私の足を舐めなさい!   作:足でされたい

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今回短いですごめんなさい。

遂にこの物語も最終章に突入します。最終回まで頑張って行くのでもう少々お付き合い頂けると嬉しいです。


クリスマスに向けて

冬季休暇に入って2週間がたった。日付は12月20日。街はクリスマスムードで賑わっていた。どこに行ってもクリスマスケーキの予約などの看板でいっぱいだった。今、私は詩織さんとクリスマスパーティの準備をするために都内のショッピングモールに来ています。お嬢様は、相変わらずの引きこもり体質で、私は行かないわよと一言だけ残し、自室に篭ってしまった。

 

「詩織さん、ここでエレナにクリスマスプレゼント買いたいので、クリスマスパーティの材料買った後少し別行動でも大丈夫ですか?」

 

「おっけー。材料私一人で大丈夫だし、もう行っていいよ。プレゼント買ったら車に戻っておいで」

 

「ホントですか?すみませんありがとうございます」

 

「いいのよそんなに畏まらなくて。それに私も後でエレナに言わなきゃいけないことあるし……」

 

「え?何かあったんです?」

 

「ううん。なんでもないの。それじゃまた明日ね」

 

詩織さんらしくもないが、何か罰が悪そうにスーパーの食料品売り場の方へと向かっていった。

 

さてと……何買おうかな。この間天音様に相談したらなんにも参考にならなっかったし……

 

時刻は昨日の夜に戻る。

 

『もしもし天音だけど。楓ちゃんから電話なんて珍しいね。どうしたの?』

 

「すみません突然。ちょっと相談したいことがありまして」

 

『全然大丈夫だよー。私にってことはエレナの事だよね?どうしたの?エッチのマンネリ化が進んでて何か新しい責め方でも教えて欲しいって?そうだなぁ』

 

「違います!」

 

私は、食い気味に否定の言葉を送った。どうやったらそっち系の質問を相談しようとするのか……

 

『え?違うの?てっきりそういう系だと思ったのに』

 

「違いますよ……話をもどしますね。そろそろクリスマスじゃないですか、それで何かエレナにクリスマスプレゼント送りたいなって思いまして」

 

『なるほどね。エレナなら楓ちゃんから何貰っても嬉しいと思うけどね』

 

「確かにエレナならそう言ってくれると思うんですけど思い出として残る品がいいかなって思って」

 

『思い出……エレナと楓ちゃんの思い出かぁ……分かった!首輪だ!思い出に残ると思うよ!エレナに首輪つけちゃおうよ!それで写真撮って日付入れておけば完璧じゃない?』

 

「……相談する相手間違えたみたいです。ありがとうございました。おやすみなさい」

 

『ちょ!ちょっと』

 

何か天音様が言っていたような気がするが、私はそれを無視して電話を切った。

 

「はぁ……どうしようかな。自分でちゃんと考えようかな」

 

と言った感じで全く参考にならなかった。そんなもの送り付けられたら流石のお嬢様だって怒ると思うけど……

 

とりあえずせっかくショッピングモールに来てるんだし色んなお店見て回ろうかな。

 

私は、グルッと一通りお店を見て買うものを決めた。一年に一度のクリスマスだもん。少し洒落たプレゼントを送ってもいいよね。

 

--------------------

 

一方その頃月村邸では……

 

「ええ。すみませんありがとうございます。では、当日そのような段取りで宜しくお願い致します」

 

私は、とある所に電話をかけていた。勿論クリスマスパーティに関係する事だった。天音にも言われた通り今年はちゃんとしたクリスマスパーティ開かないとね。幸いお母様が残してくれた財産はあるしね。そろそろ私もお母様の様に事業やらないと顔向け出来ないわね。まぁそれも私が今からやろうとしていることをちゃんと完遂出来たらかな。今回のクリスマスパーティで私は……

 

 

 

 

 

楓にプロポーズをする。ずっと前から考えていた事だった。付き合って2年目ぐらいからかな。私の気持ちの中で、楓とこれ以上の関係になりたいって思い始めるようになった。紅葉さんには、私1人でこの間挨拶をしに行った。頭を下げ、楓さんと結婚したいと思っています。としっかり紅葉さんに伝え、二つ返事で楓を宜しくね。とお願いされた。これで後は楓だけ。私のプロポーズを受けてくれるかな……正直自分の心の中は不安でいっぱいだった。許してもらってるとはいえ過去の私の楓への言動。それに最近は何かと呆れさせてしまう事も多くなってる気がするし……

 

「あぁ!考えても仕方ないでしょ月村エレナ!ダメだったらその時はその時よ。とにかく今は、クリスマスまでに間に合うように、それでいて楓に気付かれないようにしなくっちゃ!」

 

私は、自室から飛び出るとクリスマスパーティに向けて準備を始めた。

 

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「詩織さんすみませんお待たせしました!」

 

「いいよいいよ。それで何か買えたの?」

 

「はい。悩んだんですけどペアのネックレスにしました。プレゼントとしては、ちょっと重いかなとか考えたんですけど、お揃いのものとかあんまり持ってないなって思ってこれにしました」

 

私が悩みに悩んで買ったのはペアのネックレスだった。プレート型になっていて、クリスマスの日付、お互いの名前を掘って貰うことにした。彫刻に時間がかかるのでネックレス本体が到着するのは丁度24日の昼の辺りになるみたいだ。

 

「いいんじゃない?きっとエレナも喜ぶと思うよ。後、私クリスマスパーティ一緒に出られないかもしれないんだごめんね」

 

詩織さんは、申し訳なさそうに私に喋っていた。別に月村家参加の義務はないんだからそんな顔しなくても……

 

「そうなんですね……でも詩織さんぐらい綺麗な人なら男の人放っておかないと思いますし仕方ないですよ!」

 

詩織さんは、同性の私から見ても魅力的だもん。女性らしい体って言うのかな?出るとこ出てるしって感じ。

 

「いやぁ……男だったら私もごめん彼氏とクリスマスデートだから!って言ってるよ。ソフィって知ってるよね?ジェシカのメイドの。あの人からなんとかうちのクリスマスパーティ来れないかって誘われちゃってさ。どうにもジェシカに気に入られたみたい」

 

「そうなんですね。でもエレナも何も言わないし悪いとは思わないと思いますよ」

 

ジェシカは、絶対あの人よこさないでよね!なんて言ってたのに、どうやら内心はその逆だったみたいだ。

 

「今のエレナは、ホントに優しくなったからね。それじゃ戻ろっか」

 

「はい!」

 

私達は、都内のショッピングモールからお嬢様が待つお屋敷へと戻った。

 




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