私の足を舐めなさい!   作:足でされたい

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後半です!

いつもの!


番外編 七夕祭り 後編

「うわ……凄い人……」

 

 

「そりゃジェシカでも知ってるぐらい有名なお祭りなんでしょ?そりゃ来るでしょーよ」

 

「天音私帰るね」

 

「待ちなさい!ねぇ楓ちゃんも何か言ってよ?あれ?楓ちゃん?」

 

「あーごめんなさいボケっとしちゃってて。エレナ行くって決めたんだから短冊にお願い事書くまではいてよね」

 

「わかってるわよ。ホントに貴方大丈夫?熱とか……」

 

「ないから大丈夫!行きましょ!」

 

「ならいいけど……」

 

ここまでおかしくなるなんてどうかしてる。いつもならこんな事にならないのに。お嬢様と初めてのデートだってこんなに緊張したりおかしくなったりしなかった……風邪とかそういうのでもないしどーしたんだろ。

 

「楓ホントに大丈夫?いつもの楓じゃないみたいだよ?」

 

「大丈夫。ごめんねさゆり気を遣わせて」

 

「ううん。何かあったら言ってね」

 

「ありがと」

 

さゆりが心配そうに声をかけた。ただ単に欲求不満でこーもなるものだろうか……流石に有り得ない。ホントに変な病気とかじゃなければいいんだけど……

 

「ジェシカ、さゆり私行きたい所あるから一緒に来てもらってもいい?エレナ早くここから出たいだろうし楓ちゃんと一緒に先にお願い事書いてきなよ。今の時間ならまだ空いてるみたいだよ?」

 

「そういうことならそうさせてもらおうかしら。楓、行きましょ」

 

「わかった。じゃあ天音様、先に失礼しますね」

 

「はーい!じゃあ私達は食べ歩きしましょ!」

 

「ちょっと天音早いって!」

 

「えぇ!?私も行くのぉ!?」

 

天音様、さゆり、ジェシカは、気が付けば人混みの中に消え、姿が見えなくなった。

 

「それじゃ行こっか」

 

「うん。え……エレナ?」

 

「せっかく二人きりなんだから手ぐらい繋ごうよ。ダメ?」

 

「ううん。嬉しい。ごめんね何かさっきから私おかしくって」

 

「誰にでも本調子じゃない時ぐらいあるわよ。ほら行くわよ」

 

「うん……ありがとうエレナ」

 

お嬢様の手を握り返すとほんの少しだけ気持ちが落ち着いた。周りの人から女の子同士で?みたいな反応もされてたみたいだけど、私とお嬢様は恋人繋ぎをしたままお目当ての短冊がある場所へと向かった。

 

「うわぁ……おっきい……」

 

「凄いわね。私もここまで大きい笹初めて見たわ」

 

神社の本殿となる場所には1本の大きな笹が植えられていた。高さ的には10メートルぐらいあるのかな。そして、笹の近くに短冊を書く場所があり、そこで短冊を書いて、神社の人に渡していたみたいだった。

 

「これだけ大きいと飾るのは最後みたいだね」

 

「そうね。何か重機でも使わないと上の方は人の手じゃ届かないもの」

 

私は、お嬢様と一緒に短冊を書く所へと向かった。

 

「こちらへどうぞ。書き終わりましたら近くにスタッフの者がいると思いますので短冊を渡して下さい」

 

「ありがとうございます」

 

私とお嬢様は、係の人から短冊とマジックペンを受け取った。

 

さてと……なんて書こうかな。

 

「書けたわ」

 

「え!?早くない?」

 

「もうお屋敷出る頃には考え終わってたのよ」

 

「なんて書いたの?」

 

「秘密。楓が書き終わったら見せてあげるわ」

 

秘密とお嬢様は、唇の近くに人差し指を当て私の方にニコッと笑っていた。

 

まただ……また変な気分になってる。どうしちゃったのよ私の身体。いけない。今は願い事考えなくっちゃ。

 

「うーん……」

 

いざ書いてみようとするとこんなに悩むものだっけ短冊って。考え込んでいると横から助け舟が入った。

 

「そんなに悩むことないと思うよ。直感的に思いついたものでいいのよ。短冊なんてそんなものよ」

 

「直感的に……なら私はこれしかないかな」

 

私は、いつも思っていることをそのまま短冊に願いを込めて書いた。

 

「じゃあいっせーのせで出しましょう。いい?」

 

「うん」

 

「じゃあ……いっせーのーせ!」

 

私とお嬢様は、掛け声に合わせて同時に書いた短冊をテーブルへと置いた。そこに書かれていたものは………

 

『いつまでも橘 楓と一緒にいられますように。月村 エレナ』

 

『ずっとエレナとこの先一緒にいられますように。橘 楓』

 

私は、この短冊を見た瞬間泣きそうになった。お嬢様も同じ事を思っていてくれた。たかが短冊。心のどこかでそう思っていたけれどここまで好きな人と同じ思いだと嬉しいんだなと思えた……

 

「良かった……楓も同じ事思ってくれてたんだね」

 

そんなに嬉しそうな顔しないで。

 

「私生きてきた中で1番嬉しいかも。ホントに楓が彼女で良かったよ」

 

そんな事言わないで……今そんなこと言われたら私……

 

「楓……?もう……仕方ない子なんだから」

 

「だってぇ……そんな事言われると思ってなかったんだもん。ひっく……」

 

私は気が付けば涙を流していた。まさか短冊1つで号泣するなんて思わなかった。それほどお嬢様の存在が私の中で大きいってことなんだろう。

 

「ほら、泣いてたら短冊渡しにいけないでしょう?渡してきてあげるからここで待ってなさいな」

 

「うん……ありがとうエレナ」

 

そう言うとお嬢様は、係の人に短冊を渡して戻ってきた。

 

「少しは落ち着いた?」

 

「うん。ごめんね恥ずかしい所見せちゃって」

 

「別にいいのよ。私だって泣きそうなぐらい嬉しいんだから。それじゃお屋敷に戻りましょうか。天音達には私から言っておくから」

 

優しい笑顔でお嬢様は、私に語りかけてくれる。もうそれだけで嬉しかった。そのあとは、泣いてくしゃくしゃになった顔をお嬢様の背中に隠れながらお屋敷へと戻った。

 

「はぁ……流石に疲れたわ……やっぱり人混みはダメね」

 

「ふふ、さっきまであんなカッコよかったのに。今日は、ありがとエレナ」

 

「どうしたのよ改まって」

 

「ううん。今日は助けてもらったしね。ホントにありがとう。大好きだよ」

 

ちょっと照れくさかったけど私は、今1番言いたいことをお嬢様に言えたと思う。それと……もう我慢出来そうになかった。

 

「変な楓ね。私も好きよ……ん……もういきなりなんだから……今日は、甘えん坊さんなのね。いいわよ楓。貴方の好きなようになさい」

 

「ん……もうエレナの事しか考えられないの。エレナが綺麗すぎるのがわるいんだからね」

 

やっぱり私の不調の正体は欲求だったらしい。だからお嬢様の手を握っていた時は、その症状が和らいでいた。こんな事今まで無かったんだけどな。

 

「ねぇエレナ。最後までいいよね?私今日は、止められないと思う」

 

私は、お嬢様に問いかけながらも手は勝手に、お嬢様の胸を掴んでいた。

 

 

「っん…さっき言ったでしょ。楓の好きなようになさいって。ん!あ!いきなりはげしっ!」

 

「ありがと……じゃあエレナ。言わなくてもわかるよね?」

 

私は、お嬢様の前に足を差し出した。浴衣を着ているせいか、お嬢様の視線の先には、私の下着が見えてるんだと思うと、少しだけ恥ずかしかった。

 

「はい……エレナ感激です……」

 

この後月村邸では、朝まで黄色い声が響いていたんだとか……

 

翌朝楓の体調を心配して、お屋敷へと足を運んださゆりが、顔を真っ赤にして緒方邸へと戻ったのはこの2人は知る由もなく……




そろそろ本編書かないとですねw頑張ります。
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