私の足を舐めなさい!   作:足でされたい

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クリスマスに向けて②

「ただいまー」

 

「あら、以外に早かったのね。もう少し帰ってくるの遅くだと思ってたわ。詩織も買い出しありがとね」

 

お屋敷に戻ると、お嬢様はリビングでパソコンをいじっていた。珍しいな。何か調べ物でもしていたのだろうか。

 

「たまにはエレナも外出てよね。それと、話しあるんだけど、今大丈夫?」

 

「ん?別に構わないわよ。私も丁度終わらせたところだから」

 

「クリスマスの時外出を許可して貰えない?行き先はジェシカのお屋敷なんだけど」

 

「ジェシカから聞いてたわよ。気に入られてるみたいで良かったじゃない。でも、その必要はなくなったわ。このお屋敷に、紅葉さん、佳奈さん、天音、さゆりちゃん、ジェシカ、ソフィさんを呼んで大勢でクリスマスを過ごすことに決めたのよ。皆には了承を貰えたし、天音とさゆりちゃんには明日からクリスマスパーティの準備を手伝って貰えることになったわよ」

 

私達が買い出しに行ってる間に全員に声掛けてたんだ。お屋敷でぼーっと待ってるだけだと思いましたよ。ごめんなさい勘違いして。

 

「そーいう事なら大丈夫だね。なら私も明日から手伝うよ。今日は、買った材料冷蔵室に入れておけばいいよね?」

 

「そうね。後は好きにして貰って構わないわ」

 

「りょーかい」

 

そう言うと詩織さんは、買った食料を冷蔵室へと運んで行った。私はと言うと、お嬢様と詩織さんに何か飲み物を、と思い温かい紅茶を準備していた。

 

「パソコンで何調べてたの?」

 

私は、紅茶をお嬢様に出しながら訪ねた。パソコン使っているの見たのなんて修学旅行以来じゃないかな。

 

「ちょっと色々ね。クリスマスパーティに合う料理とかないかなって思って。料理は、天音のとこのシェフが数人来てくれるみたいよ。私達がやる事なんて部屋の装飾ぐらいだから、楓も気負わなくていいからね」

 

「天音様のシェフさん来てくれるんだ。大丈夫だよ。元から気負ってなんてないよ。エレナこそ大丈夫?何かさっきからソワソワしてるように見えるけど」

 

何故かは、わからないがお嬢様はいつになくソワソワしているというか、何かを隠しているような気がした。クリスマスのサプライズとか考えてくれてたら悪いからこれ以上は、追求しないであげよ。その代わり最高なサプライズお願いね。

 

「気の所為よ。強いて言うならちょっと楽しみにしてるってぐらいね。普段はこういう事で張り切ったりしないんだけど、球技大会もあったし、仲良い人で集まれるって素晴らしいと思わない?きっと天音達とはこの先もずっと友達だと思うわ」

 

「ふふ、数年前のエレナに聞かせてあげたいよほんとに。絶対言わなかったと思うよ。エレナが変わってくれて私もホントに嬉しいよ。私もずっと皆と一緒だと思う」

 

「そーね。それじゃお風呂の準備でもしてくるわ」

 

「え!?いいよ私やるから」

 

「たまにはやらせなさいな。貴方達人混み行って疲れてるでしょ。いいから座ってなさい」

 

「エレナがそう言うならお願いしようかな」

 

「任せなさい」

 

そう言うとお嬢様は、1人お風呂場の方へと向かっていった。珍しいな自分からやるって言うなんて。忙しい時には、手伝ってくれるっていうか私やっておくからいいよって言ってくれる事はあるけど、特に忙しくもない時に変わった時なんてあったかな。

 

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「はぁ……いつも通りに過ごすことがこんなにきついだなんて思わなかったわ……」

 

私が何故お風呂掃除を勝手でたのかと言うと、楓と一緒の空間にいるとボロが出そうで怖かったからだ。プロポーズは、クリスマスパーティ最大のサプライズ。絶対に勘づかれるわけにはいかない。

 

「こんな調子でクリスマスまで持つのかな私……人生でこんなにドキドキするなんて初めてよ。とにかく四日後。それまでは頑張らなくっちゃ」

 

「なーに1人でブツブツ言ってるのよエレナ。明らか言動おかしいと思ってたけど何かサプライズでも考えてるって感じよねさっきの台詞だと」

 

気がつけばお風呂場の入口に詩織が寄りかかってこちらを見つめていた。いつからいたんだろうか。

 

「いつからいたの?」

 

「お風呂掃除やるわよって言った辺りからよ。ホントに隠し事するの苦手だよねエレナって。いつもと様子違いすぎるんだもん」

 

「そんなにわかりやすいかしら……」

 

「うん。少なくとも普段一緒にいる人ならすぐわかるぐらいにはね。それで何するつもりなのよ?私にも関係ある事ならこれ以上の詮索はしないけど何か協力出来ることあるならするわよ?」

 

関係……無くはないけど、ここまで私が隠し事下手くそなら協力して貰った方が良さそうかな……

 

「関係なくはないわね。でも協力して貰ってもいいかしら?実は、クリスマスパーティの時に楓にサプライズでプロポーズしようと思ってるの。今日1人で家に残ったのも、ネットで婚約指輪を見たり、OK貰った時のためにウェディングドレスから何から準備してたってわけ。だから貴方達が帰ってきた時パソコン使ってたのよ。もう少し早く帰ってこられてたら危なかったわ……」

 

「マジで!?いいじゃんいいじゃん!私より先に結婚かぁ。エレナのくせに生意気じゃん。それならエレナのあのおかしな言動にも納得いくわね。ってかクリスマスパーティが事実上の結婚式ってことよねそれ?」

 

私のクリスマスパーティの計画を聞くと、詩織はびっくりしながらも計画に関しては、賛成みたいだった。私と楓が付き合ってるって聞いた時は、否定的だったけど今は、何も思ってないみたいで少し安心したわ。

 

「そーなるわね。プロポーズ受けて貰えるならそのまま式をお屋敷で上げようと思ってるわ。だから皆を呼んだって言うのもあるかな。他に呼ぶ人もいないしね」

 

「なるほどね。わかった!私も協力してあげる。とにかくこれから三日間エレナは、ジェシカのお屋敷に行きなさい。楓には、クリスマスパーティの準備でしばらく出かけるからって言っておくからさ」

 

「楓と3日も会えなくなる……?流石に嫌よそれわ」

 

楓と会えない日が出てくるのは、いくらサプライズの為とはいえ、私の生活のモチベーションが無くなる。私の行動理念は、だいたい楓基準で動いていると言っても過言ではなかった。

 

「あんたねぇ……このままだと絶対どこかで勘づかれるわよ。楓ちゃんの事だから分かっててもエレナが何かしたいんだろうなぁって思って黙ってくれるかもだけどサプライズ感は薄くなっちゃうんじゃないの?それでもいいならいいんじゃない?」

 

詩織の言う通りかもしれない。確かに優しい楓なら気付いていても気付かない振りをするかも……ここは詩織の言う通りにした方がいいかもね。

 

「分かったわ。でもジェシカが良いって言うかしら」

 

「心配しないで。もうメッセ入れといたから。善は急げよ。早く準備しちゃいなさい」

 

「仕事が早いのね……その前に最後に楓にジェシカのとこ行くって言うぐらいなら」

 

「いいから行きなさい!」

 

「詩織の意地悪」

 

「そんな子犬みたいな顔してもダメよ。なーにが意地悪よ。数年前のあんたに比べたらこんなの仏よ」

 

 

数年前の話をされては、引き下がらずをえない。しかし楓とこれから三日間も会えないなんて……ううん。これも絶対成功させるため!やりきってやるわよ。

 

「それじゃ準備するわね。ジェシカのお屋敷まで運転お願い」

 

「あいよ」

 

それから私は、2日分の着替えを鞄に詰め、楓がお風呂に入っている間に詩織の車に乗り込んでジェシカ低へと向かった。




詩織「ジェシカ快く引き受けてくれてありがとね」
ジェシカ「別にこのくらい問題ないわよ。それに楓と月村の結婚式かぁ……なんだか泣けてくるや……っキャ!?なんで抱き着いてくるのよ!」
詩織「なんかこのまま泣かれても後書き的にも困るっていうか抱きしめたくなったから?」
ジェシカ「離して!苦しい!あんたの胸で息できなくなるじゃない!」
詩織「お子様なジェシカとは違うからねぇ。ごめんねぇ」
ジェシカ「もー!やっぱり詩織嫌い!!!」
詩織「次回も宜しくお願い致します!最終話まで残り7話」
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