選ばれし者と暁の英雄   作:黒猫ノ月

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甲零さん、kino0928さん、アクアランスさん、烏瑠さん、誤字脱字報告ありがとうございます。

進行ペースが遅くて申し訳ありません。オリジナル編だとどうしても^_^;。


36話

緑炎に染まる石造りの通路を、軽快な靴音を響かせながらレイ達は進む。

 

四人の警戒態勢はここに来て最上位のものだ。それもそうだろう。配管内でも警戒はしていたが、それは主に『秘密の部屋』の怪物相手であり、普通に使われていた配管内で罠の類まではそこまで警戒する必要はない。

 

しかしここは配管内とは訳が違う。かの英雄、サラザール・スリザリンが創り上げたとされる『秘密の部屋』へと続くであろう通路だ。怪物はもちろんのこと、罠や仕掛けも十分に注意しなければならない。

 

常にシルヴィアとギルバートが罠の類を察知する魔法をかけ続け、代わりにレイとアリスは怪物に対する警戒に集中する。

 

そうして万全な体制で歩を進めていた一行であったが、数十分ほど歩いたところでその足を止めた。緑炎の通路の行き止まり、扉の前に辿り着いたのだ。

 

怪物や罠、仕掛けに出くわすことなく、無事に通路を通り抜けたレイ達は目の前の扉を注意深く観察する。

 

重厚な石造りの両開きの扉。そこには蛇を体に巻きつけた女性が何かを崇めるように天へと両手を伸ばす様子が、鏡写しのように装飾されている。

 

そんな彼女達が天に手を伸ばし崇める先、扉の上の壁。そこには、男性と思われる顔が、絡みつく蛇に囲まれて鎮座していた。

 

「……あれがサラザール・スリザリン、か?」

 

ギルバートが罠や仕掛けを確認している間、装飾された女性達のように男性の顔を見上げるレイは呟いた。その隣で同じように見上げていたシルヴィアは不愉快そうに同意する。

 

「だろうな。……しかし、女に崇められる様を作るとは。偉大なるサラザール・スリザリンも俗物だったということか」

 

鼻を鳴らして腕を組む。見上げるその視線には軽蔑の色が見て取れた。

 

そんな彼女の様子を横で見たレイは、何気なく思っていたことを口にした。

 

「男はそういうもんだってのを聞いたことあるけど、やっぱ女側からすればいい気はしないよなぁ」

 

しかし、それが不味かった。

 

レイが零した言葉を聞いたシルヴィアが、目尻を吊り上げて怒りの形相を示したのだ。それは彼女が天性の美女である分、凄まじい迫力が伴っていた。

 

「待て、レイ。誰が君にそんな事を口にしたんだ?」

 

冷ややかな声色とともに尋ねるシルヴィア。どうやら最愛の友たるレイにそのようなくだらない事を教えた者に対し、殺意まで抱いているようだった。

 

それを察知し、荒ぶる女神に詰め寄られたレイは慌てて隠すこともなく誰かを口にした。

 

「え? いや、フレッドとジョージだけど……」

 

レイから悪戯好きの双子の名前が出た瞬間、顔をうつむかせたシルヴィアの口元に三日月のような笑みが浮かんだ。

 

「……ふ、ふふふっ。私のレイによくも低俗な事を吹き込んでくれたな。帰ったらそれぞれ真っ二つに裂いて四つ子にしてやる」

 

暗い笑みを漏らして赤毛の双子に制裁を誓う様を見て思わず後退りしてしまったレイは、触らぬ神に祟りなし、と双子を庇うことをせずに傍観を決め込むのだった。

 

シルヴィアが殺意を高めていく中、後ろで行われてることを軽く無視して作業をしていたギルバートは確認を終えて一息つく。逆にシルヴィアの変化に全く気付くこともなく、ギルバートの作業を見守っていたアリスが尋ねる。

 

「この先が『秘密の部屋』、でしょうか?」

 

「さてな。ただ、こんなにも容易く辿り着けるとは思えんがな」

 

「た、たしかにその通りですよね」

 

「どちらにせよ入ればわかることだ。おそらくではあるが罠や仕掛けの類は見当たらない。しかし先程の照明の台座のこともある。十分に警戒して開けるぞ」

 

「は、はいっ」

 

「おいお前達、じゃれ合いもそこまでだ。開けるぞ」

 

無視を決め込んでいたギルバートがため息を一つ、後ろの二人に声を投げかける。

 

「お、おう! ほらシルヴィ、そんなことは置いといて行こうぜ?」

 

「……ああ、全ては終わった後のことだな」

 

表情を元に戻し、息をついて扉の前に向かうシルヴィアに胸をなでおろしたレイも後に続いた。

 

そうして四人は石扉の前に立つ。

 

全員が集まった事を確認したギルバートが、十分に警戒を怠る事なく両開きの石扉に手を伸ばして力を込めて押し開く。

 

スズッと音を立てて開かれていく石扉。その重厚な見た目に反して抵抗は少なく、ギルバート一人で開けることができた。

 

罠の類も仕掛けられていなかったようで、何事もなく扉は開かれた。そして扉の向こうの光景がレイ達の目に入ってくる。

 

それは光ひとつない暗闇であった。彼らのいる通路の緑炎によって、石畳の上に赤い絨毯が敷かれており、それが奥へと続いていることだけは辛うじて分かった。今のところ奥の様子は垣間見得ない。

 

しかし次の瞬間、ここ数十分で見慣れた緑に照らされ、扉の向こうの景色がレイ達の視界に飛び込んできたのだ。

 

レイ達は不用意に踏み入ることもなく、慎重に揺らめく緑炎によって暗闇が払われた空間を見回す。

 

その空間を見たレイがはじめに感じたのは、どこぞの神殿のようであるということだった。

 

まず目につくのは、石扉から奥へと続く石畳の上に敷かれた赤い絨毯、その両端に等間隔で並ぶ石柱だ。そこには蛇が上に向かって巻きついており、蛇の頭が絨毯の上を歩く者を見下すように、見定めるように睨みつけている。

 

次に目が行くのは蛇に値踏みされながら歩く赤い絨毯の行く先だ。その先では扇状に真っ赤に広がる広間になっており、何もないその場所は、仮にここが神殿であるのならば、多くの者達が神へと膝をつきこうべを垂れ、崇め奉るには十分な広さがあった。

 

そして……その最奥にて“それ”は来訪者を待ち構えていた。

 

“それ”は巨大な石像であった。ローブを羽織り、厳つい顔で杖を正面に構えて佇む男性の石像。おそらく、サラザール・スリザリンご本人であろう。

 

そしてその石像はとぐろを巻いた巨大な蛇を台座にしており、その蛇の頭は銅像の背中を回り、その後ろで来訪者に対して大口を開けて威嚇していた。

 

その他にも、この場所には壁やシャンデリアに至るまで蛇の装飾が施されており、サラザール・スリザリンがどれほど蛇を好んでいたかが分かるだろう。

 

そう。この場所は、サラザール・スリザリンと蛇を崇め奉る、神殿のような荘厳さが感じられる聖域のようだったのだ。

 

しかし……神聖とも言えるこの聖域は、邪悪ともいえる側面を臆面もなくさらけ出していた。

 

 

 

それは、この蛇の神殿全域に敷き詰められた白の残骸だった。

 

 

 

大小形状様々なそれらがなんなのか。最初に気がついたのはシルヴィアとギルバートであった。眉根を寄せて不快感を見せる二人の次にレイが、そして遅れてアリスが気づいた。

 

彼女は溢れそうになる悲鳴をこらえるように口元に手を当て、震える唇でシルヴィアに尋ねた。

 

「あ、ああああのっ。も、もしかしなくてもこれって……!」

 

「……人の骨、だろうな」

 

シルヴィア足元に転がる複数の頭蓋を見ながら、身を寄せてきたアリスの肩を抱いて落ち着かせる。

 

そう。その白の残骸は、人が死した後に残された遺物だ。それが至る所に敷き詰められているのだ。

 

何故これほどの白骨があるのかは定かではない。サラザール・スリザリンに敵対した者達の末路なのか、彼の信者が自らここに眠ることを良しとしたのか、はたまた……。

 

確かなのは、この白の存在が、神聖ともいえるこの大広間を邪悪なものに染め上げているということだけであった。

 

「はぁ。嫌な予感しかしねぇな、ここ」

 

レイはアリスとは違い怖気付くことなく、これから起こるであろう出来事にため息をつきながら辺りを警戒する。

 

実の父親を殺害し、凄惨な経験をした彼にとって人の白骨など今更であった。

 

そして同じように警戒しながらも、冷静に周囲を観察していたギルバートがあることに気がついていた。

 

敷き詰められた人骨の中でも、表に顔をのぞかせている頭蓋骨。その正確な数は分からないが、気のせいでなければ今見えている全ての頭蓋が、この神殿に侵入してきた自分達にその黒い眼孔を向けているのだ。

 

なんとなく感じていたレイとは違う、明確に感じる予感。しかしここでこのままじっとしているわけにもいかない。

 

「行くぞお前たち。警戒を怠るなよ」

 

ギルバートの言葉に各々頷き、一行はとうとう蛇の神殿へと足を踏み入れた。

 

そうして意を決して踏み込んだのだが、最後尾のギルバートが入った瞬間、止める暇もなく石扉がすぐさま閉じてしまったのだ。固く閉ざされてしまった石扉を見た一行は、いやでも悟る。

 

もはや、前へと進むしかないのだ……と。

 

顔を見合わせ、一つ頷いたレイ達は慎重に絨毯の上を歩いて行く。

 

警戒を怠ることなく歩を進める中、アリスは勇ましく先頭を歩くレイとシルヴィアの背中を頼もしく思いながらも、この神殿の放つ気配に気圧されそうになっていた。やはり見渡す限りの無数の人骨の存在は、勇気を振り絞り抗う彼女に無理やりにでも恐怖を植え付けようとしていた。

 

振り払っても絶えず迫り来る恐怖に、思わず二人の背中に手を伸ばしてしまう。しかし途中で手を引っ込めて胸元にしまい込んだ。ただでさえここまで足を引っ張って来てしまったのだ。今まででも一番といえるほど警戒をせねばならないこの状況で、無様に縋り付くわけにはいかないと思い留まったのだ。

 

震え、強張る自身の身体に鞭打ち、アリスは顔を上げて前へと進む。上げられた顔には怯えの色はなく、恐怖を受け入れてなお、それでも立ち向かう勇敢さが垣間見えた。

 

そんな彼女の様子を、隣で警戒しながらもずっと見ていたギルバートは誰にも悟られることもなく口角を上げるのだった。

 

そうして頭蓋の暗い眼孔、頭上の蛇の見定めを抜けて一行はサラザール・スリザリンの石像へと謁見した。

 

とぐろを巻いた蛇の台座に佇む石像は側によるとより大きく、威圧的に感じる。しかし一行の誰も……あのアリスでさえ気圧されることはなかった。

 

そんな中、ふとシルヴィアが気付いた。

 

「ほう? もしや瞳に埋め込まれているのはエメラルドか?」

 

「ん? どれどれ……へー、俺宝石って初めて見たな」

 

彼女の言葉を受けたからか、緑炎に照らされた瞳の宝石が怪しく光る。

 

石像の大きさもあり、瞳の宝石はとてつもないほどに大きい。もし仮にあれを持ち帰ることができたのなら、一生遊んで暮らせるだろう。……無論、その辺りをここを作り出した英雄が考えていないはずなど無いので、何かしらの対策はしているのだろうが。

 

だが、幸いにもそんな俗物的なことを考える者はこの場には居ない。強いて言えば、アリスが恐怖や警戒も忘れて、厳かな雰囲気も合わさった宝石の美しさに見惚れているぐらいか。

 

それに気づいたギルバートにいつものを喰らい叱られたアリスを横目に、レイとシルヴィアはすでに気持ちを切り替えており、辺りを探って調べに入っている。

 

しかしそれも、突如聞こえてきた声を聞くまでだった。

 

 

 

《我が後継を望む者よ》

 

 

 

その声が聞こえた瞬間、レイ達は互いに背中合わせとなり周囲を警戒する。四人の死角のない視界にはしかし、特に異常は見られない。

 

それでも何が起こってもいいように瞳を忙しなく動かし、感覚を研ぎ澄ませて僅かな異変も察知できるようにと一瞬でも気を緩ませない。

 

そうして警戒を続けるレイ達に、頭上より再び厳かな声が掛けられる。

 

《ここは真に我が後継ではない者、しかして我が後継にふさわしき者をふるいにかける試練の間》

 

一斉に顔を上げる。そしてレイ達が見たものは、瞳の宝石より光を放つサラザール・スリザリンの石像だった。

 

そして、石像は自身を見上げる来訪者……いや、挑戦者に対して。

 

《ここに至る智謀を見た。ここを開く確かな血筋を見た。ならば……》

 

告げる。

 

 

 

《最後に、我が後継にふさわしい武勇を示せ》

 

 

 

その言葉を最後に、宝石は光を無くして石像は沈黙する。そして……。

 

 

 

カタカタッ。

 

 

 

代わりに硬く、しかし軽さを感じる音が神経を研ぎ澄ましていたレイ達の耳元に微かに届く。そして全方位を分担し警戒していたレイ達は、すぐさま音の鳴った方へと身体を向けた。

 

それは石像が向いている正面、その奥から聞こえてきた。

 

しかし見渡す限り、揺らめく緑炎が照らし出すこの神殿のどこにも未だ変化は見られない。だが……。

 

カタ、カタカタカタッ。

 

その音はたしかに、そして徐々に大きさを増していき、次第にその音は白の残骸の至る所から木霊するように鳴り響く。

 

鳴り止まぬ骨と骨が擦れ合う不協和音。それとともに、敷き詰められた白の残骸が揺れ、その振動がさらに鳴り響く音を加速させる。

 

それはレイ達に最悪の未来を思い起こさせる序曲のようであった。

 

その序曲とともに、彼らの警戒が頂点に達したその時……それらは白の残骸より顔を出した。

 

積もる骨が崩れ落ちる音が彼方此方から出でる。

 

無数の人の成れの果て。それらが敷き詰められた水平の上に現われ出でたそれらは、白の戦士達であった。

 

バラバラであったはずの骨片が人の形を取り戻し、同じく人骨を作り変えた武器を携えて、彼らは次々と地上へと這い出てくる。その数は勢いを増して増えていき、擦れ合う音や振動が鳴り止む頃には、地上に白の戦士の小隊が骨を鳴らしてレイ達一行を待ち受けていた。

 

その圧倒的な威容を前に、レイは背中に冷たいものを感じながらも好戦的に口角を吊り上げる。

 

「おいおい。俺達は別にあんたの後継なんてクソほどどうでもいいんだけどよ……」

 

「これは腕がなるなぁ、レイ」

 

「全く、こんな時でも余裕なシルヴィが羨ましいよ」

 

「ふふふっ」

 

シルヴィアは優美な微笑みを携えているが、その瞳にはこれから開かれるであろう戦端に心踊る様が見て取れる。その姿はまさに戦女神と言うに相応しいだろう。

 

そんな彼女であったが、どうやらようやっと最愛の友とともに戦えることが心底嬉しいようだ。

 

「い、いいいっぱいいますね……」

 

「怯えるな泣き虫。貴様は訓練通りレイとシルヴィの後ろで杖を振っていればいい。仮にあれらが二人を抜けてきたとしても俺が仕留めてやる」

 

「は、はいっ」

 

目の前の白の威容に気圧されそうになるアリスを、ギルバートが叱咤して背中を押す。それによってアリスは自分の友達の強さを思い出し、気合いを入れ直して真っ直ぐに白の戦士達を見据えた。

 

「聞いての通りだ。レイ、シルヴィ、お前達は前衛で好きなように戦え。アリスと俺がサポートする。ただし、くれぐれも俺の射程圏から出るなよ。防護呪文が届かないからな」

 

「おうっ!」

 

「了解だ」

 

ギルバートは目の前の戦士群を目にしても顔色一つ変えずに、冷静に状況を把握して指示を放つ。前衛を身体能力の高いレイとシルヴィアに任せ、今回の敵に対して有効打がなく、かつ初戦闘で腰が引けているアリスに二人の攻撃のサポートと自身の防護を任せる。

 

そして自身は後方で前衛の二人を防護呪文で守りながら、隙を見て魔法を放ち敵を打ち倒す。これは『秘密の部屋』の探索を決めてから四人で訓練した、前衛と後衛の戦闘配置を基として瞬時に考え出した陣形であった。

 

レイ達がすぐにY字に戦闘配置に着く。ギルバートは自身の目の前で意思と心に反して身体を震わせるアリスの背後へと声をかける。

 

「アリス」

 

「は、はいっ!? なんでしょうか!」

 

突然声をかけられたアリスは思わず上ずった声で返事をしてしまう。気合いを入れ直したにも関わらず、自分が未だに恐怖で身体を震わせていることに叱られると思ったのだ。

 

そんなこともあって、なかなかギルバートの顔を見ることも出来ない彼女であっただが、予想に反して彼の口から叱責が飛ぶことはなかった。

 

「……俺の守りは任せたぞ」

 

「っ!!」

 

頭上から雷が落ちたかのような衝撃がアリスを貫く。その正体は……信頼。今もなお恐怖に震える臆病な自分に対して、あの孤高の秀才が全幅の信頼を寄せてくれているという事実。

 

不意打ちのようにその言葉を受けたアリスは、色々な感情がごちゃまぜになってしまい泣きそうになってしまった。

 

しかし今はそれどころではないと袖口で目元を雑に拭い、ギルバートの信頼に応えるように大きく返事を返した。

 

「はいっ!」

 

笑顔さえも浮かべる余裕を取り戻したアリスの身体はもう、震えることはなかった。

 

そんな二人のやりとりを尻目に見ていたレイとシルヴィアは、お互い顔を見合わせて苦笑した。そして一つ頷き合って両者とも前を向く。

 

四人全員の戦意が万全となるまで、なぜか手を出すこともなく骨を鳴らすだけで待機していた白の戦士達もその暗い眼孔に隠していた戦意を曝け出していく。

 

それを肌で感じたレイ達は、迎え撃つように自分達も戦意を滾らせる。

 

チリチリと、焼け付くような戦意のぶつかり合いが両者の間で弾け、遂には神殿を燃やさんとするかのように戦意が神殿内を焦がす。

 

そして……焼け付くようだった戦意は両者の散らした火花によって弾けるように燃え上がり……。

 

「行くぞぉ!」

 

レイの咆哮を合図に、蛇の神殿にて白の戦士達と四人の挑戦者は激突した。




次回、グリフィンドールの剣。
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