結城友奈は勇者である〜無限の造花〜   作:タンスの人

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やっと東郷さんが
日常端折りまくったけど許して


6話 覚醒

 ─

 

 

 

 翌日の樹海。

 

  勇者部にとって2回目の戦闘。なのだがよりによって相手があの蟹と蠍と射手座。勇者にとっては最悪の、トリオ。

 

(精霊バリアが実装される所以となったトリオか。悪夢のようだな。バリアは範囲攻撃をしてくるような連中対策だが、ぶっちゃけそっちの開発には関わってないからどこまで耐えれるかわからんのだよなぁ)

 

 割と激戦な様子を見物しながら考える。視線の先では後ろから反射された射手座の矢を友奈が

 突き(ラッシュ)で捌いている。

 

 

(まあデータではあの太陽みたいなのも防げてたくさいから強度はある。が運動エネルギーは防げないしな。蠍に遠くへ吹っ飛ばされてその間に神樹に到達なんてことはやめてくれよ?)

 

 と思ってたら、今度は蠍に突き上げられている友奈。想像通りというか当たり前というか運動エネルギーは受け流せずにいるらしい。

  犬吠埼姉妹は射手座と蟹座のコンビネーションに苦戦している。

 

(ああ、これはまずい。押され始めてるか。東郷戦えなさそうだし、ルールどおりにそろそろ俺がd)

 

  刹那、視界の端で見覚えのある青い閃光が走った。

  そしてバーデックスが狙撃されていた。もちろん士郎ではない。見えた銃弾、というかエネルギー弾は青色。つまり──────────

 

(東郷か!あいつ、ついに!)

 

  やはりと言うべきか狙撃ポイントを目を強化して視る。

  狙撃主は2年前と同じく動かない足の代わりにやはりというべきかリボンで立っていた。がその姿は凛々しさは変わらず、その顔には覚悟が感じられる。

  変身するまでにどんなやりとりがあったかは分からないが近くに友奈がいるので、彼女がなにかしたのだろう。身体が覚えているのか、それとも勇者になったからか、慣れた手つきで敵を次々狙撃し、攻撃を完封していく。

 

(ああ、ある意味これはリベンジマッチだ。お嬢がみてたら、ここにいたらどうしていただろう───)

 

  あのトリオは鷲尾須美──東郷美森にとって親友の仇。記憶を失っているが、身体は戦い方と同じく覚えているのだろう。

 

 ──あの三体により負わされた傷を

 

 ──大切な宝物(親友)を奪われた雪辱を

 

  三体の行動を抑える様に攻撃しているが明らかに射手座に集中してる気がする。

  鷲尾須美時代に脳内シミュレーションをしていたのが少し残っていたのか、

 

(不思議。すごく身体に馴染む。銃なんて初めて扱うはずなのに、でも)

 

  もうお前らの連携に敗れはしない、そんな決意が不思議と湧き出た。

  それは記憶を失った後でも確かに。

 

 ダメージをおった射手座の封印の儀が執り行われる。御霊を高速円運動し、撹乱するがあっけなく東郷に撃ち抜かれる。

 

  そこからまさに優勢。

  それから次々封印の儀が行われ、東郷は他を抑えているり最後の足掻きとして御霊が色々したがあんま意味なかった。

 

  一瞬銃口がこちらを向いた気がしたが、気のせいだろう。

 

 今回のお役目も無事終わり、世界はまた花びらに包まれる

 

 ─────────────────────

 

 

 

(また報告だ。めんどい。

 とりあえず、問題なく。ところで樹海化時の座標バグに対する対策はまだですか、と。)

 

  メールを打つ。眠いんで寝ようとした刹那にメールの返信。

 

(はやっ、・・・・・・・・えっ)

 

  内容は1ヶ月あとの追加メンバーのお知らせ。待ってましたと言わんばかりの速さ。ずっとスタンバってましたのか?

 

(ええっと、三好夏凜・・・・・、春信さんの妹さんやんけ!割とつんつんしてて、チョロインの匂いがするあの子かよ!あーもうめちゃくちゃになるよ。確実におちるな(友奈(人たらし)に)、断言できる)

 

 

 

 




次回あの子登場。上手くかけてるか不安よ
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