俺の名前は。   作:kwhr2069

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どうもこんにちは。アニメ第十話、見ました~!
先週自分が色々言ってましたが、なんだかんだで、光君は試合には来なかったようですね。

ただ、今話での注目はやはり主人公大吾君の頑張りでしょう。
たくさんやらかして、落ち込む大吾君。しかし、睦子ちゃんの励ましを貰ったり、姉ちゃんの試合の時の様子を思い出したりして、自分のやるべきことを見出しましたね。
姉ちゃんの練習試合を見るというアニメオリジナルイベントの発生で、そのあたりの大吾君の発奮がより納得できるような気がしました。

そして、最後のシーン。あの状況から、果たしてどういう展開になるのでしょうか。楽しみですね。

では話は変わりますが。
この小説もしっかりと進んでいこうと思います。よろしくどうぞ。


第十話

夏の始まり

 

「…皆。明日からはとうとう大会が始まる」

 

 季節も移り変わり、夏、本番。

 

 明日から始まる大会に向けて、キャプテンとして大会に向けて決意を述べる。

 なったばかりの頃は色々と大変だったが、最近ようやく慣れてきた感じがする。

 

「皆知ってるとは思うけど、一年の中でも一番大きな規模で開催されるのがこの大会だ。

 だからもちろん、強い対戦相手と当たることもいつもより多いし、キツイ試合になることもあると思う」

 

 いったん言葉を止めて、チームメイトを見渡す。

 

 皆、真剣な眼差しだ。

 絶対に勝ってやるという強い決意が、伝わってくる。

 

「でも俺は、自信を持って言える。俺たちは確実に、強くなってるって」

 

 そうだ。

 俺たちはこれまで、日々熱心に練習に励んできた。

 

 努力は、必ず実る。

 

「だから、自信を持って戦おう!俺たちらしく、ひたむきに!」

 

「「おう!!」」

 

 

 

 そして。大会初戦。

 スタメンはこんな感じで、試合が始まる。

 1番 サード    牧篠

 2番 ショート   間宮

 3番 センター   柳沢

 4番 レフト    筒本

 5番 ファースト  内樺

 6番 ライト    糸魚川

 7番 ピッチャー  大屋

 8番 キャッチャー 森戸

 9番 セカンド   菊地原

 

 

 こちらの先攻で始まったこの試合。

 

 初回から二点を取って先行する流れ。

 さらに三回、打者一巡する猛攻で五点を挙げる。

 また、四回に一点、六回に三点を追加。

 

 そして、エースの大屋は6回10奪三振で、無失点。

 

 結果として、11-0で六回コールド勝ちを収めた。

 

 

 その後。

 勢いに乗った俺たちは、順調に勝ち続けた。

 

 何よりも、エース大屋の素晴らしく安定したピッチング。

 特にすごかったのが三回戦。

 初回のエラーとヒットしか相手に出塁を許さず、一安打無四死球完封勝利を挙げた。

 

 打撃の方で、とりわけ目立っていたのは3、4番の柳沢、筒本。

 各試合、どちらかがホームランを必ず打つ、という感じで、大活躍。

 ちなみに二回戦では、5番内樺も含めての、三者連続ホームランもあった。

 

 また、それだけではない。

 鹿瀬のセカンドを守る、唯一の女子、菊地原美涼は、華麗なグラブさばきとその守備位置取りの良さから、好プレーを連発し、なおかつエラーもゼロ。

 ショートの間宮も、投手出身とは思えないようなセンスで、何度もチームの危機を救った。

 

 そして、チームのキャプテン、俺は、というと。

 良い調子を維持し、1番として高い出塁率、またサードの守備でも、ファインプレーといわれるようなものも何度かやった。

 

 ただ、個人的に最も頑張れたのは、チームの発奮だ。

 キャプテンとして、周りに目を配り、常に元気を出すように心がけた。

 綜先輩のような、静かにしっかりと引っぱっていくタイプではなく、自分らしく、明るくチームを力づけていくことができた。

 

 

 そうして俺たちは、大会の決勝戦まで駒を進めることとなった。

 

 決勝戦の相手は、縄森(なわもり)ファルコンズ。

 

 今回、初めて対戦することになるわけだが。

 

 エースが、左投げの池。4番は、ファーストの高山。

 1番でショートの登坂が、キャプテンを務めている。

 また、2番サードの幡川慎一は、鹿瀬少年野球クラブの五年生、幡川雪菜のいとこにあたるらしい。

 

 エースの防御率が非常に低く、失点が少ない。

 更に、打撃力もほとんど穴がなく、すごく高いバランスの取れたチームだと思う。

 

 

 ただ、ここまで来たらもう、負けるわけにはいかない。

 

 皆の力で、きっと勝利をつかみ取る。

 そして絶対に、全国大会へ行ってみせる。

 

 

 両チームスターティングオーダー

  鹿瀬      縄森

 牧篠  5 1番 6 登坂

 間宮  6 2番 5 幡川

 柳沢  8 3番 4 田山

 筒本  7 4番 3 高山

 内樺  3 5番 7 角崎

 糸魚川 9 6番 9 育田

 大屋  1 7番 8 平嶋

 森戸  2 8番 1 池

 菊地原 4 9番 2 若宮

 

 

 試合は、両チームエースがそれぞれ力を見せつけるような展開から始まった。

 

 先攻は、鹿瀬少年野球クラブ。

 池は、内野ゴロ二つと見逃し三振で抑える。

 

 一方の大屋は、縄森ファルコンズを、三振二つと内野フライで抑えた。

 

 

 その後も、両投手の実力が遺憾なく発揮され、試合は膠着状態ですすむ。

 

 先制点を取った方に、確実に試合の流れが傾く。

 誰もが、そう感じていた。

 




縄森ファルコンズのメンバーは、鹿瀬少年野球クラブの面々と同じように、プロ野球選手の名前を冠されており、すごく強いチームです。
はたして、鹿瀬少年野球クラブの運命やいかに。

ということで、短いですが今週はこのあたりで。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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