山羊と羊の輪舞   作:山羊厨

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第11話

 

「お帰りなさい、ウルベルトさん!」

「…ただいま戻りました、モモンガさん」

 

闇を抜けた先にあった自室の広間(ホール)中央に佇む死を体現した友の姿がある。

変わらぬ姿に時間が巻き戻ったかのように感じ、何一つ臆することなくウルベルトは言葉を紡げた。口の端に当たり前のように上った言葉、当たり前のように紡がれる言葉と声は耳に優しく響いて、友の変わらぬ姿勢を教えてくれる。

 

「…お帰りなさいませ、ウルベルト・アレイン・オードル様」

「「「お帰りなさいませ、ウルベルト・アレイン・オードル様」」」

 

友と傅く黒翼の女淫魔を中心に広間の両側へ整列したメイドと侍従が一斉に頭を下げる。

たった一つの所作だが洗練され尽くした美しさを感じさせ、見知った制作者達のこだわり感じて、自然と口が笑みの形をとってゆく。

 

懐かしい友の姿と規則的に廊下を往き来していた懐かしいNPCを前にして、彼は感じていた緊張が自然と抜けていくのを感じる。緊張が抜ければ自然と周囲を眺める余裕も出てくる。

 

ギルドメンバー一人一人が所有する第九階層ロイヤルスイートにある自室は広い。

 

もともと攻略前のナザリックは広大なマップを有していた。

それをギルド拠点として登録し、各階層の構想、配置図や担当者を決め、現実(リアル)では決して得ることができない拘りや欲望の数々をせめて遊戯(ゲーム)の中でだけでも実現させようと力を入れたのが、この第九階層(ロイヤルスイート)

各々に与えられた部屋に盆栽をイメージして全てを詰め込むギルメンもいれば、現実に住まう空間に対するストレスを晴らそうと細部にまで拘ったギルメンもいれば、ほぼ放置で物置仕様のメンバーもいる。

 

その一つ一つが広く、贅沢極まる空間を費やした奥には巨大な浴室、バーカウンター、ピアノが置かれたリビング、主寝室、客用寝室、専用料理人が料理するためのキッチン、ドレスルーム、書斎、応接室、談話室、ダンスホール、テラス、個人所有の書籍を納める書庫、遊戯室など多岐に渡る過剰とも言える空間があり、果ては仲間によって造られ与えられたメイドや侍従の部屋さえ備え付けられている。

個人のコレクションアイテムを飾る部屋や中庭、裏庭、更には海岸や山脈などの景観を個人所有の自室に増築するギルメンも居たほどだ。それぞれの趣味がアバター同様に表れているのが自室と言えよう。

 

ウルベルトも自室には拘った方だが、引退する前に所有していたアイテムのほぼ全てを宝物殿へ移動していたため、自室に残るアイテムは金貨に換金すら出来ないゴミ同然の品ばかりで、がらんどうだった。

だが目の前に広がる自室には数々の古風な調度品が並び、色鮮やかな生花が控えめに活けられ、レア度など関係なく自室に相応しいと気に入って揃えた数々の品。

自身が引退し、整理する前の姿を映し出している。

 

扉から差し込む明りを取り込むテラスの外には、濃紫の闇に浮かぶ古城と冷ややかに輝く大きな月。

古城の膝元を飾る幾多の山々は濃い霧を纏いながら静寂を湛え、霧の海に所々に浮かぶ青白い光の帯。幻想的とも言える世界が広がっている。

もとは課金して貼り付けた広大なテクスチャだったはずなのに、そんな姿は微塵も感じさせず、森から月光を反射しながら古城へ向けて白い梟が飛び立ち、薄い雲が陰影を揺らめかせながら流れている。

 

とても遊戯(ゲーム)で作ったとは思えない空間が広がる見慣れた自室のはずなのに全く違う空間に乾いた笑いを浮かべそうになった時、自らに近づく影に気づいた。

デミウルゴスに介助された自分に触れることができる者は限られている。デミウルゴスを超える攻撃力と素早さを持つ敵対者か、仲間だけ。

 

「無理はダメですよ、ウルベルトさん。部屋は」

「整ってございます」

「ちょ、モモンガさん」

「ちょっと我慢してくださいね」

 

気づいたときにはモモンガに俵抱きされ、焦りながら抗議の声を上げるがモモンガは気にも止めない。

いくら遊戯(ゲーム)中に仲良く遊んでいたからといっても自室の寝室など無用の長物、遊びに来ていても有りかは知らないし、互いに睡眠など必要なかったのだから知る必要もなかったが現実となった今は違う。一般メイドが指し示した先へと足を早めるモモンガに抗議の声を上げる。

 

「待った、待った!自分で歩けるって」

「まだ治ってないんでしょう?」

 

告げるギルドマスターの声色は固い。常々聞いていた声色より遥かに固く、声色に身を案じる色を滲ませて問われれば、否と唱えることもできず沈黙するしかない。

返答とも言えない沈黙に状態を察したモモンガは足を早めてメイドが先導する奥へと彼を運んでいき、侍従は悪魔達を寝室近くの控えの間へ案内する。

 

やたらと多い部屋数を有効に使い、メイド等に世話に必要な部屋や物を整えるように指示を出していた。

複数の控え室や調合室、メイド達の部屋など様々な用途に使用しても部屋はまだまだ余る。

皆で話し合って階層を拡張しておいて本当に良かった、まさしく廃人の域だ。うん、知ってる。

自分達の過去のノリを思い出し若干微妙な気持ちになりながらもモモンガの歩みは止まらない。

 

到着した部屋は自室の最奥に位置していた。両開きの重々しい扉を侍従がゆっくりと押し開けば、控えめに家具が備えてある空間が広がる。

護衛が控える部屋であり、メイドが奥へと進み更に奥にある扉を開いて脇に控え、モモンガへ向かって静々と腰を折る。

 

淡い鉄灰色と深い藍色が配色された寝室の中央には御簾が降り、その奥にある寝台は細かな細工が幾重にも施された異業種が楽に横になれる懐古趣味の彼らしい品。

幾重も連なるドレープがかかった藍色のカバーを引っ剥がして俵抱きにしていたウルベルトを横たえれば、なんと途中から振動にやられて顔色を青くし、ぐったりと寝転がる姿にギョッとする。

ゆ、揺らし過ぎた?

 

「大丈夫ですか、ウルベルトさん」

「あまり、大丈夫じゃない…」

「ニューロスト!」

「畏まりましたん」

 

モモンガの後ろについていた彼等は段々とウルベルトの具合が悪くなってゆくのを冷や冷やしていたが、相手は至高の御方の長、おいそれと諫めるわけにもいかず、どうすべきかと右往左往していた。

ようやくウルベルトの具合が悪いことに気付いてもらえ、内心では安堵しながら粛々と治療道具を準備する。

 

ウルベルトには本来絶大な効果を齎す治癒魔法がほぼ効かない。故に御方に必要なのは彼等にとっては原始的とも言える手法だ。今回は振動による吐き気や眩暈と比較的軽いもの、よってニューロストは香りによる治療を選択した。

 

安静にしたうえで香りにより更なる回復効果を齎す、普段から花の香りを身にまとう彼女らしい選択と言えよう。

やたらと花の匂いを嗅ぐ羽目になるウルベルトとしては内心複雑なものがあるのだが、効果があるのだから大人しく受け入れる。

 

ウルベルトが治療を受けるのを尻目にモモンガは着いてきていた悪魔達を振り返り、労った。

 

「各々良くやってくれた。おかげで我が友を無事迎えることが出来た、礼を言う」

「勿体無きお言葉」

「ナザリックに居れば安心だ、如何なる事が起きようと対処ができる。暫しウルベルトさんは絶対安静、面会謝絶とする。滞った役目を果たすが良い」

「はっ」

 

アインズの言葉に頭を垂れながら、デミウルゴスは一人肩を落とす。ようやく戻ってきてくださった創造主の元から離れなくてはならないことに落胆せざるを得ない。

 

牧場での日々は彼にとって幸福に満ち溢れたものであった。

御身の側から片時も離れず侍り、御身に必要な全てに添う。創造主の為だけに自身の特殊能力(スキル)を使い、今の御身にとって必要な品を揃え、御身が望まれた時に身を差し出し支える。

あまりの幸せに眩暈を覚え、弛む口元を意識して引き締めねばならないほど幸福な時間。

だが創造主の安全はデミウルゴスにとっても最重要。幸福な時間の喪失に肩を落としても、自身の我儘で御身を危険に晒すわけにはいかない。

 

頭を下げる下僕(シモベ)にモモンガも密かに胸を撫で下ろす。

 

現実の人間としての姿のままでウルベルトが異世界に来たことを聞き、心底心配していたのだ。

命尽きてもおかしくない怪我を負っているといい、意識を取り戻しはしたが、それまで何時死んでもおかしくない状態だったという。何があったのか、誰にやられたのかも当然調べるつもりだが、本人を確保して安堵したい。

何より今の彼は人間種、カルマ極悪揃いの悪魔に囲まれて無事でいるのか。

 

執務中、ウルベルト帰還の連絡を受けて即迎えに行こうと思ったのに拒否していると聞き、流す機能もないくせに涙目になった。自分を気遣ってくれるのは嬉しい。けれど戻ってきてくれる方がもっと嬉しい。けれど、無下にはしたくない。

せめて一目だけでもと、パンドラズ・アクターにぬーぼーさんの姿をとらせて覗いた牧場の光景に、幾度精神抑制が働いたか。

 

違うんです。

こんなことをしているとは想像もしていなかったんです。

この世界特有のキメラとか、モンスターだと思っていたんです。

 

人間種の阿鼻叫喚渦巻く牧場を見た彼に、以前の自分ではないと誤解されたのではないかと気が気ではない。

天幕一つ一つを覗かせてナザリックの為に使い尽くされる両脚羊(シープ)を見るが彼らに心動かされることはなく、ただ友に失望されたのではないかと心配でたまらない。それもようやく見つけた姿に驚愕と憤怒で塗り潰されたが。

 

よくぞ生きていてくれたと感謝した。

 

余す箇所なく全身が焼け爛れた姿は、現実世界で顔を会わせた面影を見る術もなく、寧ろ人としての形を保っているのが奇跡のようだ。

デミウルゴスが傍らに侍る寝台の中心で、呼気ひとつつくたび痛みのためか小さく震える、爛れた皮膚を薬草と包帯に包まれた友の姿。

主が痛みを感じていることを察したデミウルゴスが眼鏡をはずし、煌めく宝石の瞳が主によって与えられた力を遺憾なく発揮して、主の痛みを取り除く。その姿を見ながら胸にポツリと黒い滴が堕ちる。

 

人間は痛みに弱いのに。

よくもこんな。

俺の、友を。

誰が、何処の奴がやったんだ。

倍では足りん。十倍、百倍、それでも足りん。

楽に死ねると思うなよ、必ず(あがな)わせてくれる・・・!

 

怒りのあまりに言葉も出ないなどということがあるとは思いもしなかった。

だが怒気は周りに漏れ出ていたのだろう、気付けばパンドラズ・アクター以外の下僕(シモベ)が震えながら平伏していたことに驚いたものだ。

 

即日治療に必要な人員や物資を整えたが場所だけは如何ともしがたい。

護衛を配置してもプレイヤーの襲撃を受ければひとたまりもない。やはり不落拠点として最強を誇るナザリックが一番、なんとか戻ってきてくれないだろうかと悩む日々だった。

けれど、それももう終わり。

ウルベルトさんは還ってきてくれたのだから。

 

「ウルベルトさんも、治療を最優先にしますから出歩かないで下さいね」

「ええ?」

「何出歩く気満々なんですか、怪我人なんですよ?お願いしますね」

「はーい・・・」

 

ガックリと肩を落とすウルベルトに軽く笑い、身の回りを世話する下僕(シモベ)を呼び込む。

 

「基本的にウルベルトさんの私室は治療が完了するまで立ち入り禁止です。本当なら八肢刀の暗殺蟲(エイトエッジアサシン)を付けたいんですけど・・・」

「何か問題があるんですか?」

「ええ・・・。ウルベルトさん、今は人間ですよね」

「…ああ、なるほど…」

 

言葉を濁すモモンガの意図に気づいてウルベルトも納得する。自分が牧場で常々疑問に思っていたことを、モモンガも懸念しているのだ。

 

「セバス、ユリ」

「はっ」

 

モモンガの言葉に応じて隅に控えていたセバスが進み出る。その背後に控えていたユリ・アルファも同じく歩を進め、礼をとる。

 

「基本的にセバスが室内を取り仕切ります。ユリも付けますので何かあれば二人に言ってください」

「・・・なあ、モモンガさん」

「我儘は受け付けません」

「あ、ハイ」

 

セバスはちょっと…と言おうとしたのをあっさり看破され、ウルベルトは肩を竦める。

 

「ニューロストや拷問の悪魔には元の役目に戻ってもらいますけど、パンドラとペストーニャが治療に当たります。パンドラ、傷に響くから控えめに。控えめにな」

「はっ、くわぁしこまりました!」

「控えめにしろと言ったろ!?」

「も、申し訳ございませんっ」

 

全く、と腰に手を当てて怒るモモンガに恐縮するパンドラズ・アクター。

それを眺めていると脇に控えていたペストーニャが彼に向かって深々と一礼する。その周囲には一般メイドが五名控え、同じく礼をしていた。

 

創造主の治療や世話は今後彼らが担当、執事とメイドとして当然の仕事だが、握りしめた拳に刺さる革手袋越しの爪が痛みを施すが、それを止める気にはならない。

創造主の側に侍ることをアイツに譲るなど、至高の御方の指示でなければ承諾したりはしない。

ギリギリと握り締めた掌を爪が傷付ける間際。

 

「デミウルゴスもパンドラと交代で付き添って貰う事になる、心得ておくように」

 

弾かれたように顔を上げれば御方々の瞳が己へと向いている。

被造物の任務に支障が出るのではと気にされる創造主に、何の心配もないと笑って否定下さり。

 

「デミウルゴスには何時も助けられていますが、なかなか報いてやれなくて。創造主に会えるのは被造物にとって何よりの幸せだとパンドラに聞きましたし、ウルベルトさんも安心でしょう?」

「そうなんですか?デミウルゴスは役に立ってます?」

「もちろんです。居ないと困るくらいですよ」

「そうですか…。よくやった、デミウルゴス」

 

お褒めの言葉を賜る。

被造物が十分な働きをしていると伝えてくださる誇らしさ。

それを受けた創造主に労って頂く嬉しさ。

揺れる尾を止められないが、見咎める者はいない。創造主と至高の御方に褒められて幸せにならない下僕(シモベ)などいない。

 

「パンドラには私の代わりにエ・ランテルへ赴くこともあるし、モモンの代わりを勤めることもある。頼んだぞ」

「畏まりました、お任せくださいアインズ様」

「アルベド。ウルベルトさんが回復するまで今後はこの体制で行う。調整せよ」

「畏まりました…」

 

深々と頭を下げれば、呼び名がアインズであることを不審に思われた創造主に御方が経緯を話し始め、セバスに退室を促されて御姿を瞳に焼き付け、アルベドと共に悪魔達を連れて退いた。

 

創造主の側に御方が椅子を創り出されていた、治癒を進める傍らで募る話をなさるのだろう。

御方の喜びようはこの上なく、実に喜ばしい。

セバスにくれぐれもと念押しして退室し、それぞれの持ち場へ戻る。

 

「それではアルベド。私は牧場へ戻りますので頼みますよ」

「ええ、任せてちょうだい」

「ウルベルト様の御身体が心配ですので、出来る限り早急にお願いします」

「分かったわ。あなたのことだから急くあまり自分の役目を疎かに、なんていうことはしないと思うけれど」

「勿論、ウルベルト様に顔向けできないことは致しません」

 

では、と踵を返し転移門へと向かう。

彼女は優秀な守護者統括、己の言葉を違えたりはしないだろう。早急に片付けるべき仕事の段取りを確認しつつ足を踏み出したが、ふと振り返る。

 

視界に絢爛な回廊を照らすシャンデリアの下。

赤い絨毯の上を静々と歩く姿も麗しくたおやかな守護者統括が映る。

 

「アルベド」

 

声をかければ、ゆっくりと振り返る花の(かんばせ)

白い肌に濡れ羽色の艶髪を揺らし、慈愛を湛えた微笑みを浮かべて此方(こちら)を見て、首を傾げる。

 

「どうしたの、デミウルゴス?」

「いや…」

 

何となく声をかけた方が良いと感じたのだ、などと何の根拠のない言葉を言えるはずもなく、失礼を詫びて転移門を潜る。

 

御信頼いただき任された仕事は多いが、それこそ忠誠の証。

創造主より賜った能力に不足など存在せず、寧ろ余裕があるくらいだ。素早くこなし、一刻も早く創造主の元に戻ろう。

決意も新たに転移門を抜け、アベリオン丘陵へと降り立つデミウルゴスは、着くと同時に拷問の悪魔達を召集し矢継ぎ早に指示を出し始めた。

 

 

 

転移門の向こうへと消える同僚の姿を見送り、アルベドも踵を返して回廊を歩み始める。

御方の指示を反芻し、どうすれば最短で最善の方法かを検討しながら。

回廊の途中で出会うメイドの御辞儀に応えて労いつつ、微笑みを浮かべながらアルベドは考え続ける。

 

「ああ、手順が狂ってしまったわ…」

 

困ったこと、と時折美しい眉を顰めるが気を取り直すように首を振り、また微笑みを浮かべて。

 

「アインズ様御自身の時間も必要ね。御方とお話になりたいことが沢山あるでしょうから…」

 

仕事と時間の調整もしなくては、と頷きながら部屋へと戻り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あああああぁぁぁぁ!憎い、憎い、憎らしいいいいぃぃっ‼︎そのまま野垂れ死んでしまっていれば良かったものをおおおぉぉぉ!!!!今更、今更現れて戻るなんて、許せるものか!ああああぁぁんなにいいぃぃぃ、独占してえええぇぇぇ!わた、わたしの・わたしの愛しい御方をおぉぉぉぉぉ!!おおおぉのおおぉぉれええぇぇぇぇぇ‼︎許さない許さない許さないぃぃぃぃ‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広すぎて全く表に音が届かぬ薄暗い最奥の部屋の一室で。

隅でボロボロになっていた重厚な朱色の布は、怨嗟と憎悪と殺意溢れる呪言を受けながら更に細かく引きちぎられて、踏みにじられることになった。

 

 

 

 

 

 

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