私の足を舐めなさい!   作:足でされたい

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今回短めです。次回はそれなりに書く予定なので許してください……


ジェシカ視点です。


作戦会議

「ジェシカ!?どうしたのいきなり飛び出して?ジェシカ……?なんで泣いてるの……?」

 

私は月村と楓が付き合っているという事実を知った時から胸が苦しくて仕方がなかった。あのままお屋敷にいたらまずいと思って香織を半ば強引にお屋敷の外へと連れ出したのだが……そこから冷静になって私は失恋したんだ……って事実に気付くと涙が止まらなかった。恋がこんなに悲しいものだって初めて知った。好きな人が私じゃない違う女の子と手を繋いでいたり抱きしめあってたりしてたらと思うと息が詰まりそうだった。私の初恋……終わっちゃったのかな……

 

「ちょっとジェシカ!大丈夫!?」

 

私はそこで香織に声を掛けられていることに気が付いた。

 

「かお、り……香織!!私の初恋もうだめだよ……うわぁぁぁぁん!!」

 

私は香織にしがみついて声が続く限り泣いた。今までにこれほど泣いたことがあっただろうか。まだ楓とは会って1週間しか経ってないのにこんなに自分が好きだとは思わなかった。

 

「ジェシカ……まだ終わったわけじゃないよ!諦めちゃっていいの!?」

 

香織が私の目をしっかりと捉え強く話しかけてくる。

 

「ううん……諦めたくない!だって好きなんだもん!」

 

「よく言った!全力であーしも協力するから!だからもう泣くのやめよ?あーしはジェシカの1番似合う表情は笑顔だと思ってんだからね」

 

そう言うと香織は私を優しく抱きとめてくれた。香織は外見と言動はやんちゃだけど中身はしっかり優しい女の子だと言うことも私は知っていた。海外から日本に来た時に右も左も分からない私にとても親切にしてくれたのだから。

 

「ありがとう香織、私もう少し頑張ってみるね!」

 

私は精一杯の笑顔で香織に言った。

 

「でも協力って?学校も違うし実際かなり難しいと思うんだけど……」

 

「あー……んーー……まぁなんとかなるっしょ!とりあえず学校終わったら楓を遊びに誘う!そこから始めよ!」

 

「うん、わかった。明日誘ってみるよ。でも月村は?楓誘ったら絶対付いてくるよ?それに楓もメイドだし基本的には主人の月村についてなきゃでしょ?」

 

「それは任せといて!あーしが月村の気を引いてるうちにジェシカは楓にちょっと話しあるから来てって場所変えればその流れでいける!お嬢様が……とか言ったら香織が遊んでるって言えば大丈夫だよ」

 

「大丈夫かなぁ……でもやるしかないよね!よし!じゃあまた明日ね!」

 

「おうよ!じゃね!」

 

香織はパタパタと手を振って私とわかれた。手を振ってる時も派手な金髪は手の動きに合わせて揺れていた。




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