私の足を舐めなさい!   作:足でされたい

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◇の前はエレナ視点後は楓視点です。

ネタキャラだからね仕方ないね。


試着室にて

「広すぎでしょ……」

 

私は、目の前に広がってる光景に驚きの声をあげた。それにこの人混み。私が思った事は1つだった。

 

「楓、帰りましょ。こんな空間にいたら私死んじゃう」

 

私は、楓の手を取り詩織の車に戻ろうと促したが、楓はそれを許してはくれなかった。

 

「せっかく来たんだから行こーよ!エレナが人混み嫌いなのは知ってるけど、絶対今後人混み行くことになるのは間違いないんだからさ」

 

「うぅ……分かったわよ……でも水着買ったらすぐ帰るからね」

 

「はいはい。少しは慣れなきゃダメだよ」

 

楓は、子供をあやすようにポンポンと私の頭を叩いて、手を引いてアウトレットモールの中へと入った。本当に私が歳上だって言うことを忘れそうになるわね……

 

「えっと、水着売ってるお店は……凄いよエレナ!10店舗以上あるみたい!全部見ようね!」

 

「一店舗だけでよくないかしら……」

 

「だーめ!ほら早く早く!」

 

楓ってウィンドウショッピングとか好きな子だったんだね……こんなに目を輝かせてお店を見てはしゃぐとは思わなかった。そりゃメイドしてて、ウィンドウショッピングなんて出来なかったもんね。

 

「ちょ!ちょっと走ると危ないってば!」

 

子供のようにはしゃぐ楓を見るのも初めてだったし、こうやって出掛けてみると色々な発見があるものね。私としては、早く帰りたかったけどたまには楓の好きにしてあげてもいっかな。

 

「えへへ、なんだか楽しくって」

 

「子供じゃないんだから慌てないの。ちゃんと全部付き合ってあげるからゆっくり行きましょ」

 

「ほんとに!?ありがとうエレナ!」

 

嬉しそうな笑顔で話す楓は、本当に可愛かった。この笑顔が見れただけでも付き合ってあげるかいはあったかな、なんて思っていたのだが……

 

「疲れた……」

 

「ほらエレナ次はあっち!」

 

既に7店舗を回っていて私は、楓の着せ替え人形のようにさせられていた……エレナこれ似合いそう!って言って私に水着の試着をさせてくれるのはいいんだけど、毎店舗それをやられると、普段試着などしない私は、疲れてしまって仕方がなかった。それに、同じように楓も水着に着替えるから、どんどん私の欲望も我慢出来なくなっていた……だって本当に可愛いんだもん仕方ないじゃない。普段は、肌を露出させることを好まない楓が、似合うかな?ってちょっと恥じらいながら見せてくる楓を想像してみなさいよ!やばいでしょ!3店舗目の赤のビキニとか見せられた時は、思わず抱きしめかけたわよ!あぁ……もう無理、早くこの着せ替え人形大会終わってくれないかしら……

 

「あった!ここだよエレナ」

 

「凄い人ね……」

 

「1番人気があるお店みたいだよ。芸能人が作った水着が置いてあるって話題沸騰中なんだって」

 

「なるほどね……」

 

お店の中に入ると、中は人でごった返していた。私達と同い年ぐらいの子がほとんどで、お目当ての水着を買いに来たようだった。

 

「エレナ、これとかどうかな?黒の水着なら着るんじゃないかな?」

 

楓が、私に勧めたのは黒のビキニ。シンプルながらもパンツにはフリルがついていて、少し可愛さもある水着だった。

 

「ビキニかぁ……うーん……」

 

私は、思わず自分の胸を見てしまった。ビキニとかって、結構胸がある人が来てるイメージがあった。私なんか平坦な胸の人間が着ていいものなのかしら……天音と詩織にこの水着着ている所を見られたら、あれ?エレナさん胸についてるべきものがついてないんじゃない?とか言われかねないし……

 

「ダメかな?私も白の色違い買ってお揃いにしようかと思ったんだけどな」

 

楓とお揃いの水着!それは、すんごい惹かれる提案だけど、でもビキニかぁ……なんで私の胸は成長しなかったのよ!お母様はそれなりにあったと思ったんだけど!?はぁ……虚しくなるだけだわ、やめましょこんなこと考えるの……

 

「とりあえず試着して決めてみない?あんまりビキニとかって似合わないと思うから楓に見てもらって決めるわ」

 

「大丈夫だよ絶対似合うって!」

 

「まぁとりあえず行きましょうか」

 

「うん!」

 

試着室へと行くと、そこには長蛇の列が出来ていた。店員さんのアナウンスを聞いていたら、御家族でお越しの方は、申し訳ありませんが2名様ずつ入って頂けると助かります。っていうアナウンスをしていた。これだけ多いと人を捌くのも大変なんだろうなぁ、と思っていたところだった……

 

「あ、店員さん!お姉ちゃんと来ているので私達一緒に入りますよ!」

 

「あ、ほんとですか!?本当にご迷惑おかけしてすみません。こちらへどーぞ」

 

「ちょ!ちょっと楓!?」

 

「しー!バレちゃうでしょ。行こお姉ちゃん」

 

どうやら2人で入ると優先的に試着室に入れるみたいだった。楓は、時間短縮の為にと思って店員さんに嘘をついたんだと思うけど……まって、水着って裸になるわけよね?無理無理無理!絶対我慢出来なくなっちゃうって!ただでさえムラムラしてるとこに、目の前で楓が「お姉ちゃん、着替えてるとこ恥ずかしいから見ないで」なんて言われたら……

 

「お姉ちゃん……変な事考えてないよね?」

 

「ふぇ!?ま、まさかそんなことないわよ!」

 

楓に、見透かされたかは、分からないが、とりあえず私達は試着室への中へと入った。やはりと言うか、当たり前なんだろうけど、元から一人用で作られている試着室は、2人で入るととても狭かった。幸い、試着室には扉が付いていて、間違えて楓を押し出したりとかはないからいいんだけどね。カーテンとかの試着室なら絶対はみでちゃってたよ。

 

 

「久しぶりにお姉ちゃんって呼んだ気がするね」

 

少し照れくさそうに楓が言った。お互い吐息が当たるぐらい近い距離に顔があるから、楓の照れ顔の破壊力は、10倍増しになっていた。我慢よエレナ……楓は、そういう事したいとか思ってないんだから。ここで手出したら本当に嫌われると思いなさいエレナ。

 

「確かにそうね。びっくりしちゃった」

 

「ごめんね、こんなに狭いと思わなかったよ。じゃあ私着替えちゃうから向こう向いてて貰ってもいい?流石に見られながら着替えるのは恥ずかしいからさ」

 

だから顔を赤くしながら言わないでぇ!!もうほんと天然なんだからこの子は……

 

「う、うん。着替え終わったら言ってね」

 

私のすぐ後ろで楓が裸になっている。それだけで私の心臓は壊れそうなぐらいうるさくなっていた。乾いた布切れの音が響く度にドキドキが止まらなかった。

 

「エレナごめん、後ろの紐縛って貰ってもいい?狭くて手伸ばせなくて」

 

「大丈夫だよ。ちょっと待っててね」

 

もちろん楓の紐を結ぶにあたって、私は、体制を変えなければいけない。今の私の精神状態で楓の素肌を見ても大丈夫なのか……私は、自分の頭の中で2つの意見がぐるぐると回っていた。

 

『意識しなければ大丈夫よ。ちゃっちゃっと楓の紐結んであげなさいな』

 

『楓だって彼女の私に迫られて悪い気はしないって。だから紐結ぶついでに軽く触っちまいなよ』

 

白と黒。私の頭の中で2つの感情がぶつかりあっていた。どうしよう……どうしよう……でもやっぱりいくら扉があるからって、大勢の前でそんな事したらいくら優しい楓でも……そーだよ!そういう事は家帰ればいくらでも出来るじゃない!

 

「エレナまだ?」

 

「ごめんなさい、今結ぶわね」

 

180°方向を変えると私の目は楓の白い背中に完全に奪われた。ほんとに汚れひとつ無い綺麗な肌……って違う!早く結ばなきゃ!

 

「えっと……あれ、上手く結べない。ごめんね楓、ちょっと待ってて」

 

私は、緊張と焦りのあまり手汗で上手く紐を結べなかった。いつもは、こんな紐簡単に結べるのに……

 

「焦らなくて大丈夫だよ」

 

「うん」

 

頷いてすぐの出来事だった。

 

「あ!エレナ今こっち見ないで!」

 

「え!?楓その格好……」

 

「あぅ……エレナが遅いからパンツの紐適当に結んでたせいで落ちちゃったじゃん!エレナ?ちょっと何で無言で近付いてくるの!?」

 

目の前には、前屈みになってビキニを必死に抑え、可愛いお尻が見えている楓の姿があった。私の理性は、そこでぷつんと切れた。

 

「ごめん、もう我慢出来ない。楓が悪いんだからね……」

 

「ちょ!?こんな所で!?ん!?ら、らめだって!」

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

「もうエレナなんて大嫌い!!しばらく口聞いてあげないから!」

 

「ごめんなさい……」

 

私は、お嬢様に迫られキスをされた所で、悪いとは少しだけ思ったが、脳天にかかと落としをして気絶させた。主人に手なんて上げたくはなかったが、流石にあんなところで発情されても困る。お店の人には、熱中症見たいで……って言って商品をすぐに買い、逃げるようにエレナをおぶって詩織さんの車に逃げ込んだ。

 

「全く何してんだか……エレナはもう少し自制心持ちなさいよ。楓ちゃんもそこら辺にしてあげなさいな。それじゃお屋敷に戻るからね」

 

「知らない!!」

 

私は、詩織さんの言うことを無視して車内でバケットシートを後に倒して完全に寝る体勢へと入った。

 

「うぅ……詩織助けて……」

 

「今回は10割あんたが悪いわよ。しばらく反省してなさい」

 

「はい……」

 

35の車内では、すすり泣く声と規則正しい寝息だけが聞こえていた……

 




天音「ホントドM猿だね……流石に今回は私もフォローしてあげられないよ……」
ジェシカ「私こんな人に負けてるの……楓、今からでも遅くないわ。私と付き合わない?」
楓「そーだね。ジェシカと付き合おうかな。ねぇエレナ?」
エレナ「本当にごめんなさい……だから別れるのだけは勘弁してください……」
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