さてさて書かなくては。また私は何を書きたかったのかわからなくなりそうだけど。
てなわけで、始めるぞい。
ここはいったいどこなのだろうか。ずきずきと痛む頭で彼は必死に考えた。少しとおくからコツコツと歩いてくる音がする。
「やあ。起きているかな?」
金属のドアが開き、白衣の男が入ってきた。年齢は20後半に見える。
「…誰だよ」
「私は袴田亮平(ハカマタヨシヒラ)。科学者の部類に入るものだ。君を作ったのも私だ。気分はどうだい?046」
「046?違う。俺の名前は…」
言い終わる前にもう一人、今度は少女が入ってきた。
「パパ―?誰かいる…わー!イヌだ!」
犬?部屋を見渡しても犬などどこにも見当たらない。ん?少女こっちをみてないか?ああそうか、俺が犬ってオチか。ハハハ、なかなかにセンスの悪い冗談…冗
談だよね?さっきから自身から獣臭するの気のせいなんだよね!?なにそのラノベみたいなの、いやラノベだって男→女くらいでしょ?あんまり読まないからよくわかってないけど…いや、最近ではスライムや蜘蛛にもなると聞いた。犬程度普通なのか。そもそもこれは俺だ。小説ではないんだ(※小説です)。人が犬になることなど有り得ない。イギリスでちょっと流行ってるっぽい犬の格好するのとは違うのだぞ。
少女がこちらに近づいてきた。まずい。これ俺しかないじゃん。マジで俺じゃん、犬。
「わんちゃーん」
あ、オワタ/(^o^)\これ俺だ。落ち着いてみたら腕が前足になっている。大きさは大型…いや中型犬だ。恐らくゴールデンレトリバーだろうか。
「こ…こら、近づいたら危ない!」
「人を喰うように見えるか?見えるから言ってるのか。まあ安心しろ、食べたりしないから」
「しゃべった!すごーい!」
「ああ、しゃべれるぜ?喋れるる犬は俺だけだから誰かに言わないようにな。君の名前は?」
少女は白衣の男の顔を少し見てから北見茜[キタミアカネ]と名乗った。
茜は俺の入っていた檻を開けてくれた。ありがたい、これで少しは楽になる。外に出て気付いたが、俺は無意識に四足歩行している。これは二足歩行は無理があるな。
「わんちゃん名前はあるの?ないなら茜がつけてあげるね!うーん…そうだなぁ…おとーさんアイデアちょうだい?」
どうやら白衣の男は父親だったようだ。そうでなくてはただの不審な男で終わってしまうのだが。
さて、この不審人物もとい少女の父親に名前を付けさせると046になってしまうのではないだろうか。先程俺のことをそう呼んだはずだ。
「番号じゃダメだよ?おとーさん鳥も番号で呼ぶんだから」
ナイス娘。親のことを一番よく知っているのは娘だったか。
「そうだなぁ…じゃあ蘇鉄[ソテツ]なんてどうだい?」
蘇鉄…植物の名だ。番号よりはよっぽどいいし文句はない。さて、さっきから茜がこちらに期待値MAXの眼差しを向けてきているのは気のせいだろうか。いや気のせいではないな。
「お手!」
は?…いや失礼。犬に「お手」をするのは当然のことか。取り敢えずやってみた。俺は犬を飼ったことがないのだが…右前脚であっているのか…?左が…おかわり…でいいんだよな?ん?
「これで…あってるか?」
「わー!頭いいね!」
なんだろうか。酷く侮辱されている気がする。茜は悪気など一切ないとは思うが、一応医学に進んだんだよ?ボク悲しいよ?いや、そんなこと知っているはずがない。仕方ないんだ…うん。
「じゃあおかわり!おまわり!」
「お…おわわり?警察官か?啓礼をしろってことでいいのか?」
絶対違う。わかってはいる。でもそれしか浮かばない。くっ!犬を飼っているやつに聞いておけばよかった!
「茜、少し向こうに行っていてはくれないか?父さんはソテツと話がある」
「それで、話とは?」
「君は普通の犬ではない。というのはもう察しているだろうが」
「ああ、そりゃあしゃべる犬なんて存在しないはずだからな。チンパンジーならわかるが」
「それは、突然変異による喉の進化かな?本題に戻るが君はアラガミだ。正確にはアラガミの細胞をもった犬だ。私の考えでは別の姿にもなれるはずだ。少し試してはくれないか?」
「ヨシヒラさん…だったな。どうやるのかわからない。もう少したってからでもいいかな?いろいろと試してみよう。それと、だが。アラガミとはなんだ?」
「アラガミを知らないのか。ふむ…どう説明したらいいのか。そうだな、全てを喰い尽くす生き物だ。私の友人の言葉を借りるなら『考え、捕食する単細胞生物の集まり』かな。細かい説明は後々するとして、無限の可能性を持つ生物なんだ。今は人を食らうバケモノとしての扱いだが、私はいずれ人との共生ができるのではないかと考えている。その実験として君を作った。といっても45体も失敗作を生み出してしまったんだがね。突然爆発したり暴れだしたりと、付近の住民に被害を出さないか少しヒヤヒヤしたものだ」
「何故そこまでして研究を続ける?貴方自身の身も危ういのだぞ?」
「私にはこれしかできないのだ。それしかできないのならばするしかあるまい?それに、もし成功したら何千男万何億もの人の命が救われるのだ。…とはいったが、本音は楽しいんだ。技術屋として成果をだせるかもしれないのが」
亮平は天井を見上げ、笑みを浮かべた。
To Be Next.
にゃんぱすーてなわけで始まりましたMikazukiによるMikazukiのためのあとがきかくことないからカオスに行こうぜコーナー!
今回のゲストはこの方!
「初めましてカレル・シュナイダーだ。金儲けができそうなら呼んでくれ」
初めまして金の亡者さん。どうです?最近の儲けは。
「あんまりもうかっていないんだ。ギャラ出るんだよな?」
出ませんけど?
「帰らせてもらう」
あらら。帰ってしまった。こんなこともあろうかともう一人お呼びしているんですね。自己紹介お願いできますか?
「はい、竹田ヒバリです。よろしくお願いします」
「ヒバリちゃーーーん!今日もかわいいよーーーー!」
呼んでない方はお帰り願います。
さて、オペレーターのヒバリさんに質問があるのですがよろしいですか?
「はい。私に分かることならなんでも」
オペレーターとしてお仕事をなさっているヒバリさんですが、G.E.として適合しているのですよね?もし適合神機が見つかったらオペレーターからG.E.になられるのですか?「そうですね、私ももう二十歳ですので、見つかってもなれるかどうか…年齢は若ければ若いほど危険性が低いですし」
そうですね。二十歳を超えてしまうと危険性も高いですし。ということはオペレーターを続けられるのですか?
「その辺はバン〇イさんに聞いていただけるとありがたいです」
あっこれ以上はいけない。では次の質問に移ります。正直大森タツミ君のことをどう思っていますか?
「すごくいい人ですよ。第二部隊の隊長としても非常に優秀な方ですし、私も安心してサポートできます」
うざいとかは?
「ないですよ。お話してタツミさんの疲れや悩みが少しでもなくなるといいんですが」
天使だこの人。
「ヒバリちゃああああああああああああああああああああん!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
うるせえ。
では今回はこの辺で。のっちーよー。