通用しないか。肉弾戦でいくべきか?」仗助はヤバい、と思った。キラ自身がキラークィーンと同等の能力を持っているならダイターンも爆弾に変える事が可能だ、あんな巨大なモノが爆発したら日本全土に被害が及ぶし何より万丈が危険だ。仗助はクレイジーダイヤモンドでキラに攻撃を仕掛けるがまるで歯が立たない、しかも足下の地面を爆破されて億泰や康一と一緒に吹っ飛ばれた。
その様子を少し離れた場所で見ていた忍、賢と楓子、幸太としんのすけ。
「あれじゃ近づきようもないわね。賢、アンタのスタンドとやらは使えないの?」忍が嫌悪の目だけをキラへ向けて問う。
「さっきは咄嗟にストームブリンガーを放ったからそれなりに効いたけどな。ヤツは空気すら爆弾にする、もう同じ手は食わんだろうな」
「そう。じゃ楓子ちゃんとジャガイモ君連れて避難してなさい、後はあちしと幸太君で何とか考えるわ」
「お前ぇにはまた借りが出来たな」賢は楓子を抱き上げしんのすけを肩車してその場を去っていった。
一方、キラに攻撃どころか腕や足を次々爆破されて追い詰められたダイターン3と破嵐万丈。
「ムダだと言ったでしょう、ではそろそろダイターンを丸ごと爆破してあげます。破嵐万丈、死ね‼」ダイターンを爆破しようと腕を伸ばしたキラ、それを押し込む一人の男が二体の間に入った。
「全く。またですか、こうも地獄を脱走する亡者が増えては後処理が面倒なんですがね」男は押し込んだキラの腕をアッサリ弾き飛ばす。
「な、何?爆破しないだと?この世のありとあらゆるモノを爆弾に変えられる私にかかって?」
「まあ、そりゃそうでしょう。私はこの世のモノじゃありませんし」よくみれば男の額には角が生えている。
「まだですよ、私には『シアー・ハート・アタック』があります」吉良は左手を切り離して男の胴を掴むが、彼はバットのような形状でグリップ以外に尖った突起が幾つもついている金棒を取り出すとたちまちキラの左手を破壊してしまった。
「さて、脱走した魂を取り出して地獄まで連行しないと…火車さん、お願いします」男がキラの身体から魂を取り出すとメガボーグは動かなくなり只の金属のオブジェになる、キラの魂は巨大な猫の化け物がいずこかへ引っ張っていった。
~ここから戯曲形式~
あまりに予想外の結果となりボー然とする一行。
忍 「まさか、こんな結末になるなんて事実は小説より奇なりとはよく言ったモノね」
賢 「しかし、助かったんだから吉としようぜ」
楓子「ハァーッ、ホントに怖かった…」
万丈「額の角とあの金棒…ひょっとしてあの男は'鬼'だったのか?」
億泰「けどよ、虎のパンツは履いてなかったぜ」
幸太「人の頭に角生えてりゃ鬼でしょうが!」
仗助「小学生に突っ込まれてんじゃねーよ!バカ泰‼」
康一「億泰君の鬼のイメージって…」
しん「ヤレヤレ」
「阿鼻地獄まで堕ちて行ってもらいましょう、二千年かけて」鬼神、鬼灯は先程捕らえたキラを足蹴にして閻魔庁の橋から突き落とした、既に死んでいるにも関わらず断末魔の叫びを上げて堕ちていくキラ。
「鬼灯様、破嵐万丈氏とはコンタクトをとれたのですか?」仕事場に戻り、書類の整理を始めると部下のひとみがお茶を差し出しながら聞いてきた。
「今回はムリでした、それに私の一存では協力要請は出来ませんからね。今度の十王会議で提案してみましょう」
「そうだ。万丈お兄さん、オラ達に何頼むつもりだったの?」しんのすけがカフェで万丈が何か言いかけてたのを思い出して改めて聞き返す。
「あ、スッカリ忘れてたよ。実は…」
「そういや、仗助達は俺に何か用があったんじゃないのか?」
「ああ、その事だけどよ…」各自、当初の目的を伝える。万丈は幸太としんのすけに何を頼もうというのか、また丈助達はどんな理由で賢を訪ねてきたのか?それはまだ秘密。