SSR若葉様GETやったぜ、ああ1周年たまらねぇぜ
今回勇者部は出ません
隣のクラスに転校生が来た。
名は三好夏凜。すごい自信家であり努力家。厳しいかなと思ったらかなり面倒見の良い性格。なんだこのヒロイン属性。東郷にも引けを取らない。
そして勇者部に放課後乗り込んできた。
何やかんやあって、入部してた。
劇とか色々活動には初めは参加しなかったが。
まだ馴染めてなさそうだが、こればかりは彼女たちに任せる他ないだろう。男がでしゃばらない方がいい。
それに始末書が沢山あるしな!そんな余裕ないしな!死にそう。
─────────────────────
三好夏凜が転校してきて数日後の放課後大赦ではない讃岐中の近くのカフェにてにて
少年と青年が向かい合ってすわっている。
「おまえ、夏凜の前で盛大に俺の名前出したらしいな何考えてんの、おっ?」
「すいません許してくださいなんでもしますから!」ドゲザ
「確かにあの大赦の、無駄に多い制約はいくつかお前には無理そうがあるのは分かるが。せめて自爆はやめろよてめえ。お前立場分かってんのか?お前の存在は、気に入らねぇが、勇者の個人情報より重いんだぞ?もう一度聞くぞ、分かってんのかァ?」
「すいません許してくださいなんでもしますから!」フカブカドゲザ
「それしか言えんのかこの猿ゥ」
「妹さん優秀すぎんすもん!なんすかあれ?!単体性能高くて、感知力も高い上に変態的な精密さでいきなり刀本気でぶん投げてくるんすよ?!回避遅れてたら眉間に刀生えてましたよ!固有結界暴走してないのに!オマケに推理力も高いときた!どないせゆうんですか!」
「おいおい、当たり前のことを言うなよ。夏凜がすごいのはずっと聞かしてきただろう?まだ白兵戦ではお前が上だが、そのうち超えるから。四国一だから。」ドヤァ
(こいつちょろいな)「今までただのシスコンかなー、とか思ってたけど、モノホン見てきたあとだと笑えねぇ…。妹さんの話はここまでにして。樹海化時の俺のランダム地点スタート対策まだです?今回身バレしそうになってしまったのもそのせいなんですけど。」
「ああ、アレな。技術部からもう届いてる。今呼んだのもこの為だ。ほれ」
小さな小箱が渡された。
「手渡しすか。というか妹談義だけじゃないんですね。」
「ったりめぇよ、妹のも目当てだがメインはこっち。そら、開けてみ」
中身はイヤリングだった。割とオシャレな、それでいて片方しかないという。
「はぇー、なんか凝ってますねー。いや、見た目だけでなく中身も。視た感じかなり手の込んだ構造してて、その中に複雑な術式が組まれてて、と複製しろと言われたら頭痛くなりますね」
「そらそうよ。設計図はきっちり残ってるとはいえ技術部が2度と作りたくないというほど大変だったらしいぞ、これ。ヘタしたら勇者システムより複雑かもしれない。」
「だからこれすごいカッツカツというか無理やり詰め込んだ感が………」
「ああ。これ試作品的なものなんだけど、だからかな。そしてすごく壊れやすい。しかも部分的に」
「えっ」
「元々お前さんの要望の機能のみの予定だったんだが、先日の件を受け、急遽スマホとの連動機能もつけるようにと上からのお達しでな。勇者の端末と同じくバーデックスの位置を示せるようにしろ、と来たのさ。おかげで技術部は最近までデスマーチよ」
「えっそんな最近なんすか?!なんか申し訳ないな………。でも俺の端末使えば良かったのでは?勇者システムと同じものを一部入れればいいし」
「確かにその機能をスマホに詰め込みゃ済むものだが、お前さんの端末は既に刻印共鳴用の
「」/(^p^)\
「そんな顔すんな。壊れやすいってのは、それこそ接近戦で生きるか死ぬかみたいな時には到底耐えれないということだ。基本遠距離かヒットアンドアウェイな感じでいけばギリギリいけるだろうよ。まあそもそもお前が出なきゃいけない場面には早々ならんだろう」
「そんなとこすかね…。
ところで密会みたいな形で
「はっ倒すぞお前」
─────────────────────
後日、しっかり勇者部に馴染めてる夏凜ちゃんの姿がありました。誕生日パーティもしたそうな。そして結城家にて
「誕生日パーティとかしてたの!?」
「ごめん、普段からいないから忘れてた……、いやほんとごめん」
「」
女子だけのパーティに参加するのもなんかアレだが、存在を忘れられてるのは傷つく。
ある意味自業自得だが。
─────────────────────
三好夏凜が転校してきて数日後
大赦にて
暗い祭壇に足音が深夜だというのに響く。
聖域たるこの場所にいつも来るのは仮面をかぶった大人達。
しかし、足音は場に敬意なんて一切払ってないようなラフな格好な男によって鳴らされていた。
「悪いなこんなに夜遅くなって」
全身に包帯を巻き祭り上げられるという、2年前とはかけ離れた、そしてそのままの姿の少女がいた。
「まさかちゃんと来てくれるだなんて思ってもなかった」
「期待されてねぇな。ま、当たり前だが。あの後あれだけの精霊つけられていたら諦めもしますわ。今度は遠隔でしかも三体も取り憑けやがって。おかげでジャミングも大変だったぞ」
男は飽きれたように愚痴る。やれやれと言った感じに。 しかし視線は真面目で真っ直ぐ彼女に向けられてる。
そして乃木園子は口が動く。
自分への罵倒か、世界への憎悪か、大赦からの扱いへの批判か。
どれがきてもおかしくはない。身体か身構える。
「………四体」
「えっ」
─次来るバーデックスか?
─いや、だとしたらなぜ知っている。上里の血を、引いていないことはなかったはずだが、(彼女には魔術師の素質はあったが)巫女の素質はなかったはずだ
─いやそもそも知っていてなぜ俺に教える?まさか次の戦いはそんなにきついのか?それも満開を使わざる得ないような
「えっと、その………人ってね、奇数に安心感を覚えやすいんよ。
…………………………まぁ、ジャミングは効いてたし五体以上いると思ってもっと調べられたら祓われてたと思うけど」
「」
死にたくなった。
精一杯のフォローなのだが、逆効果である。
固まった。当たり前だ。ジャミングは成功してたものの、取り憑けられてた精霊の数をドヤ顔で言って間違えるという、穴があったら入りたいミスをした。しかも相手は魔術の才能こそあれ、知識に関しては素人なのにだ。
神聖な空間にてカッコつけてしくじる哀れな姿な男がいた。
次回、シリアス(予定
更新は不定期ですので