私の足を舐めなさい!   作:足でされたい

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イチャイチャ成分少なめです。
少し修正しました。ソフィとカフェに来ていたと書きましたが正しくは1人で来たことになってます。


制服デートだったのに……

楓とエレナが制服デートに行こうとしている中、ジェシカ・バッティはと言うと、高校時代の友達とカフェに来ていた。久しぶりの再開にジェシカは、ついに私にも好きな人が出来た!って会って早々暴露し詳しく!と友達数人が強引にジェシカをステーベックスというカフェに連れ込んだのである。

 

「それで!どうしたのよいきなり!高校生の時告白されてもずっと振ってたあんたに、好きな人とか信じられないんだけど」

 

笑いながらジェシカが初めて高校で出来た友達の高橋香織に突っ込まれていた。派手に染めた金髪で友達も多い。いわゆるギャルってやつだ。転校初日のジェシカに真っ先に話しかけにいってジェシカの心を開いたのももちろん香織だった。

 

「はは、香織相変わらず言い方きつすぎ」

 

「だってあのジェシカが好きな人だよ!?恭子もびっくりしたでしょ?」

 

「まぁね、それでどんな人なのか教えてよ、写メとかないの?」

 

恭子と呼ばれたのは八神恭子。この子は小学生の頃から香織と仲が良かったとか。髪色は香織と違って、今まで染めたことがなく綺麗な長い黒髪だった。活発的な香織とは違い普段は大人しく、高校生の時はクールビューティとして同学年からとても人気があった。

 

「どんな人……優しくて可愛い子だよ。写メとかはないや、ごめん」

 

「へぇ、可愛い子なんだ。ってきり超イケメンとかお金持ちの貴族だとかそんな風に思ってたよ。ジェシカもお姫様だしね」

 

興味津々に話しているのは香織。ギャルって恋バナめっちゃ好きだもんね。

 

「え?女の子だよその子。優しくて可愛いのほんとに。入学式で一目惚れしちゃってさ」

 

顔を赤くして話すジェシカは、恋する乙女そのものだった。

 

「「え!?女の子!?」」

 

普段は表情1つ変えない恭子もこれには、めちゃくちゃ反応していた。まぁそれはびっくりするよね。その反応に対してジェシカはと言うと……

 

「え?そうだよ?」

 

なんでびっくりするの?ぐらいに返していた。

 

「いやいやいや、当たり前のように言ってるけど同性だよ!?友達として好き!とかじゃなくて?」

 

「ううん、そういうのじゃない。私、香織と恭子の事大好きだけどそれとは違う好きだもん」

 

それを言うと香織は少し照れたような顔をして……

 

「なんか悔しいなぁ、あーしらのジェシカ取られた気分。そーだ!今から突撃しよーよその子の家!知ってるんでしょ!アタックよアタック!」

 

「それ乗った、行こジェシカ」

 

香織の発言に恭子の乗りジェシカは引くに引けなくなってしまった。

 

「えぇ……月村のとこ行くの……まぁもう2人行く気満々だし仕方ないか……」

 

「何か言った?」

 

「ううん、じゃあ行こっか。こっから歩いて20分ぐらいだからさ」

 

「おっけー!さぁどんな子かなぁ」

 

楽しむ香織と恭子とは裏腹にジェシカは、月村に楓のことが好きって気付かれないか心配で仕方がなかった。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

一方その頃月村家では……

 

「お姉ちゃん準備出来た?」

 

「おっけーよ。なんだか不思議な感じ。卒業したのに制服着てお出かけなんて」

 

「だよね、私も違和感しかないもん」

 

「あー、楓に1つお願いがあるのだけれど」

 

「ん?なに?」

 

「その、せっかくの制服デートだし……たまにはお姉ちゃんじゃなくてエレナって名前で呼んで欲しいなって。それにそっちの方が下校してる仲良い友達って思われると思うし」

 

お嬢様は少しだけ顔を赤くして照れくさそうに言った。エレナか……呼んでみたかったんだよね。やっぱり恋人同士だし、名前で呼びあって手繋いで買い物とかしたりしたかったんだよね私も。まさかこんな感じで呼んでいいことになるとは思わなかった。

 

「ほんとに!?いいの!?私ずっと呼びたかったんだよお姉ちゃんの名前。恋人同士だし名前で呼びあったりするのいいじゃん」

 

「え!?そーだったの?ごめんね気付いてあげれなくて。なら今度からお姉ちゃんじゃなくてエレナでいいわよ」

 

「やったー!じゃあ行こエレナ」

 

「……うん(やばいめちゃくちゃ可愛い……楓が本当に喜んでいるのが分かるし今すぐにでも抱きしめてお互いの名前呼び合いながらキスとか……)」

 

「ん?どうしたの?急に固まって」

 

「ううん、何でもないの、それじゃ行きましょ」

 

そして私達は家の近くの河川敷を散歩する事に決めた。そこなら人もそんなに通らないし、知り合いに見られることはないと思ったからだ。

 

「こうして2人で並んで歩くって新鮮ね。大学の登校までの短い時間とかでならあったけどゆっくりするのは初めて」

 

「そーだよね、まさかエレナとこんな風に歩けるなんて思わなかった」

 

エレナ!あーほんとこの響き好き!こんな事ならもっと早く呼んでいい?って聞けばよかった。

 

「うん……楓、手繋いでもいい?」

 

「うん!」

 

私はお嬢様の手を取るとわざと普通の手繋ぎではなく恋人繋ぎをした。これも私がやりたかった事。好きな人と恋人繋ぎで歩く。なんて幸せなんだろ……余韻に浸っているとお嬢様は私の恋人繋ぎに驚いたのか、びっくりした様な顔をしていた。

 

「びっくりした?」

 

「え、えぇ。まさか恋人繋ぎされるとは思わなかったわ。でも嬉しい」

 

「私もすんごい嬉しいし幸せ」

 

「そっか、じゃあもっと先の方に行ってみましょうよ。あそこの橋からなら夕陽が見れそうじゃない?」

 

「うん、そーだね。それじゃ行こ!」

 

私達は数百メートル先にある橋に向かって歩き出した。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

「な!な!なによあれ!?月村と楓が手繋いで歩いてるうう!?」

 

ジェシカと香織と恭子は月村家を目指して歩いていたのだが……幸か不幸か分からないが、恭子の人が少ないからそっちの方向なら町の中じゃなく河川敷歩こうよ?という提案から人の少ない河川敷から行くことにしたのだった。

 

「うわ!びっくりした……どうしたのよジェシカいきなり声なんてだして」

 

「だ、だって月村と楓が……」

 

香織はなんで女の子2人が仲良さそうに歩いているのにそんなに驚いているのか不思議で仕方がなかった。

 

「香織、もしかしてあの二人のどちらかの事をジェシカが好きだったんじゃないの?」

 

「え、ジェシカほんと?」

 

「うん……あの茶髪の子。橘楓って言うの。横にいるのは月村エレナ。聞いたことない?月村って名前」

 

「もしかして、あの有名な月村?超お金持ちの」

 

博識な恭子は知っていたらしくその名前に反応を示した。

 

「うん。それで月村のメイドさんが楓」

 

「ならお嬢様とメイドが仲睦まじく歩いてるだけじゃないの?」

 

「だといいんだけど……」

 

「もー!うじうじしてても仕方ないでしょ!直接聞きに行くよ!」

 

「あ!ちょっと待ってよ香織!!」

 

ジェシカは駆け出す香織を追いかけ月村のいる方へと向かった。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

「ね、ねぇエレナ。なんかこっちに走ってくる女の子いるんだけどその後ろの子ジェシカじゃない?」

 

私は橋の近くから金髪の女の子が走ってくるのを目にしその後ろを青色の髪の女の子が追走しているのに気が付いた。青色の髪なんてここら辺じゃ滅多に見ないしまさかと思いお嬢様に声をかけた。

 

「え?そんなまさか。こんなとこにあいつがいるわけ……嘘でしょ……」

 

「ど、どうしますお嬢様?もしかしたらバレたかも……」

 

「テンパりすぎて口調がメイドの楓になってるわよ。大丈夫よ。仲が良いお嬢様とメイドにしか見えてないって」

 

「そ、そうだよね」

 

私はお嬢様の言葉を肯定するも内心は不安で仕方がなかった。天音様にポロッと言ってしまった辺りお嬢様の口は堅くない。なんとか誤魔化してくれればいいんだけど……

 

1分もしないうちに金髪の女の子は私達の前まで来てそこで足を止めた。

 

「はぁ……はぁ……あー!疲れた!あ、ごめんね急に。あーしはジェシカの友達の高橋香織。そんでジェシカが「あーー!!あーー!!ちょっと香織!!」

 

香織と言う女の子が話している最中にジェシカが言葉を遮った。もう私達には何が何だかわからなかった。

 

「どうしたのジェシカ?」

 

「はぁ……えっと……今日はいい天気ね楓」

 

「え、まぁそうだけど……」

 

もう夕方だけどその言葉はどうなんだろうか……と私が思っていると、

 

「もー!ジェシカはっきりしてよ!じゃないと私が聞くよ?」

 

「わかった!わかったから!えっとね、その……月村と楓ってもしかして恋人同士だったりするのかなって……」

 

やっぱりその事かぁ……いや、そうだとは思ったけどさ……

 

「まさか、ただ外を散歩してただけだよ、ですよねお嬢様」

 

「そーよ、それに私達同性よ?まぁ手繋いでたから勘違いしたのよね。あんまり言わないで欲しいんだけど私達って結構仲良くてよくこんな風に出掛けるのよ」

 

ナイスですお嬢様。このままいけば乗り切れますよ。

 

「あ、そ、そーなんだ。だよねぇ……ごめんね、それだけなんだけどさ、あはは」

 

「私にはそうは見えなかったけどな」

 

「恭子?」

 

「あ、ごめんね。私は八神恭子、宜しくね。それで話し戻して悪いんだけど、恋人繋ぎしてたよね?普通に仲良いぐらいじゃしないと思うんだけどな。それにさっきから月村さん?でいいのよね。彼女の顔見てたら視点はブレてるしで怪しいよ」

 

頭の良さそうな子……お嬢様何してるんですか。校長先生との面談でも動揺しなかった貴方が何故こんなとこで!

 

「あーしも怪しいと思ってた。それじゃ月村さん聞くけどその首元のキスマークは何?」

 

「え!?嘘!?」

 

「ちょっとお嬢様!?」

 

そんな風に確認したらそういうマークがつくような行為してます。って言ってるようなもんだよ……

 

「え?どうしたのよ楓」

 

「い、いえ。何でもありません」

 

何でもあるよ!今ので絶対バレたよ!

 

「へへーん、ちょろいねぇ月村のお嬢様わ。ジェシカどうするの?」

 

「はぁ!?誰がチョロいって?」

 

「あんたに決まってんでしょ」

 

お嬢様は少し怒ったような顔をして香織さんに迫っていた。香織さんの方もなんだよと言わんばかりにお嬢様に詰め寄っていた。

 

「ちょ!ちょっと香織!そんなに言わなくても!」

 

「お嬢様も落ち着いて下さい!」

 

「はぁ?ジェシカに嘘ついてたんだよこいつ。それで少し言うぐらいいいでしょうが」

 

「舐められたまま私が帰さないってことぐらいこれだけ付き合ってればわかるでしょ。下がりなさい」

 

こうなるとお嬢様は引き下がらない。目付きからしてもめちゃくちゃ怒っているのがわかった。香織さんの方も喧嘩慣れしているのかお嬢様の表情に怯えた様子はなく好戦的な態度を取っていた。どうしよう、どうしようと悩んでいた時だった。

 

「かー!えー!でー!ちゃーん!!」

 

「ふぇ?って痛いですよ!」

 

「何なに?この面白そうな展開。おじさんも混ぜてよ」

 

何故か天音様がそこにはいた。とりあえず抱きしめられて苦しいから離してくれないかな……

 

お嬢様と香織さんはポカーンとした表情になっていた。香織さんに関してはいきなり知らない人が現れたんだからそれは驚くだろう。

 

「いや、なんでいるんですか……」

 

「いやぁ、さゆりがなんか補修受けてて暇だからエレナの家行こうとしたら制服姿の2人が出ていくんだもん。そりゃこっそり後つけるよね」

 

「いや、声掛けてくれればいいのに……とにかくお嬢様止めてもらえませんか?ちょっと色々ありまして」

 

私は天音様にこうなった原因を説明した。

 

「楓ちゃんのお望みとあらば喜んで、それでそこのギャルは、何でエレナに詰め寄ってんの?」

 

「はー?あんた誰よ。関係ないやつは黙ってて」

 

「全く……最近のギャルは怖いねー。私は緒方天音。あんたが詰め寄ってるやつの親友であり幼馴染よ」

 

「あっそ、じゃ消えていいよお疲れ」

 

香織さんはだから何?と言った感じで天音様を全く相手にする様子はなかった。

 

「もー!香織もいいって!帰ろ!」

 

ジェシカも必死に香織さんを止めようと必死だった。それでも香織さんは引き下がる様子がなかった。

 

「ちょっとエレナ。いい加減にしなよ。あんたが喧嘩するのは勝手だよ。でもそれを見て楓ちゃんはどう思うの?多分アンタのことだからあんなパギャルには負けないでしょうよ。でもどこかしらに体に傷はつくんだよ?」

 

「あーもー!わかったわよ、気分悪いわ、帰る」

 

「ちょ!ちょっとお嬢様!?待ってください!ごめんねジェシカ!また明日!」

 

「う、うん!私こそごめんね!」

 

私は早足で歩くお嬢様を追いかけた。




ギャルは恐れ知らず。

次回で解決させます。イチャコラ書けない期間長いのは辛い笑
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