ダンブルドアがホグワーツを去ってから二週間が経った。幸いな事に、現代最強の魔法使いがいなくなった途端に被害が膨れ上がった、ということはなく、クリスマスの夜より『秘密の部屋』の怪物は大人しいものだ。
しかし、だからといって教師陣や生徒達の不安や恐怖が無くなるわけではない。いや、無くなるどころか増すばかりであった。
“次は自分かもしれない”、“なのに守ってくれる人は頼りない教師ばかり”。この不安と恐怖がホグワーツ内の雰囲気を負に染めあげ、生徒達を苦しめていった。
じわじわと、真綿で首を締め付けられるように。
しかしそんな今のホグワーツにおいて、不安にも、恐怖にさえも負けずに闘っている者達も少なからずいる。その代表的な一行といえば二組上げられるだろう。
その二組のうちの一つであるハリー、ロン、そしてエステルの三人は、夕食を終えてハリーとロンの自室にて今後の方針について頭を付き合わせていた。
「……ねぇ二人とも。もうレイに……ううん、レイ達に任せようよ。私達じゃどうしようもないよ」
「…………」
「何言ってるんだよステラ! 僕達ここまで突き止めたじゃないか! なんで今更レイに任せるなんて言うんだよっ!」
ロンはステラの提案に食って掛かる。しかしそれにステラは引くことなく言い返す。
「でも、それじゃあどうするの? 手がかりであった日記はもうない。怪物の正体も『秘密の部屋』の場所も全然分からないし、唯一分かったのは真犯人はトム・リドルって男の人だろうってだけ。それもレイに教えられたからだよ?」
「それは……」
ステラに次々と現実を突きつけられたロンはぐうの音も出ず、もはや黙るしかなかった。
嘆きのマートルがいる女子トイレで見つかった日記帳。その日記帳に宿るトム・リドルと名乗るものによって、ハリー達に『秘密の部屋』の手がかりがもたらされたのだ。
それは行動を自粛していたハリー達を再び立ち上がらせるには十分なものだった。
しかし今ではその日記帳も盗まれてしまった。彼らの頭脳であるハーマイオニーがいない今、完全な手詰まりであった。
エステルとロンの言い合いを横目で見ていたハリーは何も言うことはなかったが、内心ではステラの提案に賛同していた。
今更確認するまでもなく、レイ達は生徒達の中でも一番ではないかと言えるほどに優秀だ。下手をすれば教師達さえも凌駕するほどに。
現に彼らは『秘密の部屋』について何か手がかりを掴んだらしく、ここ最近は図書室に篭りっきりだ。下手をすればすでに怪物についても当たりをつけているかもしれない。
また、エステルより日記で見たことを聞いたレイは、その場でその日記の持ち主が怪しいと断定した。しかもこれはかの天才と秀才のお墨付きである。
なのに自分達はどうだろうか。
校則違反をしてスリザリン寮に潜り込めば、その隙に親友が石にされた。それで分かったことといえばマルフォイは犯人ではなく、五十年前に『秘密の部屋』が開かれたことだけ。
日記に言われるがまま親友のハグリッドを疑えば、親友を疑った代償とでも言うかのように彼のペットに食料にされかける始末。それで分かったことといえば、彼が犯人ではなかったことだけであった。
こうして自分達が危険を冒し、友を犠牲にして、命の危険に晒されてまで集めた情報の断片を、しかしレイ達は持ち前の頭脳や才覚でもって安全に、そして着実に手に入れ、真相へと近づいているのだ。
分相応。
秀才であるギルバート・エリスにいつか言われた言葉がハリーの頭をよぎった。
「……そうだね、ステラの言う通りだ」
「おいハリーっ! いいのかよ、僕達ここまで頑張ったじゃないか!」
「うん。けど、それで僕達はハーマイオニーを失った」
「っ!」
この言葉は流石のロンにも効果抜群だった。唇を噛み締めて再び黙り込む。そんなロンを諭すようにハリーは落ち着きを伴って口を開く。
「僕達がレイ達に何もかも劣っているのはもう分かりきっていることだ。このまま僕達だけで真相を探ろうとすれば、今度は死んでしまうかもしれない。それこそ、五十年前の女生徒のように」
「…………」
ロンとエステルはハリーを静かに見つめる。言葉だけ聞けば、今回の件から手を引き、全てをレイ達に委ねる。諦めと無力に彩られたものに捉えられるだろう。
……しかし、ハリーの表情はそのどれとも違った。
「だから……だから、レイ達に協力させてもらおう。確かに僕達は大した力もないのに、分不相応に行動したせいでハーマイオニーを失った。けど、それでも、やられっぱなしは悔しいじゃないか」
そう語るその表情には決意を伴った雄々しいものがあり、二人を見るその瞳には焦がすほどの熱があった。
ロンとエステルは息を呑む。そんな二人をよそにハリーは続ける。
「頭も魔法の腕も大したことがないかもしれないけど、何か手伝えることがあると思うんだ。そうして答えに辿り着いたら、レイ達と一緒に『秘密の部屋』の継承者と怪物をぶっ飛ばしてやるんだ」
ハリーはその言葉を表すかのように右手を強く握り拳をロンとエステルの前に突き出す。その拍子に、二人の間を風が駆け抜けた気がした。それほどの気迫を、二人はハリーから感じたのだ。
二人はハリーのその少年に似つかわしくない勇ましい姿に見惚れる。特にエステルは、今のハリーの姿にいつかのレイを幻視させた。
自分を守ると誓ってくれた、あの時の彼の姿を。
ロンとエステルの心を一瞬で掴んだハリーはしかし、自分の言葉に無反応な二人に不安になり、恐る恐る見上げるように尋ねる。そこにはすでに二人を魅了した勇ましさはかけらも無かった。
「えっと……僕はそう思うんだけど、どうかな?」
いつものハリーに戻ったことで、正気を取り戻した二人は顔を見合わせる。そしてお互い微笑んで頷き合い、英雄の卵へと笑い掛ける。
「うんっ、みんなで一緒にやっつけよう!」
「まっ、このまま頭の煙上げてるよりかマシだよな。そうと決まれば明日早速レイ達に話を持ってこうぜ」
ハリーは親友達の言葉に一瞬驚いた様子を見せたが、すぐに笑顔で頷いた。こうして、ハリー、ロン、エステルの三人はレイ達と共に『秘密の部屋』に挑むことを決意したのだった。
……しかし、ハリーの新たな決意が実現することはなかった。
三人の光明が垣間見えた翌日の朝、全校生徒教師一同を驚愕させる事態が起こる。
それは、ホグワーツ一有名な四人組の突然の失踪だった。
………………
…………
……
……
…………
………………
それは四人が失踪する数日前に遡る。
問題の四人組であるレイ、シルヴィア、ギルバート、そしてアリスの四人の姿は図書室の禁書庫にあった。
その四人はそれぞれが忙しく自身が担当する仕事を行なっていた。
レイとアリスはギルバートより指定された箇所の本を十冊単位で運び出し、それを彼の下まで運ぶと次に用済みとなった本を元に戻す作業を繰り返す。
本を持って来させたギルバートは得意の速読で次々と本の内容を頭に詰め込んで行き、必要としている情報があれば本から目を離すことなく、魔法で動かした羽ペンで羊皮紙に書き込んでいく。
そしてその羊皮紙が全て文字で埋まると、羊皮紙は浮遊してシルヴィアの元へと飛んでいく。それを受け取った彼女は羊皮紙に書かれたバラバラの情報を、今までの情報と比較し、添削し、関連するものをまとめる。こうすることで、情報をより分かりやすく、確実なものへと昇華させているのだ。
彼等がこうして図書室の、それも禁書庫という普通なら生徒が立ち入ることができない場所で調べ物をしているのには理由がある。
きっかけはこのホグワーツの絶対的守護者であったダンブルドアが停職処分を下されてここを去ってしまったことだ。
ダンブルドアが去った翌日の朝会でそれを知らされた時は、レイとアリスは唖然とした。逆にシルヴィアとギルバートは理事会の無能さに舌打ちをしていた。
今までレイ達が情報を集めるだけ集めても防衛面での対策に徹していたのは、ダンブルドアが居たからだ。また、『秘密の部屋』に積極的に関わることは自分達の実力的に考えて微妙なところであったことも受け身になっていた理由だ。
こうして自分達の実力を正確に把握して対策していたレイ達であったが、しかしそのダンブルドアが居なくなったことでそうも言ってはいられなくなった。
この後のレイ達の行動は早かった。三人はギルバートの指揮の下、彼が自分のペースで進めていた調べ物をより早く、より深く収集することにしたのだ。
その調べ物とは、ズバリ『秘密の部屋』の場所であった。
もちろんギルバートとて、たとえ禁書庫のものといえど、素直に本に記述されているとは考えていない。もしそうならすでに過去の校長達やダンブルドアが何かしらの対処をしているはずである。しかしギルバートの頭の中にはいくつかのピースが揃っている。
まずは怪物のおおよその正体。ギルバートは前述でいくつかの怪物を候補に挙げているが、それらは全て大型である。そんな生物が誰にも見つかることなくホグワーツ内を移動できる手段といえば、これしかなかった。
それは、ホグワーツ全体に張り巡らされた巨大な配管だ。
そしてそれが分かれば、『秘密の部屋』がどこにあるのかもおおよその見当はつく。それはその配管がいくつも集まる終着点。そう、ホグワーツ城の地下、それも最奥である。
怪物の移動手段と『秘密の部屋』があると思われる範囲が分かれば次に調べるのはその配管の配置だ。ギルバートは図書室の一般公開されている資料をいくつも漁り、おおよその配置をすでに把握していた。
しかし、それは不完全極まりないものであったのだ。
そもそも一般公開されている資料には、人間で言うところの心臓や肺、大きな血管などの主要な役割を果たす部分だけしか記載されておらず、そこから分岐する細かな血管に相当するところまで記されてはいない。
そこでギルバートが目をつけたのが禁書庫である。ここならば少なくとも一般公開されているものよりも、より詳しいものが記されているはずである。その読みは当たり、ギルバートは配管に関する資料を隅から隅まで今現在も読み漁っていた。
この調べ物を行う理由を聞かされた三人は、ギルバートの頭脳のキレに改めて感嘆したものだ。
そして作業を開始したレイ達であったが、配管の配置を正確に把握するのは困難を極めた。
数百年という月日は、配管の配置をより複雑にさせていたのだ。
数百年もあれば、相応に工事や点検などがある。ギルバートの調べによると行われた回数自体は大したことはない。しかしホグワーツの規模だ。これらの名目で配管の廃棄や追加を繰り返したために、ホグワーツの地下は現在では迷宮と化していた。
しかし、それでも。ギルバートは膨大な情報量から次々と配管関連の情報を抜き出していき、シルヴィアはバラバラに渡される情報を正確に組み合わせて配管の配置を明らかにしていく。
しかし、やはりと言えばいいか。『秘密の部屋』は一向に見つからない。それも当然だろう。こんなことで『秘密の部屋』が見つかるのであれば、それこそ過去の工事や点検の際に見つかっている。
今やっていることは、全て無駄かもしれない。
怪物の正体から始まり、『秘密の部屋』の場所も確たる証拠はないのだ。全て、ギルバートの憶測から導かれている。
しかし、だからこそレイ達はギルバートを信じる。自分達が最も信頼する秀才の頭脳を。
調べだしてから一週間と少し。彼らは未だ希望を探しているのだ。
そうして挫けることなく今日も禁書庫に篭り調べ物に励む。今日は休日であり、レイ達が一日中ずっと調べ物に取り組める都合の良い日だ。
それもあってレイ達は朝から数時間休まずに作業を行っていた。しかしお昼より少し早めの時間帯に差し掛かった頃、うんしょよいしょと本を数冊運んでいたアリスが足を躓かせてしまう。
「はわっ!?」
そうなればもちろん前に倒れるアリスと共に、手に持っていた本を放り出してしまうことになるのだが、それを見たレイがとっさに彼女を抱き止めて本を魔法で浮かすことで事なきを得る。
「っと! 大丈夫か、アリス?」
「は、はい。ありがとうございます、レイさん」
そうレイの腕の中ではにかんでいたアリスであったが、次にはくぅ、と可愛らしく空腹を主張するお腹の音に顔を真っ赤にさせた。
「ははっ、そりゃずっと本の持ち運びをやってたらお腹も空くわな。ちょうどいい時間っぽいし昼飯を食べにいくか」
「うぅ……は、はいぃ」
あまりの恥ずかしさに俯くアリスの頭を軽く叩いて、未だ作業を続けるギルバートとシルヴィアに声をかける。二人もアリスの様子で察し、片方はため息をつき、もう片方はそんなアリスを抱きしめ顔を蕩けさせて了承した。
レイ達は作業した場所をさっと片付けて図書室を出る。その道中、レイが禁書庫への許可証を眺めながら今の都合の良い現状について口を開いた。
「にしてもよぉ、こんなに簡単に禁書庫に入れていいもんかねぇ」
「ふんっ、使えるものはたとえ塵であろうと使えばいいのだ」
「……改めて思うけど、仮にも教師を塵扱いするお前やシルヴィって凄いよな」
「おや、塵を塵と言って何が悪いのかな? それにレイ、君とて内心はそう思っているだろう?」
「そこまでじゃねぇよ。役立たずとは思ってるけども」
「み、皆さんっ、あまりそういうことを言うのはダメですよぉ……」
友人達のあまりの言いようにアリスが弱々しくも窘める。これにレイとシルヴィアは素直に従い、ギルバートは再び鼻を鳴らした。
レイが持つ禁書庫への許可証は、ギルデロイ・ロックハートより取り付けたものだ。
彼の執筆した本から適当に見繕い、これについて深く調べたいとレイが尋ねに行ったのだが、ロックハートは上機嫌に即了承して許可証にサインしたのだった。
「なあギル、俺に許可をもらいに行かせたのにはなんか理由があるのか?」
「無論だ。この中では貴様が一番最適であっただろう」
そう言って眼鏡のブリッジに指を添えるギルバート。この言葉から分かる通り、レイにこのお使いを頼んだのはギルバートであった。もちろん、レイに行かせたのには訳がある。
「まず俺とシルヴィは論外だ。奴自身俺達に対して苦手意識がある。それに個人的にだが、目的のためとはいえあんな塵に頭を下げるのは断固拒否する」
ギルバートの隣でシルヴィアが深く頷いている。あまりの嫌悪感に手を繋いでいるアリスがタジタジだ。
レイは後半の理由がメインだな、と察したが深くは聞かずに続きを促す。
「アリスは言わずとも分かるだろう。このような腹芸がそこの泣き虫に出来るはずがないからな」
「え、えへへ」
申し訳なさそうに笑うアリスに、そりゃそうだとレイも納得する。アリスはその素直な性格が魅力であり、彼女の良いところなのだ。申し訳ないと思う必要はない。
レイと同じように考えたシルヴィアがアリスの頭を撫でるのを横目で見ながら、じゃあ消去法で俺かとレイが尋ねたところ、ギルバートは首を横に振った。
「自覚がないだろうが、貴様はホグワーツにおいて中々の人気を誇っている。これはバレンタインの悲劇からも証明されている」
バレンタインの悲劇と言われ、レイとシルヴィアは苦い顔をする。そんな二人をよそにギルバートは続ける。
「自己顕示欲が強く、承認欲求も強い奴からすれば貴様の存在は面白くない。レイ、貴様が奴の本のことをもっと知りたいと言った時に自慢話に付き合わされなかったか?」
「あー……。自慢もそうだけど、君もまだまだ的なことは言われたな」
これにはシルヴィアが怒りの様相を見せた。自分が塵と見下す存在が、宝とも言える最愛の友を侮辱したのだ。今にもロックハートの部屋に殴り込む勢いがあった。
それに気づいたアリスが必死にシルヴィアを宥める中、男二人の会話は続く。
「だろうな。実力で有名となったお前が、偽りとは言え自身の功績を認めてさらに深く知りたいと頭を下げてきたのだ。奴はあまりの嬉しさに舞い上がったことだろうよ。『やはり私は凄い、君のような人気者でさえ尊敬させるのだから』とな」
だから貴様を下に見て優越感に浸ったことで、上機嫌に許可証にサインしたのだと言われたレイは、しかしイマイチ理解できないでいた。
まず第一に自分が人気者だとはこれっぽっちも思っていない。精々が女王様の従者的な感じだとレイは自分を評価している。……まあ、それを誰かに聞かれれば謙遜甚だしいとぶん殴られると思うが。
次に誰かを下に見て優越感に浸るというロックハートの考えだ。
レイとて聖人君子ではない。誰かを下に見ることだって普通にある。しかし他者と比べて優越感に浸るという行動が理解できないのだ。
誰かよりも優れたところがあれば、確かに喜びするだろう。けれどだからといって相手を見下すなど以ての外だとレイは思う。
その相手がいつか自分よりもその長所が優れるかもしれないし、そもそも自分が出来ないことを相手が平然とできるかもしれない。他者と比べることに固執することは意味がないというのがレイの考えだった。
疑問符を浮かべて首をひねるレイをギルバートは静かに見つめる。その瞳にはどこか満足げなものが浮かんでいたのは気のせいであろうか。
「……まあ、貴様が理解できないのならそれでいい。あまり深く考えるな」
「……ん、お前がそう言うならそうするよ」
ギルバートに言われたレイは素直に考えるのをやめた。自分よりも賢いギルバートがそう言うのだ。これ以上考えても自分の為にはならないだろうとサクッと思考を切り替える。そこに彼への全幅の信頼があるのは間違いなかった。
レイは未だアリスに宥められている不機嫌なシルヴィアの頭に軽い手刀を落とす。
「ほら、シルヴィもいつまでも怒ってないで飯食い行こうぜ。俺は全く気にしてねぇし、お前らが分かってくれたら俺はそれでいいからさ」
「……むう、君がそう言うなら仕方ない」
シルヴィアは渋々頷きはしたが、最愛の友に諭されても機嫌を直すことはなかった。しかしいつまでも引きずるのは格好悪いと思ったのか、癒しの権化を後ろからギュッと抱きしめ、少ししてやっと機嫌を直したのだった。
それからは今調べていることの進行状況などを話しながら昼食が待つ大広間へと向かった一行は、そこで昼食を手早く済まして再び禁書庫へと篭る。
それからまた数時間、レイ達は弱音を吐くこともなく僅かな希望を掴もうと励む。
そして、夕食より一時間ほど前。とうとう配管関連の資料が全て出揃い、おそらくではあるがホグワーツの地下に張り巡らされた配管のおおよその配置を特定することに成功した。
レイ達はやりきった達成感もそこそこに、机の上に出来上がったものを改めて覗き込む。
果たして彼らの努力は報われたのか、否か。
確かであるのは、彼らはその数日後にホグワーツから姿を消したことだけである。
これからの投稿はしばらく一週間に一回にしようと思います。次回は来週の月曜18時です。
次回、彼らの居ない日常。