微キャラ崩壊?注意
以前彼女は勇者候補の選抜試験で見たことがある。というか試験管その3か4だったのでやり合った。仮面つけていたし、厚底靴を履いていたから試験官の1人としか認識されてない。
しかしふとした拍子にバレるかもしれないし関連づけられるかもしれない。彼女の戦闘における観察眼は正直怖い。
それはともかく。戦闘スタイルは二刀流。使う端末の影響だろう。デジャヴュを感じる。当たり前だが。
色々思考を巡らせるが眠いんで落ちた。
巫女の子も1ヶ月間はバーデックスは来ないし、任務もないし、いいかうん。そんな考えと共に落ちていく。
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「連続で4体も来たのにパタッと来なくなりましたね…。」
「平和ねー、1ヶ月も何も無いと」
「こんなに開くとなんか鈍くなっちゃいますよ~。あと8体って分かってるんですから早く終わらせたいです!」
「平和でいいじゃない、友奈ちゃん。でも気が緩んじゃうのも一理あるわ」
部室は至って平和。
1ヶ月バーデックスの襲来はなかったのだ。元々勇者になると言われてこなかった彼女たちの気が抜けるのも無理はない。部長なんてあくびしてヨダレ垂らしている。妹が注意されている。
「しっかし1ヶ月かー。そういやあいつも2回目の戦闘が終わってからは部活来てたのにここ3日また用事で来なくなったし、あいつ部長としてガツンと言ってやった方がいいのかしら」
「そういえばお姉ちゃん。前回は部室にいただけだけど、他所で活動してる時にバーデックスがきたらどうするの?」
「それは前から思っていたけど、士郎くんがいるから大丈夫だと思うわよ」
「ああそれね。当初は勇者に選ばれるとは思ってなかったし考えてないのよねぇ・・・。結論から言うとね、現状東郷が言った通りの解決策しかないわ」
「士郎が来てる時は大丈夫だけど、来てないこと多いもんね」
「そうなのよね、そこが問題なのよ。ほんとあいつ用事って何してんのかしらね」
「さぁ、私にも何も言ってくれないし…。あっそうか、もしかして照れてたりして!」
「まぁ、女子率高いもの。ま、そもそもあいつ友奈にくっ付いて入部したようなもんだし。自業自得というやつね」
「だとしたら結城先輩なんで入部したんですかね。異性目当てって感じでもなさそうですし」
「謎が多いのは確かね。私でも知ってるのは妙に刀剣類の知識が多い事と…、あとすごいゲーム好き。それに…」
「お料理がとっても上手なんだよ!特にうどん!」
「えっそうなんですか!」
「そういえば樹は食べたことないわよね。いやぁ、あれば目を向くわ。私はおろか東郷すら手放しで褒めてるもの」
「そんなにですか!ああちょっと食べたくなってきたぁ」
「あと最近なんか艦隊が出るゲームやってたなー、パソコンで」
「ほぅ、それは都合がいいわね。これはなんか気に入らない彼にも護国思想を植え付けるチャンス!国防の何たるかを彼に布きょ」
突然アラーム。
「残念それはまた今度ね」
「むぅ」
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「いざ戦闘と」
「思ったら」
「新しいのに倒されていた」
樹海に入ったと思ったら、誰か先に戦ってて急いで見に行ったら終わってた。単体だったのもあるが1人で儀式して御魂引っ張り出した破壊してた。
「私こそが完成型勇者、三好夏凜よ。という訳であんた達はもう戦わなくていいわよ」
「なんだこの勇者!?」
「お姉ちゃん、キャラ変わってる」
「三好夏凜ちゃんだね?私は結城友奈。これから一緒に戦おうね」
「ふん、私一人で充分対応できるわよ。手を組む必要なんてないんだから。
………………それはそれとして。さっきから何チラチラ見てんだ!」
唐突に後ろを振り向き刀をフルスイングでぶん投げる。丁度50メートルくらいの根に当たり、小さな爆発が起きる。
「ぐぎゃっ!?」
カエルを踏み潰したような声がする。
「まさかの6人目?!」
「やっぱり・・・・・」
「で、でも端末には何も映し出されて」
「その反応見てると全く気付いてなかったみたいね。それに比べ奴の隠れ方からすると割となれてるみたいだし、最初からいたんじゃない?あと私は聞いてないし六人目はないでしょう。レーダーに反応ないしないのが証拠よ。
─────さぁ、姿をだしなさい!」
立ち込める煙からひとつの白い影が躍り出た。
「や、やれやれ、相変わらずお兄さんに似て強引だね」
「な、なんか出てきたよ!」ファッ!?
「なんだこの仮面野郎?!」キョウガク
出てきたのは白いフードに仮面かぶった同じくらいの年の人物だった。声からして男。それも中学生くらいの。
しかし口調は余裕ぶってはいるものの、突然の攻撃にキョドっているのがありありと見える。
「やっぱあの時の」
「えぇー、誰ですかあなたー」アセダラ-
(くっ、勇者部がいる以上下手なことを言えば結城士郎に結び付けられてしまう。道化を演じてここは切り抜けよう。直に樹海化も)
「はっ、完成型を舐めんなよ。あんた選抜試験のときいたやつよね?試験官として。あんたの動きはよく覚えているわ。それに口調も明らかに取ってつけたようで不自然。相変わらず、なんて言うなんてあたしと会ったことがあるのを認めている証左。なのに何故そうするか?それは少しでも正体がバレるのを防ぐためね。つまり普段の口調で喋れば後ろのヤツらにバレやすいってことでしょ?」
「えっ、何言ってんのお前。私少し異能の力が使える大赦役員ですよ、ハイ魔術使いです」(何いきなりやばいネタにたどり着いてんのこの人?!何いきなり限りなく真実に近い推論あいつらの前でぶちまけてくれてんのこの人!?怖いんだけど!!完成型怖すぎんだけどォぉぉぉぉぉ!?し、しかし今の俺は厚底の仕込み靴を履いている。あの時もそうだ。つまり身長から同年代と割られる可能性は少ない。大丈夫、大丈夫……のハズ……だよね?)
「で、でもなんで大赦の人が?あの人もお姉ちゃんも知らないのに」
「さぁ、分からないわね。でも彼は少なくとも私たちに近い男性であることは確かね」
「まさか士郎!?」
(あかん、これじゃバレるぅ!?)
「それは早計かもしれないわよ、友奈ちゃん。確かに彼は何か隠してるのは確かだけどね。みんな彼の言った事を思い出して」
(!ナイスだ東郷さん!)
「?相変わらず、て」
「そこも気になるけどその後よ」
「!魔術使いって言ってました!」ハッ
「えぇ、そうよ樹ちゃん。そもそも樹海に入れて、先程の攻撃を捌き私たちの目の前まで跳んで来た時点で時点で彼は何かしら異能の力を持ってるのは自明の理。魔法使いじゃないのは不思議だけど、とりあえず神樹様によらない力を振るうのはたしかね」
(前言撤回。姿表しただけでここまで推察するとかこいつやべぇ)
「すごい!さすが東郷さん!」ギュ-
「最後のは感覚的なもので何一つ根拠にはならないわよ//」テレテレ
「ううん、東郷さんの感覚だもんきっと正しいに決まってるよ!」
「もう、友奈ちゃんたら//」テレテレ
(おかしい。若干シリアスなのに、地味に百合空間が展開されてやがる……ッ。)
「ゴホン!つまりどういうことよ?」
「あ、えっとですね。ほぼ丸腰で樹海に来れるほどの能力があるなら、容姿くらい変えられると思うんです。それに勇者にも秘密なんですから、きっと大赦の暗部の人かと」
(年齢は誤魔化せたけど、色々推察されまくった上に過大評価された。これもう警戒されまくってますね、間違いない)
「へぇー確かにそういう線もあるわね。流石伊達に精霊三体持ってるんじゃないのね。それはそうと兄貴の知り合いみたいだし聞くか」
(なんかもう馴染んでますね。あと晴信さんすいません)
「大赦が何か私たちに開示してない情報があるのは確かね」
「一体何故大赦はこんなことを」
「そんなのあいつをつかまえ──ちっ、時間切れか」
世界は元に戻り始める。
「今回は誤算中誤算。当たり前だが敵ではないことだけ覚えていてくれ」
大人っぽく逃げるようにそう告げると世界は花びらに包まれる。
書きだめ終わり終了!閉店!
暫くほんとに出ないかも
では