アニメ第九話、見ました。
個人的には何と言っても、光君が寿也パパさんとキャッチボールをするシーン。漫画にはなかったので、大変不意を突かれました。
そして漫画とは違い、結構試合に来ることに乗り気な感じを出す光君。
また、大吾は泉姉ちゃんの練習試合を見るとかいうイベントまで起こりました。
なんだか少しずつ、展開が変わってきている感じで、これからどうなっていくかどうか、本当に楽しみになってきました!
とうとう次話からは試合編ということで、盛り上がってきましたね。
そしてこの小説は、GW大会の試合になっています。
少しテンポアップするためにダイジェストっぽくなっていますが、そこはご容赦を。
では、どうぞよろしくお願いします。
これまでとこれから
あの後の、才京VS東斗。
道塁ちゃんが野球をやっている、更にはエースであるという事実を知り、驚愕する俺をよそに試合は進む。
両チームエースの素晴らしい投球に、点が入らない流れが続く。
しかし三回の裏、ワンナウトから打者が一番に還り、そこから東斗が力を見せる。
センター前ヒット、送りバント、レフト前ヒット、センターオーバー二点タイムリーツーベースヒット。
更に5番打者がレフトフライで凡退後、6番のセンター前ヒットで三点目を挙げる。
この後、試合は再び膠着状態に。
才京のエースは、ランナーを出しながらも粘り強く得点を許さない。
そして道塁ちゃんは、相手に二塁すら踏ませない完璧なピッチングを続ける。
だが六回、とうとう才京の反撃が始まる。
9番に座るエースの打順に代打が出され、その選手がツーベースヒットを放つ。
その後、ライトゴロでの進塁、そしてスクイズで一点を返す。
ツーアウトとなり、反撃も終わるかと思われたが、ここから3番のセンター前ヒット、4番のセンター前ヒットでチャンスを拡大すると、東斗のバッテリエラーが出て、一点を追加する。
その後のピンチは抑えるが、3-2で最終回の攻防へ。
そして。
ここまでほぼ完璧な投球の道塁ちゃんに、とうとう疲れが見え始める。
先頭は抑えるも、その後フォアボールを二連続で与えてしまう。
いったんタイムを挟み、次打者を三振に抑えてツーアウト一、二塁に。
続くバッターは1番打者、今日四回目の打席。
初球の甘い球を逃さずに捉え、二点タイムリースリーベースヒット、逆転打。
2番はレフトフライで、最終回の裏の攻撃へ。
だが東斗打線、前の回からマウンドに上がったスローボール主体のピッチング、いわゆるイーファスピッチをする左投手の前に三者凡退。
こうして試合は、才京の4-3での勝利で終わった。
ちなみに、試合後道塁ちゃんに会う、というようなラッキーイベントは起こらなかった。
そして、一方の俺たちの成績は、というと。
間宮と大屋を中心とした投手陣は一試合平均二失点の安定感。
切れ目のない打線は、平均六得点と絶好調。
大会前に目標としていた、四回戦進出を達成。
そして四回戦では、あの才京レンジャーズと対戦。
息まいて臨んだ試合だったが。
エースとして登板した間宮が、初回一挙に五点を失う大誤算から、試合の幕が上がり。
三回に二点、四、六回に一点ずつを返した打線の奮闘も空しく。
結果として、7-4での敗北。
ただ、負けの中、良いこともあった。
それは、二番手として登板した大屋のピッチングだ。
二回の表。間宮が初回に続けて打たれ、一失点した後。
更に、ワンナウト二塁とされた場面から代わって登板した大屋。
このピンチを、二者連続三振で抑えると、次の回からも毎回奪三振の好投。
五回表ツーアウトまで、一人のランナーも許さない投球を見せる。
その後、六回に一点を失ったものの、最終的に八奪三振という結果を残した。
この試合後、大屋はチームのエースとなり、間宮はショートのレギュラーになった。
元々九人いたこの学年だが、ショートの枠は、間宮が投手の時は五年の五味が守っていたので、普通に考えても、結果を見ても、こちらの方が良いように思えた。
GWの間行われていた大会も終わると、俺たちは再び日常へと戻ることに。
ちなみに、最終的にこの大会は、才京レンジャーズが優勝した。
道塁ちゃんのいた東斗は4-3で、俺たち鹿瀬は7-4で負けたわけだが。
ここで気になるのが、東斗と鹿瀬はどちらが強いのか、だ。
得点では勝っているが、失点では向こうが上だ。
だが、今のこちらのエースは、相手を一失点に抑えた大屋。
正直に言えば、勝てる自信はある。
俺たちは県が違うため、なかなか大会で会うことはできないのだが。
もちろん対戦するチャンスはある。
それは、全国大会。
各県で予選が行われ、優勝チームは八月中旬に開催される全国大会への出場権を得る。
先の試合を見た限り、東斗ボーイズはかなり強いチーム。
きっと勝ち上がってくるに違いない。
だから俺たちも絶対に勝ち上がって、彼らと対戦したい。
また、才京レンジャーズへのリベンジもしなければならない。
そのためにも、負けられないというわけだ。
ただ、県大会での優勝は、かなり困難ではある。
基本的に戦っている市の大会よりも規模の多い県大会では、もちろん強いチームも沢山出場する。
でも、負けたくない。負けるわけにはいかない。
負けた才京レンジャーズへのリベンジ。
そして、道塁ちゃんのいる東斗ボーイズと戦うために。
そのためにこれからも、練習に励むのみだ。
はい、こんな感じで。
ここで、彼が何故トラウマであるはずの道塁と会いたがっているのかについて、蛇足かもしれませんが、とりあえず言及しておきます。
まあ簡単に言うと、克服ですね。道塁ちゃんという壁を越えたいんです。
果たして彼は、トラウマをしっかりと克服することが出来るのか。乞うご期待を。
では、今回はこのあたりで。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
※11月10日18:20、一部分を修正致しました。
ストーリー本筋には関わり薄いので、お気になさらず...。