私の足を舐めなさい!   作:足でされたい

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大学生になると言ったな?あれは嘘だ。すみません場繋ぎとして少しだけ番外編とお付き合い下さい。

※エレナ視点になります。


番外編1

こんにちは。月村エレナです。楓が母親と和解して私としてもとても嬉しいのですが、そのせいで私に甘えてくれなくなってめちゃくちゃ寂しくなったので楓を観察する事にしました。ストーカー?なわけないでしょ。まぁ番外編ってやつです。母親と和解した楓と進級するまでをここに記したいと思います。

 

「お母さん、見て見て!成績表!」

 

今日は2学年の全日程を終了して各自成績表が配られた。家に帰ってきて早速電話でお母さんを呼んでいた。そりゃそうだよね。今まで成績表なんか貰っても捨ててたもんね。私には見せる相手がいませんからって言ってたっけ……

 

「娘から成績表見せてもらえる日が来るなんてほんと思わなかったわ、じゃあ見させて貰うわね」

 

「うん!」

 

付き合ってそれなりに経ったから分かる。あれはめちゃくちゃ褒めて欲しい時の目だって。私に成績表見してくれればいくらでも褒めて髪とか撫でてあげるのに……

 

「凄いじゃない!4と5しかない成績表とかお母さん初めてみたよ」

 

「えへへ」

 

そう言って紅葉さんは楓の頭を撫でていた。それを嬉しそうに受け入れる楓。あー私しか知らない顔だったのに……って楓の実の母親に嫉妬してどうすんのよ私……これじゃ天音に独占欲の塊言われても仕方ないわね……

 

「そう言えばエレナちゃんはどうだったの?」

 

「私ですか?そう言えば私も高校入って誰かに成績表見したことかなかったですね。一応こんな感じです」

 

「オール5……流石月村家当主ね。凄いじゃない!」

 

「え、いやその、ありがとうございます……」

 

紅葉さんは楓にしたように私の頭を撫でてくれた。両親から褒められたことがほとんどなかった私は少し動揺してしまった。

 

「あー、お姉ちゃん顔真っ赤になってるよ、ふふ、可愛い照れちゃって」

 

「あらあら、エレナちゃんって結構照れ屋さんなのね」

 

まさか橘親子にからかわれる日が来るとは思わなかったよ……

 

「もう、からかわないでくださいよ!仕方ないじゃないですか褒められたことがほとんどなくて慣れてないんですから」

 

「お母さん厳しかったもんね、これからは私でよければ困ったこととかあったらいくらでも言ってね。当主とはいえまだ高校生なんだからね」

 

「そーだよお姉ちゃん、私のお母さんってことはお姉ちゃんのお母さんでもあるんだからね?姉妹でしょ私達」

 

「でも……流石にそれは……確かに私は小さい時に両親無くして親の愛情とか一切知らないけどせっかく楓はお母さんに会えて親の愛情独り占め出来るんだよ?それを私もって言うわけにはいかないでしょうよ。それに私は恋しいとか思ったことないわ」

 

「また強がって……もう何年お姉ちゃんと一緒に住んでると思ってるの?ほんとは寂しいこと知ってるんだから。私がお母さんと和解した夜の寝言教えてあげようか?『お母さん……会いたいよ……』って。だからもう強がらないでよ……たまには素直に甘えたっていいんだからね」

 

楓に隠し事は出来ないか……確かに楓がお母さんと和解した時羨ましいなって思ったわ……

 

「そーね……じゃあ私もお母さんって呼んでもいいですか紅葉さん……」

 

「もちろんよ、あと敬語もいらないからね。後さっき聞こえないふりしようかとしたんだけど一緒に寝てるの……?それって違う布団で寝てるのよね?」

 

「ありがとう……お母さん、えっと、一緒の布団だけど?」

 

「あ、そーなの……仲良さそうで何よりだわ」

 

何故か今お母さんの顔が引きつった気がするけど気の所為だろう。別に恋人同士だし姉妹だしなんの問題もないわよね?

 

「じゃあそろそろ私は帰るね。2人ともまたね」

 

「うん!」

 

「わかった」

 

こうしてお母さんは自分の家へと戻って行った。

 

「よかったねお姉ちゃん」

 

笑顔で楓が私に言ってくる。上目遣いでそんな可愛い顔で見ないでよ……恥ずかしいじゃない。

 

「うん……ありがとうね提案してくれて。私からは絶対に言えなかったわ」

 

「ううん、やっぱりお姉ちゃんにも笑顔でいて欲しいから。お姉ちゃんの笑顔ってほんと素敵なんだよ。世界で1番綺麗なんだから!」

 

「ありがと、そんなはっきり言われると恥ずかしいよ」

 

「照れてるお姉ちゃんも可愛いよ」

 

「もーやめてってば!最近この流ればっかじゃない」

 

「耐性つけないお姉ちゃんが悪いんだよーだ。それでいつもの流れってこの後どーするんだっけ?」

 

ニヤニヤとした顔でこちらを見てくる楓。この後の流れ……照れた私に楓がキスをしてそのままベッドにって流れだけどどうやらそれを楓は私の口からどうやら言わせたいらしいようだった。

 

「え?それは……普通に寝るんだよね?」

 

主導権を簡単に渡したくない私はとぼけたふりをしてみせた。なんだか最近は楓からの方が夜の誘いが増えてきた気がした。付き合いたての頃は、あんなに恥ずかしがっていたのに人間わからないものだな、ってほんとに思う。

 

「また照れちゃって……何かすることあるでしょ寝る前に?」

 

「ねぇ楓?性格変わったよね貴方?エッチしたい時だけやけに強気になるもの。今日はしたい気分なのよね?なら素直にしたいって言えばいいのに……ほらおいで楓。私が断ることなんてないってわかってるでしょ?」

 

そう言った途端楓の顔が少し赤くなった。どうやら自覚がなかったようだ。

 

「ほんとに?そんな変わってたかな……確かに今日はお姉ちゃんとそういう事したいなって思ってた……じゃあ遠慮なく甘えちゃお!」

 

そう言うと楓は私に思いっきり抱きついてきてそのまま私の唇を奪った。

 

「明日から冬休みだし今日は寝かせないからねお姉ちゃん」

 

もう楓はドSのモードに入っているみたいだった。私はその楓の挑発的な目が好きでたまらなかった。

 

「たくさんいじめてね……ん」

 

「うん、もうお姉ちゃん期待しすぎだよ、シーツ汚れちゃうよ、じゃあはい。いつも通り私の足舐めていいよ?」

 

「うん……」

 

次の日学校が無いからというのもあり私達は日付を超えても交わりあっていた……

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