ジリリリリリリリリ!!
「うわ、もう朝!早くお嬢様の食事の支度しなきゃ!今何時?は!?もう10:30じゃん!学校もう間に合わいよ、、、ってかなんでこんな時間にアラームが鳴るの、、、」
気が付けば昨日一緒に寝ていたお嬢様の姿がない。お嬢様1人で学校行ったのかな?なら起こしてくれてもいいのに、、、
がちゃ。
「あー楓起きたの?今朝ごはん作ってるから待っててね」
「え?お嬢様が朝ごはんを、、、?ってか学校ですよ!もう10:30じゃないですか!!」
「楓!お嬢様じゃなくてお姉ちゃん!あと今日は土曜日で学校無いよ!それなのに昨日時計見たらアラーム5:00とかに設定されてるしどーせ私の朝の支度とかやるために起きるつもりだったんでしょうけどもうメイドじゃないんだからそんなことしなくていいの!今度からはかわりばんこでやりましょ」
あーそっか私メイドじゃなくなったんだ、、、ってかちょっと嬉しいかも私のためにお嬢様がご飯作ってくれるなんて、、、それに私が休めるように気を使ってアラーム遅くしてくれたんだ、、、
「ちょっとちょっと!なんで泣いてるの楓?何か私嫌な事言った?」
え、私泣いてる?あ、ほんとだ全然気が付かなかった、、、
「えっと、お嬢様にこんなに気を使って貰ってそれに結構メイドの仕事辛くて時々心折れそうになった時とかあって、解放されたんだなって思ったらなんか勝手に涙出てきちゃって、、」
「楓、、、」
そう言うとお嬢様は私を強く抱きしめた。
「ごめんね負担かけて、、、私がずっとあんな性格だったばっかりに、、、もっと早く気付いてあげればよかった、お母様がキツい性格だったからあれが正しいと思ってきつい当たり方してきてごめんね、、、でもこれからはもうそんな私じゃないから!月村エレナとして橘楓を絶対幸せにするから!」
「ううう、お姉ちゃあああん!!」
何分お嬢様の胸で泣いていたかわからない。私は今までに溜め込んでいたものを全て吐き出した。後1つ疑問が確信に変わった。私は月村エレナが好きだ。ちょろいって言われるかもしれないがこんなに人から優しくされることが嬉しいんだなんて思わなかった。時々お嬢様目当てのかっこいい男の人が来ても全然ドキドキだってしなかったのに私はメイドをしていた時から時折見せるお嬢様の優しさにすんごいドキドキしたしもっと見たいと思ってしまっていた。全然気が付かなかったけどこういうのが好きになるってことなんじゃないかなって思う。
「落ち着いた?」
「うん、もう平気、、、ほんとにありがとうお姉ちゃん」
「もうこれからは絶対に溜め込まないでよ!何回も言うけど私はもう貴方の主人じゃないんだからね!これからは姉妹であって私の自慢の彼女なんだからね!何かして欲しいこととかあったらいつでも言ってね、私に出来ることがあったらなんでもするから」
ほんとにお嬢様変わったんだな、、、それに彼女か、、えへへへ、素直に嬉しいかも。私も自分の気持ちに素直にならなきゃ。
「お姉ちゃん。私からもちゃんと言うね。橘楓は月村エレナさんの事が大好きです。これからも姉妹としてそして彼女として宜しくお願いします。あ、後ね、お姉ちゃんが嫌じゃなければその、昨日みたいなキスして欲しいな、、、」
その瞬間お嬢様の顔が赤くなったのがわかった。自分からやる分には恥ずかしくないのに私から言うと恥ずかしがるんだ。
「わ、わかったわ、じゃあ楓目を瞑って、」
「うん、、、」
私が目を瞑るとお嬢様は私の肩に手を当てて優しく唇にキスをした。
「楓、、、」
「お姉ちゃん」
その瞬間が長く続いて欲しいと思う楓でした。
第一部はここで終了となります!
第二部も宜しくお願いします!
第二部は楓のエンジンが壊れる予定です(笑)