幻想郷仮面録〜博麗霊夢はハーフボイルド探偵じゃない〜 作:塩田総司
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「はぁ〜平和平和」
ここは幻想郷。博麗大結界に囲まれた地である。
とある異変へと繋がる出来事を、巫女は魔理沙から聞く事になる。
「最近ドーパントメモリとか言うやつを香霖が拾ったらいぜ。」
「ドーパントメモリ?霖之助さんまた変なもん拾ったのね。」
「日光浴ついでに香霖堂にでも行きましょうか(←のんき)お茶も飲みたいし」
「私も付いて行くぜ」
少女移動中
「いらっしゃい、ん?霊夢に魔理沙じゃないか。ドーパントメモリを見に来たのかい?」
「日光浴とお茶ついでに見に来たの。ドーパントメモリについて何かわかった事は?」
「うん。このメモリは一種類だけじゃないみたいだ。Mとこの面に書いてあるだろう?マスカレイドと読むらしい。
分かりやすく言えば仮面舞踏会だ。意味がわからない?僕もわからないけどね。どうやらこれで姿を変えることが出来るらしい。それ以外は分からないよ。申し訳ない。」
「仮面舞踏会…紅魔館っぽい感じがあるのぜ。」
「他にもあるって事はコレクションする物なのかしら。」
「コレクション…か、ん?何だこのボタン、
\マスカレイド!!/
「「「え?」」」
「何で喋るのよこれ。」
「私も押してみるぜ
\マスカレイド!!/
「音が出る…高度な技術を使っているのだろうか…謎が深まるね。」
「と…とりあえずしまっときましょ霖之助さん。」
「なんか危ない気がするぜ。」
「そうだね。爆発でもしたら困るし。」
その頃____
「何だここは…地獄ではないな…」
「ん?あれは侵入者!?ここで倒せば…」
「ちょっとそこのあなた!紅魔館に侵入するのはこの私美鈴が許しません!」
「これ程の館なら住処になりそうだ…」
「ちょっと〜無視しないで〜くださーい」
「…倒せばいいのか…」
\Eternal!!/
「…変身…」
「え!変身!?」
「さあ、地獄を楽しみな!」
「えぇーーーーー!」
「うぇ、うぇざー??大ちゃん知ってる?」
「うーんチルノちゃんが知らなきゃ私もしらないよ〜」
「おっと、すまない。」
「おじさんだれー?」
「俺は…探偵だ。そしてこの世界に居るべき人間でもない。ソウキチと呼んでくれ。」
鳴海荘吉。鳴海探偵事務所の初代所長の名探偵。
スカルメモリと共に幻想入りしてしまった。
「ソウキチは探偵なのね!あたい分かった!
あたいチルノ!幻想郷最強の氷の
妖精よ!」
幻想郷…?ここは幻想郷というのか。
「私は大妖精です!チルノちゃんみたいに言えば風の妖精かな〜」
「大妖精…ちゃんとチルノ…ちゃんか。よろしく頼むよ。」
「ねーソウキチ!これなんだか分かる?」
チルノから渡された物を見たソウキチは驚愕する。
「ドーパントメモリ…チルノちゃん…これをどこで拾った?」
幻想郷に異変が起き始めていた____
基本的に1週間に1話程度投稿していきます。