私の足を舐めなさい!   作:足でされたい

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泥酔エレナ様

「エレナ、まだ着替え終わらないの?バーベキュー始まっちゃうよ?」

 

「ごめん、ちょっと待ってて」

 

私達は、仲直りの儀式を終えた後そのまま私服で外に行ったのだが、天音様にせっかく海でバーベキューするんだから水着で来なさいよ、との提案を受けたので急いで水着に着替えていた。それにしてもお嬢様が遅い……普通に目の前で着替えればいいのに、恥ずかしいからお風呂場で着替えるって言ってから20分は経っていた。そんなに着替えにかからないと思うんだけどな……

 

「お待たせ楓」

 

「ううん……大丈夫」

 

私は、お嬢様の水着姿に目を奪われてしまった。この間、お嬢様とお揃いで買った色違いのビキニ。黒のビキニはスレンダーなお嬢様にとても似合っていた。何が私似合わないかも……だよほんと。世界中の誰に見せても全員が綺麗って言うに決まってんじゃん。

 

「やっぱり変かな……ごめん着替えてくる!」

 

お嬢様は、顔を真っ赤にして元いたお風呂場へと戻ろうとしたので私は、腕を掴んで引き止めた。

 

「何言ってんのエレナ。すんごい綺麗なのに勿体無いよ。今のエレナ世界中の誰よりも綺麗だって。ほら行こ」

 

ちょっとくさすぎたかな。それでも私は、嘘を言っているつもりは全くなかった。お嬢様の手を引いて私は、天音様達が待つ砂浜へと向かった。

 

砂浜へと着くと、お母さんと佳奈さんがバーベキューの準備をしていた。

 

「お母さん私達も何か手伝うよ。何かやることない?」

 

「あら、やっと着替え終わったのね。楓もエレナも可愛いよ。自慢の娘って感じだわ。そーね。ならそこのテーブルに人数分の箸とお皿並べてもらってもいいかしら?」

 

お母さんは、白いビキニにパーカーを羽織っていた。ほんとまだまだ若いんだから……一方の佳奈さんは、ワンピース型の水着がよく似合っていた。

 

「うう、恥ずかしい……なんで皆平然とこんなの着て歩けるのかわからないわ」

 

お嬢様は、顔を未だに赤くして挙動不審になりながらお皿をテーブルに並べていた。そんなに水着が恥ずかしいのね……ってか他の人がいるならともかく皆知り合いじゃん……

 

「もう……まだ慣れないの?周りの人全員知り合いなんだからそんなに恥ずかしがらなくても……」

 

「だって下着と変わらないわよこんなの!」

 

「はぁ……ってかエレナ。私の水着姿見て何か感想ないの?」

 

私は、少しだけだけどエレナに水着姿を褒めて欲しかった。やっぱり気合い入れて準備したし好きな人には可愛いとかって言ってもらいたい。

 

「えっと……エロいです……じゃなくてめちゃくちゃ似合ってて可愛いわよ!」

 

ほんとにこの人は……頭の中それしかないの?この間の1件で反省したかと思ったのに根は何にも変わってないじゃん……まぁそれがお嬢様だってわかってるからいいんだけどね。

 

「もう……まぁありがと。でも部屋戻ったらお仕置きだからね」

 

「え!?いやでも隣の部屋天音だし……」

 

「お仕置きって言ったんだよ?わかったエレナ?」

 

「はい……」

 

全くこんな事してる場合じゃないよ。早いとこバーベキューの準備進めなくっちゃ。

 

◇ ◇ ◇ ◇

 

「それじゃ!エレナと楓ちゃんも無事仲直り出来たことだしぱーっとやろーね!あ!お酒はダメだからね!佳奈さんと紅葉さんとおっぱいさんには用意してありますので!それじゃ乾杯!」

 

一同「乾杯!」

 

バーベキューの準備が出来ると、天音様が乾杯の音頭を取った。各自グラスに飲み物を注いで近くのものと乾杯しあいバーベキューは、始まった。

 

「あ、お母さんお酒注ぐよ」

 

「あら、ありがとう楓」

 

私は、お母さんのグラスが空になったのを見て近くにあった缶ビールを空けお母さんのグラスへと注いだ。横の佳奈さんも早々にグラスを空にしていた。こんなペースで飲んでて大丈夫なのかな……一方大学生組のテーブルに座っていたエレナは、何故か皆に囲まれていた。

 

「さゆりどうしたの?エレナなんかした?」

 

「それが天音が悪ふざけでジュースに見えるようなお酒エレナさんに注いじゃって……それでエレナさん急に黙り込んじゃって……楓も声掛けて貰ってもいい?二口ぐらいしか飲んでないから急性アルコール中毒とかではないと思うんだけど心配で……後で天音は、私がぶん殴っておくから」

 

流石天音様と言うべきなんだろうか……ほんとに抜け目がないというか何かしら問題を起こすというか。とにかく私もこのままお嬢様に倒れられても困るし、声掛けて見なきゃ。

 

「天音様……何してるんですかほんと……」

 

「ちょっとした悪ふざけだったんだけどねぇ……ごめん!」

 

天音様は、私に向かってぶんぶんと頭を下げた。頭下げられても困りますよほんと……

 

「とにかく私達が何言っても反応しないんだよ、声掛けてみてよ楓」

 

ジェシカからも声をかけられ、どうやら私が起こす以外解決策がないらしかった。

 

「わかったよ。エレナ、大丈夫?体調悪いならちゃんとお部屋戻ってから寝よ」

 

私は、お嬢様の肩を揺すりながら声を掛けた。繰り返し声を掛けたが、全く反応がなく、ダメかと思ったその時だった。

 

「かえ、で、さま?」

 

「エレナ!?私だよ!楓!大丈夫?」

 

「今楓様って言わなかった……?」

 

「ジェシカちゃん知らない方が幸せな事もあるんだよ……」

 

「なるほど……」

 

外野が何か言っていたが私は、声を掛けるのを続けた。

 

「お仕置きですか……?それではたくさんご奉仕させてもらいますね……」

 

「エレナ?って!ちょっと待って待って!」

 

恐らく泥酔しているのだろう。お嬢様は、目の焦点があっていなかった。そして、お嬢様は恐らく無意識だろうが、私の右足を舐め始めた。まさか泥酔してドMスイッチが入るなんて……

 

「エレナダメこんなとこで!ほかの人だっているんだから!」

 

そう言い私は、右足をお嬢様の手元から引っこ抜いた。

 

「ふぇ?なんれれすか?お仕置きってさっき言ってたのに……あ!ほうちぷれいですね!エレナかんげきれす!!……zzz」

 

「寝ちゃったよ……天音様どうしてくれるんですかほんと……ジェシカがすんごい顔してますよ」

 

「あはは……ごめんなさい……」

 

「私は何も見てないから!ほんとに!それじゃ私詩織さんのとこ行ってくるから!」

 

ジェシカは、お嬢様の豹変した姿を見ると一目散に走り去ってしまった……まぁ、そりゃそうなるよね……エレナはと言うと、完全に砂浜の上で爆睡していた。部屋まで運ばなきゃ……

 

「それじゃ私は、エレナ部屋に置いてきますね。明日はやめてくださいよほんと……」

 

「はーい!」

 

ほんと返事だけはいいんだから天音様……私は、熟睡してるお嬢様を起こさないようにゆっくりと部屋まで運び、布団へと寝かせた。

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