件名:ゴア王国第一王女捜索任務報告書
報告者:海軍本部 大将 ボルサリーノ(通称:黄猿)
報告日:〇〇年〇〇月〇〇日
1. 任務概要
世界政府よりの要請に基づき、数年前に海賊勢力によって「誘拐された」とされるゴア王国第一王女の行方を追跡。目撃情報をもとに某中立島にて接触に成功したため、事実確認と状況の整理を行った。
2. 接触状況と王女の現状
当該王女(以下、対象者)は当初の報告と異なり、誘拐というよりは自主的なご出奔の様子。
対象者本人の説明によれば、「自由を求めて旅立った」とのこと。
なお、現時点で対象者は某海賊団に身を寄せており、懸賞金対象の個体(※人)たちと共に生活している。
また、会話の中で革命軍幹部「サボ」との私的なつながりが語られており、王族と反政府組織との関係性について、さらなる調査が求められる。
※備考:王女本人は極めて社交的かつテンションが高く、終始こちらを「黄猿様♡」と呼称。若干の精神的消耗を伴う接触であった。
(注:紅茶を頼んだらピッチャーで出てきたのは人生初)
3. 情報分析・懸念点
対象者が王女という立場でありながら政府を無断離脱し、海賊と行動を共にしている事実は、国際的にかなり面倒な案件に該当。
革命軍や海賊との関係性を隠す意思はほぼ皆無。こちらが口にしていない情報まで察知・発言するなど、もしかして見聞色?それとも愛ゆえの第六感?との仮説あり。
なお、接触の場面では白ひげ海賊団の一部構成員(ポートガス・D・エース)も登場。本人の語気が強く、こちらへの敵意も懸念されたが、王女との関係性(曰く幼なじみ)を踏まえ、現在のところ海軍との衝突は回避されている。
(※ただし耳へのダメージは甚大。声が爆発音並みだった)
4. 今後の対応案
対象者の保護については、現時点では実行困難。本人が強い自立意志を持ち、物理的拘束は国際問題を誘発するリスク大。
王族としての立場と、行動内容の乖離が大きいため、今後は世界政府上層部およびゴア王国と連携し、「公式には保護活動中」というスタンスのまま、しばらくそっとしておくのが最善かと判断。
革命軍関連の情報は精査中。ついでに、紅茶に砂糖を5つ入れると底に溶けずに残ることが分かった。誰か理系に報告しておいてほしい。
5. 総括
今回の任務を通じ、当該王女の身柄は「誘拐」ではなく、「自発的な世界探訪」と考えられる。
ただし、その“探訪”が結果的に革命軍・四皇級海賊団・政府の三大面倒を巻き込む事態を招いているため、見た目以上にデリケートな問題である。
我々としてはこれ以上余計な火種を撒かぬよう慎重に立ち回りつつ、「本当に自由を求めているのか、それともただの恋なのか」、その見極めが今後のカギになると考える。
また、個人的には次回からこの手の任務にティータイムボーナス手当を追加すべきと提言しておく。
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「なんだこれは」
まじでなんなんだ。
センゴクは頭を抱えた。
「報告書だよぉ。ゴア王国からせっつかれてる誘拐事件の進展、とりあえず報告しようと思ってねぇ」
「……ふざけているのか?」
「至極真っ当に真面目だよぉ?」
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報告書
タイトル:黄猿さんとお茶してきた話と、エースくん乱入事件について
報告者:サリー・ルビー
報告日:昨日
1. ざっくり状況説明
私、ルビーは島に潜り込んで村娘の格好をしてみましたわ。そんな中、海軍大将の黄猿さんと偶然お会いして、お茶することになりました。
2. 黄猿様とのお茶会でのやりとり
・大将くらいのサイズになると椅子のサイズも大きいものを用意しなければならないわね。
・黄猿様はバカンスで来たとの事。でも私のこともどうやら探していたようですの。
・私は正直に「さらわれたんじゃなくて、自分の意思で白ひげの船に乗って幼馴染サボを探してる」と言ったので白ひげさんが誘拐犯にはならないと思いますわ。
・黄猿様はメモを取ってました。
・黄猿様は甘党(溶けきれないくらいの角砂糖を紅茶に入れてました)
・光速で革命軍本部に連れてってほしい!ってお願いもしてみたけど、さすがに無理って断られました。
・スカウトも残念ながら失敗。闇堕ち大将っていいと思うの。
3.エースの登場
すごく邪魔でしたわ。えぇ、あの同居人の怒りん坊なところどうにかならないかしら。
4.結論
あの店の紅茶、種類豊富でセンスがありましたの。お茶菓子はあまり食べられなかったのだけど、今度甘党の皆様と一緒に行ってアフタヌーンを楽しみたいですわ
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「………………。姫さん」
「はぁい?」
「なんだよい、この報告書は」
「マルコ様の指示で書いた昨日の報告書ですわ!」
マルコは声を張り上げた。
「──エース!!!!」
もうお前にしか面倒みれないって。