私の足を舐めなさい!   作:足でされたい

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仲直り

今日は待ちに待った皆での旅行の日。楓の機嫌はまだ斜めなままで旅行までの1週間、事務的な事以外では口を聞いてもらえず私は、ずっと気持ちがブルーのままだった。予定では、詩織の車に私と楓とジェシカ。佳奈さんが運転する車に天音、さゆり、紅葉さんが乗車して、月村家のプライベートビーチに行く予定だったのだが……

 

「エレナ狭いんだけど。なんであんたがこっちの車に乗ってるのよ」

 

「そ、それはちょっと色々あって……」

 

佳奈さんの車は、軽自動車。軽自動車に5人乗っているから少し狭く感じられた。後部座席に私、天音、さゆりの順に座っていて横の天音から苦情が入った。それはそうだろう。私がいなかったらこんなにぎゅうぎゅうになる事もなかったし、彼女と後部座席でイチャイチャだって出来たかもしれないのに……

 

「その色々は、なんなのよ。まさかあの優しい楓ちゃん怒らせたの?」

 

「まぁそうなんだけれども……」

 

「はぁ!?あの天使みたいな優しさしてる楓ちゃん怒らせたの!?一体何したのよ?」

 

天音は、私の肩に両手を置いて揺するように私の言葉を待った。そりゃいつもニコニコしてる楓怒らせたって言ったらびっくりもするか……

 

「でもお母さんもいるし……」

 

「私も聞きたいなぁ。一体何したのよエレナちゃん」

 

助手席に座っているお母さんからも言われて私は、逃げ場がなくなってしまった。言うまでずっと言われるし私は、覚悟を決めてこの間の出来事を包み隠さず話した。

 

「あんたねぇ……」

 

「エレナちゃん場所はわきまえなきゃダメよ」

 

「エレナさん流石にそれは……」

 

「月村さん……」

 

四方から避難の目を受けて、更に私は、心が痛くなった。本当に何してんだろ私……

 

車を1時間ほど走らせ、私達は目的のプライベートビーチへと到着した。

 

「じゃあとりあえず荷物置いちゃおうよ!部屋割りは前にエレナの家で決めた通りね!水着に着替えてまた集合って事で!ほらエレナいつまでも死んでないで動いた動いた」

 

部屋割り……そうだ。私楓と2人部屋じゃん。前に皆で集まった時にジェシカと詩織には悪いけど恋人同士は、恋人同士の部屋にしたのだった。無駄に広い別荘を今は恨むしかなった。

 

別荘というより、1つのアパートみたいな外装をしたアパートに各自2人1組になって次々に部屋へと入っていった。ちなみにジェシカは、詩織さんとのペアで一緒の部屋になっていた。楓は、もう私達の部屋となる101号室に向かって歩いてる姿が見えたので私も後を追った。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

話は、お屋敷を出る前に戻る。

 

「それじゃ皆忘れ物はないよね!?」

 

天音様がリビングで集合した皆に声をかけていた。旅行を出発する時の集合場所に月村家にしたから、今は皆がキャリーバッグ片手に月村家に集合していた。各自楽しみにしていたみたいで皆の表情は明るかった。私とお嬢様を除いてだが……この間の事件以来なんだか言葉を簡単に交わしたら、すぐに許したみたいに思われるとも思って言葉を交わすのをやめた。しかし、それが逆効果だった。お嬢様は目に見えて私を避けるようになり、私もどこで許しを出せばいいのかわからなくなってしまった。

 

「楓、私はお母さんの方の車に乗るね……」

 

そう言うとお嬢様は、自分の荷物を佳奈さんの車へと乗せてそそくさと乗り込んでしまった。

 

「もう……エレナの馬鹿。このまま話せなくなってもいいって言うの」

 

「ほら楓ちゃん行くよ。車の中でエレナの事は聞くからさ」

 

「すみません……ありがとうございます詩織さん」

 

私は、キャリーバッグを持つとお嬢様が乗る車とは違う詩織さんの車のトランクへと放り込んだ。

 

お屋敷を出て車を走らせると横の席のジェシカに早速なんでエレナは別の車なの?とツッコミを受けてしまった。まぁそりゃそうだよね。付き合ってて別の車なんて普通は有り得ないし……

 

私は、ジェシカに何故こうなったのかを説明した。

 

「え?普通じゃない?私も好きな子がそんな姿してたらどこにいても襲いたくなるわよ」

 

「えぇ……いや、普通じゃないよ。ちゃんと場所ぐらいわきまえてくれなきゃ困るって。別に家でそういう事されても拒まないよ」

 

「そーなのかしら。ロシアじゃまぁまぁあることだと思ったのだけれど」

 

んー、海外わからない……

 

「まぁとにかくせっかく絶好の仲直りのチャンスなんだから現地ついたらちゃんと話すこと。部屋割りだって同じなんでしょ?なら荷物置く時に話し合い終わるまで出てきちゃダメだから。もし出てきても気まずい雰囲気見つけたらエレナの事ぶん殴るからね?彼女が殴られたくなかったらちゃんと話し合うこと?いいわね?私から皆にあの二人は少し時間かかるからって言っておくから」

 

詩織さんの殴るはシャレになってないからちゃんと話し合わなきゃ……でもそうだよね。私だってせっかくの旅行でお嬢様とイチャイチャ出来ないまま終わりたくないもん。学業除いたら初めての恋人との旅行だよ!しっかりしなきゃ!

 

「詩織さんありがとうございます。ちゃんと荷物置いた時に話し合いますね」

 

「その意気よ。私もこの旅行中にそのぴょこぴょこ動く青髪ちゃんとイチャイチャしてるからさ」

 

「何言ってるんですかおばさん。私は、楓一筋ですよ」

 

「ジェシカ!?」

 

「誰がおばさんですってぇ!?今夜覚えてなさいジェシカちゃん」

 

「ひいいい!!」

 

詩織さんの目は、マジで人を殺せそうな目をしていて、私達はこれ以上詩織さんを怒らせたらまずいと思い、現地につくまで一言も喋らなかった……

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

話は元に戻る。

 

「んぁぁぁ!!入りづらい!でも楓は普通に入ってたしもしかしたらもう許してくれたのかな……あぁでも!んーー!!わかんないい!!」

 

「何してんのよエレナ」

 

私が扉の前で5分ほど悶えていると水着に着替えた天音が隣の部屋から出てきた。赤いビキニは、天音の活発そうなイメージによく似合っていた。豊満な胸は、ビキニからこぼれ落ちそうで少しだけ羨ましかった。じゃなくて!

 

「ちょっと入りづらくてね……」

 

「もー!あんたらしくもない!とっとと仲直りしてきなさいよ!」

 

そう言うと天音は、私達の部屋の扉を開けると、私を強引に押し込んだ。

 

「ちょ!ちょっと天音!あ……楓」

 

部屋の中にはダブルベッドが1つと机が置かれただけのシンプルな部屋となっていた。恐らくお母様は、一人一部屋の予定で作られていたのだろうなと思った。そのダブルベッドの上にちょこんと楓が座っていた。

 

「遅いよ」

 

「ごめんなさい、ちょっと入りづらくって……」

 

私は、楓の顔がまともに見れなかった。こんなに緊張したのはいつぶりだろうか……

 

「あーもう!もう怒ってないし!エレナはこのままでいいの!?私はやだ。なんでそんなに責任感じてんの?いつも通り楓おはようって言ってくれたら私だっておはようって言ったよ。なのに勝手に避けて、それで私も話しづらくなって……とにかくもう怒ってないから!」

 

楓の方を見るといつもの笑顔の楓がそこにいた。勝手に避けてそれで話すのを避けてたのは私だったのか……ほんとわかってあげられなくてごめんね。歳上なのに何も歳上らしいことしてあげてられてないや……

 

「本当にごめんなさい。私があの時我慢してたらそもそもこんなことにならなかったもんね……それじゃもう私の事許してくれるの?」

 

「もう、そんな小犬みたいな目で私の事見ないでよ。もう怒ってないって言ったでしょ。でも簡単に許すのも面白くないか……ねぇエレナ。ご主人様に勝手に手を出した悪い犬にはお仕置きが必要だよね?」

 

楓は、正座をしている私の目の前に立ち蔑むような目で私の事を見つめてきた。ダメ……そんな目でお仕置きなんて言われたらもう私……

 

「はい……たくさんお仕置きしてください。もう二度とあんな事をしようと思わないぐらいに」

 

「ふふ、じゃあ皆と合流するのは大分後になっちゃうね。まぁ詩織さんには遅くなるってこと伝えたからいっか。それじゃ自分がどうしたらいいかわかるよね?」

 

「はい……たくさん楓様にご奉仕させていただきますね……」

 

私は、楓の右足を自分の体に寄せ、それを口へと寄せた……

 

結局その日、楓とエレナは海へと行かず皆と合流したのは夜遅くだったとか……だいたいの事情を察していた皆は、2人を囲んで労いの言葉をかけていた。

 




知らない人の方が多いと思いますが実はこの作品のr18あるんですよねw見たい方は自分のページから飛んでもらえたらわかると思います。r18処女作なんで表現力は、マジでガバガバですwそれでもよければ見に行ってみて下さいな。

次回は、仲直りした2人が皆の中心にいるはずなので!それではまた!
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