はぁ…お嬢様の前でほんとなんて声出してしまったんだろう…さゆりも良く私の胸触ってきたけどくすぐったさはあったけどあんな反応したことなかったのに…ってまたお嬢様の事考えてるじゃん!お嬢様来る前に寝ちゃお。先に寝ちゃえばこっちの勝ちだもんね!
寝れない…あーそりゃそうだよねメイドの仕事してた時なんて0時ね5時起きが基本なのにまだ9時だもん。お嬢様はきっちり10時寝7:30起きだから10時までにはなんとか寝たいんだけど…
寝ようとした結果、全く眠れず結局10時を迎えるのだった。
ガチャ。
「あれ、もう寝ちゃったの楓、せっかくだから私のベッド招待しようとしたのに。まぁいっか私も寝よ」
普通に入ってくんなよおおお。少しは遠慮とかないの!?
「ちょっと狭いわね…よいしょっと」
くっつかないでくださいなんか色々やばいんですうう!!
「じゃあ楓おやすみなさい。また明日ね」
チュッ。
え?
今ほっぺたに柔らかい感触が。おやすみのチューとか海外だよお嬢様!色々勘違いしすぎたよ…
「すううう…zzzzz」
もうお嬢様寝ちゃったんだ。生活リズムきちっとしてると寝やすいとかあるのかな。ちょっとお水飲みに行こ、なんか緊張したせいか喉乾いちゃった。よいしょっと。
「捕まえた」
「ひいいい!お、驚かさないで下さいよお嬢様!あ、いや驚かさないでよお姉ちゃん!」
突然腕をお嬢様に掴まれた。
「全く、なんで寝た振りなんかしてんのよ。せっかく初めて一緒に寝るんだから少しお話ししようと思ったのに…それに私まだ貴方の責任取るの今日まだやってないし!」
あー…ほんとに信念固いんだからこの人。何されちゃうんだろ私。ってかお嬢様なんでパンツ1枚しか履いてないの!?
「あの、お姉ちゃんパジャマはどうしたの…」
「え?あーそういえば寝る時私が服着ないことなんて楓が知ってるわけないか。私寝る時無駄な者一切身に付けないのよ」
「そ、そうなんだ」
目のやり場に困るんだけどほんと…同性とは思えないほど魅力的なんだもんお嬢様。そりゃ学校にファンクラブも出来るよね。ちなみに私とお嬢様が通っている高校は聖チェリチョウ女子大学付属高等学校。名前に女子がついてるだけあって女子高だ。そんな中でもお嬢様は人気がある。もちろん月村家ってブランド目当てに近付いてくる人もいるが8割型は純粋なお嬢様のファンだ。確かファンクラブの名前は、あぁエレナ様に罵られ隊だったかな。なんか私がエレナお嬢様に罵られてるの見て興奮した生徒が多数いたんだとかで…だからそんな綺麗なお嬢様が半裸でいたら私も気が気ではないわけで。
「じゃあ楓目を瞑って。今日のお仕置きしてあげるから、貴方にとってはご褒美って意味だけどね」
いや、なんか笑いながら言ってますけど全然私からしたら笑えない案件なんですが…
「目を?怖いよお姉ちゃん」
「大丈夫だから、私を信じて」
顔が近いんですって!もう私の気なんて知らないで…もうこうなったら言うこと聞かないしだし諦めて目瞑ろ…
「わかったよお姉ちゃん、じゃあ瞑るね」
「ありがとう楓」
楓は両手を掴まれた気がした。何してるんだろうお嬢様…なにか金属みたいな音がしたような気がするけど…って服脱がされてるじゃん全然気付かなかった。ってなになにほんと怖いんだけど…
「目を開けていいわよ楓」
「なんなのこれ!?ちょっとお姉ちゃん!」
説明しよう。私は手錠をかけられ服はパンツ1枚になってるしマジで何してんだ馬鹿野郎って感じになってる。ほんと姉妹だからって許されないこともあると思うんだけど。
「なにって調教?ってやつよ。さっきお風呂から上がってネットで調べたから完璧よ!」
自信満々に言っているがほんとに何言ってんだこいつ…
「いやほんとにそういうの大丈夫だからこれ外してよお姉ちゃん、恥ずかしいし嫌だよこんなの」
私は必死に抗議する。しかしそんなもの1度決めたお嬢様が折れるはずもなく…
「大丈夫だから私に任せて、ちゃんと楓の好きなことしてあげるから」
好きなことってなに、ほんとに私お嬢様に犯されちゃうの???お嬢様は嫌いじゃないけど流石に私も我慢の限界だった。
「いい加減にして!お姉ちゃんのこと好きだけどこんなのおかしいよ!普通こういうのって好きな人と流れとか段階とかえてするものだって本に書いてあったよ!だから本当にお願い、、、やめて、、、」
私は涙を流して抗議した。まぁもちろん演技だが。流石にお嬢様も私の涙を見れば考えを改めてくれるだろう…
「可愛い……」
「え?」
「泣いている楓ってこんなに可愛いのね…それに私のこと好きって言ってくれて本当に嬉しいわ。私も楓の事が小さい時からずっと大好きだったの、段階とか踏んで言ってたけど私が我慢出来ないわごめんねこんなお姉ちゃんで…」
おいおいおい、お嬢様に男関係の話聞かないな思ったけどお嬢様の好きな人がわたしぃ!?別に嫌じゃないけどだけどって、でも私女だよ?
そんな事を考えてるうちにお嬢様は私の唇にキスをした。
「んんんちょっとおねえひゃん!?」
「楓…」
潤んだ目で見つめてくるお嬢様。
「んんんーんーっ!!」
構わず舌を入れてくるお嬢様。ファーストキスだったんだよ!なんて乙女チックなんて事を考える余裕もなく…それに私は手錠で体を拘束されているので抵抗なんて出来るはずもなく。あぁさようなら私の貞操。
「はぁ…はぁ…楓」
熱を帯びた目をして見つめてくるお嬢様。
「お姉ちゃん…でもこれ以上先は私も恥ずかしいから流石にやめて欲しいかな…それにね、これからずっと一緒なんだからその、そういうことはまた別な日にしたいかなって…」
「そ、そうね、ごめんなさい私、楓からの告白で我を忘れてしまっていたわ、手錠も外さなきゃね、また今度使う時までそこのタンスに入れておくから」
その場しのぎはなんとかなったみたいだったけどそれ使う機会ないって…ってか私とお嬢様従者とメイドから姉妹になって恋人同士になったってこと????色々飛躍しすぎてわけがわからなくなりそう。
「う、うん!それじゃおやすみお姉ちゃん!」
「おやすみ楓」
そう言ってお嬢様は私の頬にキスをして眠りについた。
はぁ、私これからどうなっちゃうんだろう…
楓は今日何度目かわからない溜息をついたのだった。