超次元インフィニット ネプテューヌ・ストラトス   作:友(ユウ)

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第48話 女神達との会談(トークショー)

 

 

 

プラネテューヌに関係者が集合したことで、今後の方針を決める話し合いが行われた。

出席者は、IS学園からは千冬と真耶、そして各専用機持ち達と束とクロエ。

ゲイムギョウ界側からは四女神とプルルート、イストワール、翡翠を含めた女神候補生達、そして紫苑だった。

あとおまけにピーシェもいる。

 

「それじゃあ、これから今後の方針についての話し合いを始めます」

 

尚、進行は双方に深い理解があるという事で紫苑が受け持つこととなった。

 

「じゃあ、最初は自己紹介からだね! 私はプラネテューヌの女神、ネプテューヌ! よろしくね!」

 

元気よくそう言うネプテューヌ。

 

「私はノワール。ラステイションの女神よ」

 

「私はブラン…………ルウィーの女神よ………」

 

「わたくしはリーンボックスの女神、ベールと申します。お見知りおきを」

 

「私はプラネテューヌの教祖、イストワールと言います。よろしくお願いします」

 

ネプテューヌに続いてノワール、ブラン、ベール、イストワールも名乗る。

女神候補生達については既に知っているので省略。

 

「では今度はこちらの番だな。私は織斑 千冬という。1組の担任であり修学旅行に参加している教師の中では最高責任者という立場にある」

 

IS学園側から千冬が率先してそう言う。

 

「私が天才の篠ノ之 束さんだよ! よろしく~!」

 

プルルートの調教(?)の甲斐あってか自分から自己紹介する束。

 

「束様の従者、クロエ・クロニクルと申します」

 

続けてクロエが静かにそう言う。

 

「や、山田 真耶といいます! い、1年1組の副担任を務めていましゅ………! あう、噛んじゃった…………」

 

真耶は緊張のあまり噛んでしまった。

 

「織斑 一夏です! 1年1組のクラス代表で、専用機は近接特化の白式です!」

 

真耶とは真逆でハッキリとした言葉遣いで自己紹介する一夏。

だが、その視線はチラチラとネプテューヌに向いている。

 

「篠ノ之 箒です。専用機は紅椿。よろしくお願いします」

 

礼儀正しく頭を下げる箒。

 

「セシリア・オルコットですわ。イギリスの代表候補生で、専用機はブルーティアーズですわ」

 

英国貴族らしく、優雅なお辞儀でそう名乗るセシリア。

 

「凰 鈴音よ。中国の代表候補生で2組のクラス代表よ。専用機は甲龍」

 

割といつも通りに自己紹介する鈴音。

 

「シャルロット・デュノアです。フランスの代表候補生で専用機はラファール・リヴァイヴカスタムⅡです。よろしくお願いします」

 

優等生らしく丁寧な言葉使いで挨拶するシャルロット。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。専用機はシュヴァルツェア・レーゲン。ドイツの代表候補生だが、紫苑の妻になる予定だ。よろしく頼む」

 

爆弾付きの自己紹介をするラウラ。

その話を聞いていなかったノワールは目を見開いて驚いた表情をし、IS学園にいたころから紫苑と一緒に居たラウラの関係を知るユニは苦笑し、ピーシェは意味を理解していない。

とは言え、地球組からすれば複数の女性と関係を持つのは不純と捉えられるので、微妙な視線を紫苑に向けている。

だが、

 

「私は更識 楯無…………いえ、更識 刀奈よ! 専用機はミステリアス・レイディ。私も紫苑さんのお嫁さんになる予定だからそこの所よろしくね!」

 

『楯無』ではなく、『刀奈』として自己紹介をした楯無、いや刀奈。

それは更識の家とは縁を切り、この世界で生きていくという彼女なりのケジメであった。

その名を知らなかったIS学園の面々は刀奈の名乗った名に首を傾げている。

 

 

「え、えっと…………さ、更識 簪………です…………専用機は打鉄弐式・改…………それで、その…………わ、私も紫苑さんのお嫁さん候補です………!」

 

顔を真っ赤にしながら前の2人に負けじとそう主張する簪。

3人の自己紹介を聞いて、ますます微妙な視線を向ける地球組とほんわかとした微笑みを向けるゲイムギョウ界組。

因みに紫苑はワザとらしく視線を背けている。

 

「最後は私だね! 私は月影 翡翠! 月影 紫苑の妹で、つい先日リーンボックスの女神候補生になりました! 皆、改めてよろしくね!」

 

ウインク付きで自己紹介をする翡翠。

 

「……………さて、自己紹介が一通り済んだところで、早速話し合いを始めようと思うんだが……………とりあえず現状の確認からだ。IS学園の1年生が修学旅行のバスでの移動中に突然ゲイムギョウ界に転移してしまった。状況的にトンネルの内部に次元ゲートが開いていたと思うんだが…………それで、1組がここプラネテューヌに………」

 

紫苑がそう言うと千冬が頷く。

 

「2組がラステイションに…………」

 

その言葉に鈴音が頷き、

 

「3組がリーンボックスに…………」

 

続いて翡翠が頷く。

 

「そして4組がルウィーに…………」

 

刀奈と簪が頷く。

 

「以上で間違いはないな?」

 

改めて一同が頷く。

 

「………あと、プラネテューヌでは調べたけど、他に転移してきている人物は居なかった」

 

紫苑が続けてそう言うと、

 

「もちろんラステイションでも調べたわ。今の所、それらしき人達は発見されていないわ」

 

ノワールが当然のようにそう言い、

 

「ルウィーも同じよ………」

 

「リーンボックスもですわ」

 

ブランとベールもそれに続く。

 

「そうか………とりあえずその事については一安心だな」

 

紫苑がホッと息を吐くと、

 

「そして、現状こっちに転移してきた原因は不明だが…………イストワール」

 

紫苑がイストワールに呼びかける。

 

「はい。実は先日、紫苑さん達がゲイムギョウ界に転移してきたと思われる同時刻に、プラネテューヌ近郊に異常なエネルギー反応が検知されました。

 

「エネルギー反応………?」

 

千冬が呟く。

 

「はい。我々の予想では、この反応は次元ゲートが開いた事によって起きたものだと推測されます」

 

イストワールの説明に、千冬は真剣に聞き取ろうとする。

 

「我々もシオンさんやネプギアさん達女神候補生を連れ戻すために独自に次元転移の研究を行ってきました。今回のエネルギー反応をより詳しく調べれば、その技術は格段に進むはずです」

 

「では………!」

 

真耶が期待を込めた表情で聞き返すと、

 

「はい、いつとは確約できませんが、そう遠くない内に皆さんを元の世界へ送り返すことが出来ると思います」

 

その言葉に、真耶は安堵の表情を見せた。

 

「では、その為にもIS学園の皆さんにはプラネテューヌに集まってもらった方が宜しいですわね」

 

ベールがそう言う。

 

「そうね。その場合は私やユニを含めたラステイションの衛兵達が責任をもってこの国まで送り届けるわ!」

 

ノワールが自信を持ってそう言う。

 

「私も同じく………」

 

ブランも静かに同意する。

 

「もちろん、わたくしもですわ!」

 

更にベールも。

 

「感謝します」

 

千冬は改めて頭を下げた。

 

「……………それで、話は変わるけどさっき戦ったモンスターについてだ。それについて皆の意見を聞きたい」

 

「……………? モンスター?」

 

千冬が困惑の声を漏らす。

 

「はい。先程俺達が戦ったモンスターは、何故かISのシールドエネルギーを持ち、瞬時加速(イグニッション・ブースト)まで使用していた」

 

「何だと!?」

 

千冬が驚愕の声を漏らす。

 

「それで………オリムラ先生達に見てもらいたいものが…………」

 

ネプギアがあるものをインベントリから取り出す。

それは、

 

「それは…………ISのコア?」

 

千冬が驚いた声を漏らす。

 

「これは、先ほど言ったモンスターを倒した場所に残されていました」

 

「ふむ………束」

 

「ほいほーい! お任せあれ!」

 

ネプギアからそのコアを受け取ると、千冬は束に呼びかける。

束は何処からともなく機材を取り出し、コアにコードを繋げたかと思うと、空間パネルを呼び出してキーを操作する。

少しすると、

 

「うん、これは間違いなくISのコアだね。しかもこのナンバー、亡国機業(ファントム・タスク)に奪われた奴だね」

 

「何だと………!?」

 

束の言葉に千冬が驚愕する。

 

「その亡国機業(ファントム・タスク)………というのは何ですの?」

 

その名に疑問を覚えたベールが尋ねると、

 

亡国機業(ファントム・タスク)というのは向こうの世界に存在する犯罪組織の名前です」

 

「え? じゃあ、その犯罪組織に奪われたものがこっちのモンスターから見つかったって言うの!?」

 

「そうなるな」

 

「……………その犯罪組織がゲイムギョウ界に来ている………という事?」

 

ブランがそう聞くと、

 

亡国機業(ファントム・タスク)……………というよりも、マジェコンヌが一枚噛んでるんだろうな…………」

 

「マジェコンヌ!? またあいつなの!?」

 

ノワールがその名に驚く。

 

「ああ。マジェコンヌはどういう訳か向こうの世界にいたんだ。もしかしたら、俺達がこっちの世界に戻ってきた事とも何か関係があるのかもな」

 

紫苑は推測………というより半分当てずっぽうのつもりでそう言った。

それが正解だという事はまだ知らない。

これ以上話をしていても推測の域を出ないため、話し合いは終了となった。

その時、

 

「ところで月影…………そちらは良いのか?」

 

千冬が紫苑の両隣を見ながらそう聞いた。

その紫苑の両隣には、

 

「「…………すや~~~……………すや~~~……………」」

 

気持ちよさそうにネプテューヌとプルルートが寝息を立てていた。

 

「まあ、いつもの事なんで気にしないでください。こういう場合は俺が代理になってますので」

 

「はあ…………ネプテューヌさん…………こういう時ぐらい女神らしくしてください…………」

 

イストワールが呆れた様に深く溜息を吐いた。

 

 

 

因みに、

 

(ネプテューヌさん……………寝顔も可愛い……………!)

 

そんな事を思っていた男子がいたとかいないとか……………

 

 

 

 






第48話です。
恐らく今年最後の更新。
でも短い。
でもって全くシリアスにならなかった!
とりあえず話し合いの回でした。
次回からようやくマジェさん達が動き出す…………はず。
では皆さん、良いお年を!






今日のNGシーン………ではない








ネプ「やっほー! 今年の4月から始めたこの小説も早8か月! 早いもんだねー!」

紫苑「ここまで応援してくれた皆には感謝している。本当にありがとう!」

プル「あ~り~が~と~う~!」

ギア「今年も後1日で終わりだけど、この小説はまだ続いていくよ!」

刀奈「ここからはネプちゃんを差し置いて私と紫苑さんのラブロマンスが…………」

簪「お姉ちゃん、嘘言わない」

ラウラ「全くだ。紫苑と最初に結ばれるのは私だ!」

翡翠「ラウラちゃん、お兄ちゃんは既にネプお姉ちゃんとプルお姉様と結ばれてるんだけど」

ラウラ「はっ………!」

パプハ「そうよラウラちゃん。シオンと最初に結ばれたのは私………そしてシオンの一番も私よ………!」

刀奈「ネプちゃん、いきなり変身するとビックリするから」

アイハ「私もいるわよ~?」

刀奈「うひゃぁぁぁぁっ!?」

簪「やっぱりプルルートさんは迫力がある…………」

紫苑「まあ、これ以上話しているとグダグダになりそうだから、手早く…………」

「「「「「「「「それではみなさん! 良いお年を!!」」」」」」」」
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