時刻は午前4時。ジェシカと話していたせいもあり、完全に寝るタイミングを逃してしまった。明日と言うより今日の事を考えると少し憂鬱だったが、仕方ないか……自分の部屋へと戻ると楓の姿がない事に気が付いた。
「あら?どこ行ったのかしら」
ふと、私の後ろで動く影があった。
「それはこっちの台詞だよエレナ」
眠たそうに目を擦りながら楓は、私に話していた。
「いや、寝れそうにないから夜風にでも当たってこようかなって。それとごめんなさい……また楓に迷惑かけちゃったみたいで」
それを言うと楓は、ため息をつきながら。
「別に大丈夫だよ。エレナの奇行にも最近慣れてきたし。それに今回は天音様が悪いもん。だからそんな泣きそうな顔しなくても大丈夫だよ」
奇行って……まぁ確かにここ最近の私の行動といったら酷いものがあるのは確かだけどさ……
「ありがとう。でも奇行はちょっと言いすぎじゃ……」
「少し言い過ぎぐらいじゃないとエレナわからないかなって思って。今日ってか昨日か、いきなり皆の前で足舐めてエレナ感激です!はやばいって、ふふ、ごめん思い出したらなんか笑えてきちゃった」
楓は、お腹を抱えて笑うのを我慢しているみたいだった。
「もう、でも怒ってないならよかった。楓、ほんとにありがと」
「どーしたのエレナ?そんなに改まらないでも大丈夫だよ。私達の仲じゃん」
「それもそっか。じゃあこれからも宜しくね楓」
私は、精一杯の笑顔で楓に抱き着いた。やっぱり楓の前だけは、素の自分でいられる。本当に大好きで信頼してるって事がそれだけでわかった。
「こちらこそだよエレナ。私も大好き。ねぇキスしよ」
「私も楓が欲しい。今度は酔いで舐めるんじゃなくて、私の意思で舐めさせて……」
「もう、キスって言ったのに」
楓は、クスクスと笑っていた。どうしようもないねエレナは、っていうのが伝わってきた。楓の前ではそうなっちゃうんだよ。
「楓知ってる?太腿へのキスは忠誠の証なんだって。ん……」
「ひやぁ!?くすぐったいよエレナ!ってかキスって言いながら舐めてるじゃん!」
もう私は、止まらなかった。楓は、本当に嫌な時強引にでも私の前から逃げるようにいなくなる。でも今は、顔を赤くしてただ、私が楓の足を舐めているのを見ているだけだった。
「ごめん、もう私我慢出来ないわ」
「ひゃ!?ちょっとなんで舐めながら押し倒さないで」
「ほんと可愛い。絶対他の誰にもあげたりしないんだから」
今夜は、私達にとって珍しい夜となった。私が最後まで主導権を握った事なんて今までにあったかな。楓を絶頂の渦から逃すこと無く、ずっとベッドに拘束していた。
「はぁ……もう、覚えておいてねエレナ。主人に逆らったんだから明日の夜きっちりお返しするから」
「楽しみにしてるわ」
私達は、クスクスと笑いながら軽いキスをして抱き合いながら眠りについた。
楓「作者も私の犬にしてやるんだから……なんで私が責められてるの?おかしくない?節目の回だしいつものネタキャラお嬢様でよかったじゃん!」
エレナ「まぁまぁ、可愛いかったんだからいいじゃない」
楓「そういう問題じゃないもん……絶対この人r18書くもんここ」
エレナ「それは、楽しみだわ」
楓「もう!とにもかくにもここまで読んで下さってありがとうございます!まだまだお話は続きますのでこれからも宜しくお願いします!」